雷電五郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

雷電五郎

雷電五郎

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

人種差別が色濃く残る1962年のアメリカで、天才的ピアニストであるドン・シャーリーが南部を巡るコンサートツアーに運転手としてイタリア系アメリカ人のトニー・リップを雇うという実話に基づいたドラマです。>>続きを読む

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.3

錬金術師の歴史を研究するスカーレットがパリの地下にあるカタコンベ(地下共同墓地)の奥に賢者の石があると推測し、探索に向かうというホラー映画です。

まず、邦題はいくらなんでも内容から外れすぎていてひど
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

前2作は視聴済みです。

前回、コンチネンタルでの不文律を破ったジョン・ウィックが組織から追放されるラストから話が始まり、今までホテルの中にのみ存在感を漂わせていた殺し屋達の組織の一端が今作ではかなり
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

0階で盛り付けられた料理が各階に収監されている人間に振る舞われるタワーというシンプルな設定で、何故そのようなことをするのか、何のためにやっているのかは一切明かされません。

ですが、料理を盛り付けた台
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.8

落ちぶれた小説家が富山のとある町で出会った一人の男に由来するミステリーです。

小説と現実がリンクすることでフィクションなのか現実なのかという疑問が冒頭から物語の在り方を揺さぶってくる仕組みがとても面
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

友人達との集まりで偶然、男性同士のキスシーンの撮影を頼まれたマットとマックス。たった一度のキスによってお互いの中に存在する本当の気持ちに気づいてしまい苦悩する2人の物語です。

元々、幼馴染で仲の良い
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.8

リアル脱出ゲーム+デスゲームのスリラー映画です。

脱出ゲームが大好きなので各部屋にコンセプトがあり、調度品を探りながら出口を見つける過程は見ていてとても楽しかったです。この手の作品には珍しく、善良な
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チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

3.0

不用品の中から拾い上げた昔のゲームのパッケージには「クリアすれば賞金20万ドル」の謳い文句が。
生活に切羽つまっていたケイラはゲーム「カーサー(呪者)」をリブートしてみることに。ところが、カーサーを起
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃の事故により、補強として頭にチタンのプレートを入れられたアレクシア。以来、彼女は車に対して性的な衝動を覚えるようになる。
という冒頭、車の中でのやりとりでも分かるよう彼女の父親はアレクシアに対
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.7

天才詐欺師ニッキーとジェスのロマンスです。

詐欺師やスリが主人公なので最後まで騙し騙されの頭脳戦になるかと思いきや、ニッキーとジェスのもどかしい恋模様がメインで最後までニコニコと笑顔で楽しめる安心感
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.4

地上波で一度観たのですが、どうも細切れでカットされているバージョンを見てもその作品を100%楽しめるのか懐疑的なもので、3月配信終了ということできちんと見てみることにしました。

私自身は23区ではな
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

いくら腕が良くても雇われている限りオーナーの許可がないと自作の新メニューを出せないもどかしさと、料理が好きで作り続けたいから思うに任せない部分があっても我慢して仕事を続けるというサラリーマン的ジレンマ>>続きを読む

闇はささやく(2021年製作の映画)

2.9

夫が決めた田舎町への引越しについてゆく妻。しかし、新たな家には家族友人とは違う何者かの気配を感じるようになる。妻キャサリンが次第にその気配の正体へ迫ると同時に夫ジョージの欺瞞に満ちた正体があらわになっ>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.2

家庭を顧みず仕事に没頭するあまり、子供を連れ妻に出ていかれてしまった沢村刑事が、とある猟奇殺人をきっかけに事件に巻き込まれてゆくサスペンスです。

猟奇殺人にふさわしく残虐な殺害方法がもりもり出てくる
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

4.2

滅亡を待つばかりの地球へ帰還しようとしている宇宙飛行士達に現状を伝え、地球に戻ってきてはいけないことを伝えようとする1人の老人の物語です。

舞台は地球と宇宙なのでSFの体裁ではありますがヒューマンド
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.9

人気格闘ゲームの実写化作品です。

太古より互いの世界の覇権を賭け、代表の戦士同士を競わせ勝負を決していた魔界と人間界。9連勝していた魔界だが、人間界側の王者(戦士)の一族であるハサシ・ハンゾウの血を
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ザ・ターニング(2020年製作の映画)

2.3

住み込みの家庭教師の仕事を引き受けたケイトはクイン州の田舎にある豪邸で家政婦と暮らす少女フローラと兄マイルズの世話をすることになるが、毎夜なにかの不気味な気配を感じるようになり…というホラーです。>>続きを読む

ボイス -深淵からの囁き-(2020年製作の映画)

3.7

スペイン製作のホラー映画です。

改修工事をした家を販売する仕事をしているダニエル達家族は古びたとある一軒の家を新しい仕事先として引っ越してきた。しかし、息子エリックは「誰かの囁く声が聞こえる」と訴え
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.0

Netflixで前作とともに配信されていましたので続けて続編も視聴しました。

前作と同じく、気持ちよいスピード感と前作人物達の因縁を引き継いで誰が誰を騙しているのか最後まで分からないのがワクワクしま
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

4人の若きマジシャンが壮大なマジックを披露するエンターテイメント全振りの映画です。

なんやかんやと観れていなかったのでやっと視聴しました。
マジックというにはちょっと無理な気もしますが、それでも面白
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.6

同性愛者であることから教義に反すると「矯正施設」に入れられた、とある少年の告発と家族の葛藤を描いた実話に基づいた作品です。

性的指向は病気でも思い込みでもないので、まず「治療」というワードが出てくる
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物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.2

東欧ジョージアの田舎を回りながらジャガイモと町で仕入れた様々な物品を交換する男性に密着した23分のドキュメンタリーです。

金銭よりもジャガイモが通貨となる辺境の地で素朴ながらも夢を諦め貧困の中に閉じ
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.7

Netflixオリジナルのアニメ短編映画です。

セリフが全くないにも関わらず伝わる情感が豊かで引き込まれます。
なんの因果も理由もなくある日突然奪われた「幸せ」のためにお互いと向き合えなくなってしま
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.7

ナチスによる障がい者排除を描いたNetflixオリジナルの短編映画です。

冒頭の「社会の倫理観は子供の扱い方で分かる」という言葉が重いです。
T4作戦と呼ばれたこの施策によって殺されたのは大半が子供
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ウォークラフト(2016年製作の映画)

3.2

海外では有名なゲームを原作としたファンタジー映画です。

元のゲームを詳しく知らなかったのでザッとWikiを読んでみましたが、世界観やストーリーが奥深く、映画一作ではとてもすべて描ききれるボリュームで
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シングル・オール・ザ・ウェイ(2021年製作の映画)

3.2

クリスマスに実家に帰ると家族から「まだ独身なの?」と言われるのがいやでルームシェアをしている親友ニックに恋人のふりを頼んだピーターだが、という王道のラブロマンスです。

LGBTQが当たり前のこととし
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ポラロイド(2018年製作の映画)

3.2

ガレッジセールで見つけた年代物のポラロイドカメラに端を発したホラー映画です。

写真に写った者が死んでいくところから始まり、真相にたどり着くまでが比較的サクサクと進展するので短時間でコンパクトに観られ
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.7

国替え、藩まるごと別天地への引越しを命じられた越前松平家のどたばたコメディです。

部分的に奇妙な演出があった(家老の妾がいきなり歌い出す等)のは気になりましたがそれ以外は話がまとまっていて俳優陣のア
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.5

爆破テロにより母を失った少年テオと一枚の名画を巡る数奇な運命のお話です。

2時間というボリュームにふさわしく、テオの心情やテオに関わる人々の心の動きを丁寧に描いたしっとりとしたヒューマンドラマです。
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

世界的ベストセラーの翻訳として招かれた9人の翻訳者を情報漏洩防止のため、シェルターで仕事をさせていたはずが新刊の内容を流出させるとメールで脅迫がきたことにより犯人探しが始まるサスペンスです。

オチは
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.2

成績優秀なエリーがアメフトの万年補欠なポールにラブレターの代筆を依頼されることから始まる3者3様の「愛」のあり方を描いたヒューマンドラマです。

作中、冒頭でエリーのモノローグがあったように、この映画
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アイ・アム・オールガールズ(2021年製作の映画)

4.0

南アフリカで起きている児童人身売買の事件を実話を元に描いたサスペンスです。

ただ、この作品は映画としての痛快な娯楽性の一切を排除した極めてシビアで生々しく、正義のヒーローもいない、醜悪な犯罪が明日も
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

実在する芸人さんのベストセラーを元に作られたオリジナルストーリーです。
書籍の方では他人数から聞いた経験談が掲載されているとのこと、著者である松原タニシさんの体験+書籍+フィクションのホラー映画です。
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.8

金銭欲しさに闇バイトに手を出した主人公が殺し屋専用ダイナーに雇われる、というお話です。

蜷川監督作品ということで過剰とも思えるアートワークがどんどんクセになってゆく仕上がり。原作は未読ですが、良い意
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

3.5

Netflixオリジナル、家にまつわる3つの物語を描いたダークファンタジーのアニメです。

1話目「内側で聞こえて紡がれるウソ」は貧しい親子が怪しげな建築家に豪華な家を贈られるというストーリーです。
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