kjさんの映画レビュー・感想・評価

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ダンボ(2019年製作の映画)

2.0

羽をメタファーにしたテーマの表現は良いにしても、人物描写があまりに薄っぺらで表面的なものだから誰にも共感できずに終わる。展開自体は早いけど画的にスピード感があるわけでもなく、余白がないから漫然と進む印>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.5

善と悪の境界線。はっきりとしていたポワロの信念は、事件を通して揺らいで行く。
ストーリーの落とし所は好みの分かれるところだと思いますが、個人的には好きでした。クライマックスの決定的なシーンも良かったで
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

8割くらいは政治の映画ですね。

今の日本の政治というかシステムそのものに対してのdisりが全開で、前半から中盤にかけての不自然な演出でそれが前面に出されてるし、ストーリーそのものも一回全部ぶっ壊して
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

ジェイク・ギレンホールの表情で魅せる演技はやはり素晴らしいですね。それだけでも観る価値がありますが、ボクシングのシーンも鬼気迫る迫力で見応えがあります。
ただラストの決着の一撃は、演出や撮り方にちょっ
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ヒート(1995年製作の映画)

5.0

ラストシーンがあまりにかっこいい。
凄腕のギャングのボスと敏腕刑事。対立しながらもお互いを認め合い、奇妙な共感関係を持つようになる2人。その関係が導くラストはもう至高だと思います。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

5.0

ショーン・ペンの演技がとにかく素晴らしい。
親子の愛と障害の現実を真っ直ぐに捉え、重いテーマながらもバランスよくユーモアも感じられ、本当によくできた映画だと思います。
あとダコタ・ファニング可愛すぎ。
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.2

妻もなく、息子も亡くした父親が、息子が見ようとしたものを共に見るために巡礼の旅に出る。

最初はその目的のみに動き、人とも深く関わらなかったトムが、だんだんと人に心を開き、新たな大切な存在を得ていく過
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

まず光るのはオープニングの綺麗さ。
あの2人の繊細な表現と疾走感は素晴らしいです。

2人がそれぞれ抱える問題を、言葉ではなくストーリーや表情、映像で語り切り、音楽の使い方ももう最高。
個人的にライフ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.5

動こうと思った方と逆に動いてしまう。
人生も同じ。
ただただ重く見えてしまうかもしれませんが、デンジャーの存在が救いと、監督のメッセージ性を伝えてくれます。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

5.0

心情の変化の描写も音楽の使い方も最高です。
ラストシーンはもう言葉が出ませんね。

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.0

1作目がよかっただけに残念。
突然のゾンビ登場はみんな心の中で突っ込んだんじゃないでしょうかw
早めの段階で謎がだいぶ明かされてからは敵が来ては逃げ敵が来ては逃げの繰り返しで、1作目のようなヒリヒリ感
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.5

設定だけ見て地雷かな〜と思ってましたけど、ルール説明のシーンも適度だし話の運び方もうまく作られてて楽しめました

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