esakinariyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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映画(244)
ドラマ(6)

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.3

暴力暴力暴力…映画的なカタルシスはなくひたすら続く暴力は観ていて決して気持ちのいいものではない。
しかしそれこそがこの映画の描きたかったものかもしれない。暴力とはそもそも何なのか?ただ通りかかった人を
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

かなり使い古された設定ではあるーー映画学校の妹は学生としても遺族としてもあまりにステレオタイプだーーそれでも惹かれるのは、練られた演出が施されているからだろう。
しかしいきなりAVのモザイク処理からの
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.6

子どもがジェイミーと同じくらいになったら観せたいし、また自分でも観たい。そう思ってしまうのは親と子ーーそしてその周りにいる3人の目線までーー両者の目線で描かれているからだろう。
しかしルームシェアとい
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.4

斉藤和義でなくてスーパーカーかくるりならどれだけ良かっただろう?クライマックスなだけにその選曲は惜しまれる。それでも湯浅政明の演出は変わらず魅力的なのだけど。たとえそれがあの偉大な監督と同じ人魚をモチ>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.2

どこかの誰かじゃなくて、目の前の誰かと向き合いたい。それが凡庸のはじまりであったとしても。本当は新しいはじまりでもあるのだから。

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.6

大人になると知識や見識を深めることは出来ても、学生時代のように自己形成にまで影響されるようなことはないんだろうな。だからこのただただバカ騒ぎしてるだけのような大学入学までのたった3日間も、ディスコから>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.4

やっぱりウディ・アレンが好きだ。『夢は夢』と言いながら、ウディ・アレンの映画にはいつだって映画らしいロマンと夢、そしてそれらを彩る音楽が詰まっている。それは今ではほとんど観ることが出来ないものだ。だか>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.3

無知による偏見が恐れを作り、分かり合う可能性を無くし、争いを産み出す。それはかなしいことに、進化の過程から変わらない真実なのかもしれない。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.2

セリフと演技に頼り過ぎな上に、画の切り撮り方もテレビドラマ的で、肝心の問題提起も最近では決して珍しくない上に、焦点を絞り切れずに回収出来ていないのも残念。是枝監督の新境地には間違いないんだろうけど、や>>続きを読む

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

3.2

これは誰の話だろう?引きこもり?そう思って笑うのが一番いいのかもしれない。しかし彼は家の外には出ている。それもかつては何でも揃う、外に出なくても一生ここで暮らせると謳われた団地から出てないだけだ。それ>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.2

普通に『ラヂオの時間』を思い出した。特に期待値が高かったわけではないけど、しかしあまりの評判の良さに斬新なものを想像していたら、むしろかなり古典的な展開で…確かにロックも何度も死んでは生きかえる、それ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

いきなり歌い出すミュージカル映画は苦手だ。だから冒頭でそれが始まった途端にああ、苦手な映画だなと思ったのだけれど、カットを割っていないことに気づいたときにはすっかり魅せられていた。しかも冒頭でそう見せ>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.9

圧倒的に蒼い。最早、好きとか嫌いを超えてこの青臭さは凄い。もちろんジョージ朝倉の原作自体が青臭いのだろうけど、それをこれだけ色や炎を意識した圧倒的な映像で魅せてくれたのだから、これからを期待しないわけ>>続きを読む

ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.0

流されず、嘘つかず、正直に、自分の感性を信じて、おいしいものはおいしいって言いたい。簡単なことじゃないけど…

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

-

敵は怪物なのか、それとも先に攻撃を仕掛けた人間こそが怪物なのか?しかし敵を怪物に見立てて、民衆を煽り戦争が繰り返されて来たのは間違いない。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

-

うーん...好きになれない。何でこれがこの年の賞を軒並み総なめしたのか...確かに映像はきれいだし、音楽もいいのだけど、保守的なアメリカが背景にあるから、背徳感まみれで基本暗い。でもだから美しいんだみ>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

-

後藤がT-1000にしか見えなかった。と思ったら、そもそもキャメロンがT2撮るために原作の権利を買っていたと知って納得。そう思うと、エンタメ作品としてはよく出来ていた。

キッチン(1989年製作の映画)

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原作読んだばかりだったから、あれ、こんなに違うんだと驚き。川原亜矢子からして違う!と思ってしまうけれど、内容もかなり脚色されているし、アフレコは多いし、棒だし、そこにさらに森田芳光的な独特な演出まで加>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

2.9

取り敢えず音楽がずば抜けてダサかった!狙ってやってるのかと思ったら、そうでもないみたいで、園子温の音楽センスのなさにびっくりしてしまった!演出も三池崇史か白石和彌と言われればそうかもしれないと思うくら>>続きを読む

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

3.7

本物の夫婦なのか?それとも贋作なのか?それは見方によって変わるという、まさに映画の中の問いがそのまま観客に向けられる。これが本物の映画と思うか、贋作と思うかさえも、それはわたしたち観客次第だ。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.2

戦後まだ10年も経ってないからか、あまりに社会派過ぎて、エンタメ性は薄い...でもだからこそ、以降の作品がエンタメ性を追求出来たのかもしれない。それにしてもゴジラのつぶらな瞳が可愛すぎる(笑)

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

-

余韻に浸っていたい...そんな映画だった。しかし、明らかにトランプ支持者らしい典型的なアメリカ人が、まさかこんな結末を迎えるとは思わなかった。イーストウッド自身もトランプ支持者だったことを考えると、そ>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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相も変わらず岩井俊二お得意の嘘を紡ぐファンタジー映画なのだけど、思えば多かれ少なかれ人は嘘をついて(自分を隠して)生きているのだから、胡散臭い安室(綾野剛)は意外と自分自身かもしれない。だからこそあの>>続きを読む

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.5

家族って何だろう?親になるって何だろう?兄弟って、夫婦って、親って、主って何だろう?