想定を遥かに上回る大傑作。
死ぬための戦争ではなく、生きるための戦争。
お見事。
ジャズという生き物を通して描く情熱の映画。内臓をめくりあげるほどに生き様を晒した先にある世界。その音楽の無限性を表現したアニメ演出に新たな映画の可能性を見る。奇しくもアニメ映画という同じジャンルで、ス>>続きを読む
ありがとう。本当にありがとう。
震えと涙が止まらない2時間。
この映画の選択は全てが正解です。
傑作。
"タイムループ"は人生を教えてくれる。
ドルビーでの鑑賞直後。この名作をこの映像で見られて感無量。規格外の映像体験。
面白い映画であり「面白い」を描いた映画。軽妙な騙し合いを連想する予告編だが、良い意味で詐欺。出版業界に留まらず、現代のビジネス社会を象徴化した社会派娯楽作。このくらいのデフォルメは大いに結構。
本作>>続きを読む
「ホームレス」ではなく「ハウスレス」。自らの意思で家を持たない暮らしを選んだという自尊が込められているが、本作の主人公の場合、実際は生活困窮ゆえの選択だろう。「アベンジャーズ」が華々しく公開されていた>>続きを読む
鑑賞中、切に願うのはこの家族が幸せになってほしいということ。
アメリカの田舎に越してきたアジア系移民の家族の話という、事前情報通りの映画だったけど、こんなに親密に思えるなんて。。。自分は空間を超え、時>>続きを読む
日本公開を楽しみにしていた1本。予想の斜め上をゆく壮絶さに言葉を失う。
つい14年前の話。アメリカとタリバンが中東でバチバチにやり合っていた頃。今も昔も世界最強のアメリカだが、本作で描かれるのは、攻撃>>続きを読む
「道を極める」を書いて「極道」。その語源は仏法の道を極めた人、という僧侶を称する言葉だったらしいが、江戸時代になって今の「ヤクザ」と同義な使われ方になったらしい。「極道」の漢字だけ見れば、本来の語源で>>続きを読む
西川映画にいつか出てほしかった役所広司と太賀が同時にメインキャストとして参加した本作。公開を心待ちにしていたが、予感は的中。やっぱ傑作だった。
たぶん、もう1回観に行く。
元殺人犯の男が刑期を終えて>>続きを読む
8年越しに待った渡部亮平監督の商業デビュー作だ。その年の私的日本映画ベストであった監督の前作「かしこい狗は、吠えずに笑う」。鑑賞後、監督の才能に惚れこみ、監督のフェイスブックに賞賛のコメントを寄せたら>>続きを読む
自分がウォッチしているアメリカの映画レビュアーが、昨年のベストに挙げていた本作。ありがたいことに近くのシネコンで上映してくれていた。で、見た結果、玄人好みの映画といえ、映画秘宝よりもキネ旬に刺さると思>>続きを読む
震えた。
戦慄と感動が同居する、こういう日本映画を待っていた。隣国、韓国映画のお株を奪うようなミステリー映画の傑作だ。ざっくり抽象的に本作を褒めると、映画化すべき原作小説を、これ以上ない最高の形で映画>>続きを読む
ニワカが見た「鬼滅の刃」の映画。
主人公をはじめとする鬼殺隊の面々が、「夢」を操る鬼と戦う話。原作漫画を追っている20代の同僚に聞けば、原作で描かれている内容だが、アニメ化までには至らなかったエピソ>>続きを読む
誰にでも起こりうる特別でない話を、ここまで胸に響くドラマに昇華させてしまう韓国映画の強さ。本作をフェミニズム映画と定義することに自分は反対で、男性側も大いに共感できる。家族を持つという人生について想い>>続きを読む
ようやくの日本公開に拍手。アメリカと中国、2国間のカルチャーギャップを、家族愛に絡めた秀作ドラマ。アメリカで暮らす移民の人たちには2つの故郷がある。血縁関係のある親戚一同が住むのは生まれた側の故郷、本>>続きを読む
所詮、BL好き女子を狙った映画と斜に構えていたが、見事に正面から打ち砕かれた。
異性愛と同性愛。2つの世界の境界で揺れ動く「流され侍」。描かれるのは愛の不条理だ。これは効いたわ。。。。
超えてはなら>>続きを読む