宇野雷蔵さんの映画レビュー・感想・評価

宇野雷蔵

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

タランティーノ、帰還。

といった感じ。非常に嬉しい。
そして、俳優の光と影、ハリウッドの黄金期、シャロンテート殺害事件など時代を反映しながら「あの時〜だったら」というどうにもならない切なさがたまらな
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オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

神の啓示か妄想か。
信じるものを遂行することの大切さを学んだ。


諦めたゲイリー。神がゲイリーを呼び戻す声で幕は閉じる。
「ゲイリー、、、ゲイリー!!」
このカットで妄想で終わるはずの出来事に神の存
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

たまにある「タラちゃんに付き合わされている感」の映画。
でも、それが良い。
「仕方ねぇなぁ、付き合ってやるよ」ってなる。上から目線だけど。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

ヒース・レジャーの好演。
「お前が、俺を完璧な存在にするんだ。」
バットマンは永遠にジョーカーを殺せない。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

ドーナツを食べるマルコの顔が忘れられない。辛さよりも、あの笑顔が印象に残る。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.6

ラブに溢れた作品。
終始、ニヤニヤしながら見ていた。「いいなぁ、いいなぁ…」って感じ。
1日1日を幸せに生きられる気がしてきた。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.4

ホーキング博士の実体験をもとに描かれるストーリー。
花火のシーンの美しさに心を奪われる。

かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

4.0

子供の頃に何度も読んだお気に入りの絵本。
そのキャラクターたちが動いていた、感動。

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

こんな先生や仲間に出会えたらどんなに幸福な人生になるだろう、と羨んでしまう。
大人から見ればなんてことないものも、子供にとっては密かな幸せになるものがある。それは、苦悩も然り。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

ステイタスの違う二人が出会い、意気投合し…というありきたりなストーリーラインではあるけど、やっぱり王道は良い。
ブラック⇆ホワイト、リッチ⇆プアー、長年の人間社会の遺恨といいうか、問題というか。テーマ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

自分の内側をのぞくのは怖い。真実とはいつも怖く、例えば、僕たちの「死」の概念は真実であり、けれど僕たちはその真実をのぞこうとしない。
「自分は女じゃない」または「自分は女なのかもしれない」
エディが
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テッド 2(2015年製作の映画)

4.5

「汚い」の最終形態みたいな感じ。
テッドがふと見せる寂しそうな顔は、心にキュンとくるものがある。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

就労に苛まれる人々の話。
一人の人間として、社会の一員としてこの問題について考えなければならない。

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.0

なぜかこういうシュルレアリスムのような作品に惹かれる。
惹かれて、見て、やっぱり面白い。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

5.0

馬鹿馬鹿しい、愚かで、でもすごく美しい。
現実とか幻想とかどうでも良い。挿入歌もセンス抜群。
新時代の映画って感じ。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

愉快な二人の愉快?(ちょっと悲しい)珍道中。
差別は主義や歴史ではなく、マジョリティが形成する空気なのかもね。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.0

「オイディプス王」のパロディ。
それだけあって、なぜか少しポップに見える。
パロディとは何か。

黒い十人の女(1961年製作の映画)

3.8

十人の女の愛、いがみ合い、助け合い…
ダークな話かと思いきやとってもポジティヴ。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

-

「チープ×チープ=崇高」の公式を生んだ迷作。
映画は面白いと改めて思わせてくれた逸品。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.9

黒人社会と称されるものの発端?というか所以?というか…とにかく「差別はダメだ」ということではなく、その社会の中で彼らがどういう生活を送り、人間関係をどう築いていたか、よく描けていたと思う。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

B級映画のような作風。
チープに見えるが、そのチープさが内在する恐怖を増幅させる。
「もし、ヒトラーが現代に蘇ったら」というテーマから、ヒトラーのカリスマ性がよく見える。
蘇って欲しくないと心から思う
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

ゴジラを天災として描きつつ、やはりゴジラとしても描いている。
スピーディで趣深い一品。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

-

フランス映画?のような空気感。
多動症の息子と母の物語。
挿入曲のセンスも抜群。