Alllyさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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寝言についての会話が印象的
愛があっても届かない領域があって
そこには言語の壁や価値観の違い、育った環境の違いがあって
小さい頃を知ってる関係性には勝てる訳ないよねのアーサーの寂しさと不安と優しさに泣
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

光の差し込んだ朝がやけに心地よくて心から外に出たいと思えた
シネコンに行くのは億劫だったけれど必要としていたんだなといつも映画を見終わると思う
その時を生きるために側にいる誰かや何かの関係性がなんであ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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耳が聞こえない彼女が主役だけどこの映画の主役は音だった

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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7年と半年振りに。
当時は20代で1人暮らしも結婚も離婚も経験しておらず、映画を通してこの先待ち受けている人生の地獄と同時に30代を迎えてからの友人や人との出会いと関わりに希望を持つこともできた。だけ
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バービー(2023年製作の映画)

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死ぬほど泣いたしユーモアセンスもテンポも大好き

男性とか女性とか大人子供親とかとか
立場やボディ関係なく個人で対等だから
承認欲求で満たすわけでなく自分自身で承認してあげていいよね、ほんとに、ありが
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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かなり身構えてもうそろそろ観ても大丈夫だろうと思って寝れない深夜に見た。
ここまで極端に共通点があるのも怖いし、それだけで盛り上がる気持ちもわかるが逆にお互いの好きなものを知りすぎていて広がらない2人
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

5.0

自分が人にしんどいことを話すことで相手を傷つけるかもしれない、と思うのは話を聞くことで傷ついたことのある人が気づけること。
普通に生きてていつ傷つくかわからない、生きているだけで誰かを傷つけている可能
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

5.0

全身でポール・トーマス・アンダーソンの映画を受け止めたいがあまりにも多幸感すぎて受け止めきれないくらい最高で幸せで爆発しそう!

まじで映画館で映画みるの、何年ぶり?
映画大好きじゃん私。笑っちゃう。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

5.0

ただ実写化しただけじゃない、とっても愛があってわかってるなぁぁって思う映画!

メジャーどころのポケモンばかりでてくるわけでもなく、あ、あそこにあの子が!っていう発見もあったり、ねんりきとかホネこんぼ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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ほぼフィックスで日常をただ映す

女の私にとってはかなり厳しい現実でしかなく
アホほど胸糞悪くなる、というよりクソ男どもがクソすぎたけど
今も昔もきっと女性の扱いはあまり変わらないかもしれないな、と思
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ウォーリー(2008年製作の映画)

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宇宙で楽して暮らす未来の人間の姿
なんでも自動だからみーんな太って歩く機能すらもないってものすごい皮肉

ウォーリーが手を繋ぎたがる描写がまいっかい可愛いしアホほど泣いた

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.5

じいさんの頑固さと子供の素直さ
過去よりも今!

実際ロケ地に行くチーム凄すぎましたね。あんなトレッキング怖すぎる、情熱だね。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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パイを食べるシーンが本当に素晴らしかった。
何も考えられない時とか、そういう時こそ何か口にしたりって本当にリアルだと。
食べ続けてゲロ吐きに行く、生きているものと死んでいるものの対比。

事故前夜のベ
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

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前作はまだ未見。

自分の夢を見つけた子供が、家を出て一人暮らしに(しかもスラムに)旅立つのを見送る親の気持ちを体験させられたような気持ちになりました。
ラルフの自立と、ヴァネロペの自立。

インター
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

5.0

動く、走る、もつれる、バタバタと手足が動いて感情を爆発させて予想もつかない展開にもっていく。
演出者はとても満足げに笑い、演者はとても楽しそうに舞台をやり切る。

ラストのステージなんて笑いが止まらな
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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人生を2時間で描くのはどうしても無理があると思いました。
もくじだけ読んで、最後の章だけしっかり読んで、あー感動したーみたいな、そんな感じ。

人生描くのであればもっともっと必要なシーンだったり演出が
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アイ・アム・タレント(2016年製作の映画)

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南アフリカのスケートパーク、8歳からホームレスの彼、プロからの誘いとカリフォルニアの街。
このドキュメンタリーはスケーター繋がりじゃなくて、彼を気にかけた女の子の友達が撮ったドキュメント映画で、なんか
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5

1シーン1シーン手縫いのオートクチュールのように丁寧に撮られた映画は小さなファンタジーのようでした。毒キノコってのがまた原始的。
この映画の質感がすごく上質で、見た後数日経ってからあの体験は至福だった
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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なんといっても原題が素敵。

メキシコの文化をメインに、流石なビジュアルとポップさで物語が進む。
インサイドヘッド同じく、覚えては忘れてしまう記憶の大切さであったりとか切なさとか、全てに繋がりますが家
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グロリア(1980年製作の映画)

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朝からスクリーンでジーナ・ローランズはお腹いっぱい、実は初めて見たグロリア。ジーナが愛について悩まないの、なんだか珍しい。

泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

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雪景色の青森、壮大な初めてのお使い的な、男の子(タカラくん、と実家族を起用してました)のポートレイトのような作品。
ザクザクと雪の中を歩く姿とか、道中出会う芝犬とか、乾燥した鼻水とか、全てにおいてもう
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希望のかなた(2017年製作の映画)

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外からきたものが、社会の外にいるものに助けられたり、他人が他人を思い他人を助ける、その重なりの美しさと優しさ。隅から隅までカウリスマキ!

麦秋(1951年製作の映画)

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縁談の相手との話を断って、急に兄の同僚との結婚を決める紀子がかっこよすぎて涙。
考えて、しっくりきた、幸福になれる気がした。その直感と実感ってものすごく大事だと思う!

嫁ぎ先に子供が居たり、東京から
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

循環するだけの毎日が、素晴らしく素敵でかけがえのないもので、鑑賞中も鑑賞後もずっと幸せに包まれていた。

パターソンに住むパターソンという名のバスの運転手をしている男は、腕時計をはめ、朝隣で眠る妻にキ
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