冒頭に描かれるどブラックな社畜物語が一番キツかった反面、一番の見どころでもあった気がするほど、肝心の本編がごちゃごちゃとしていて残念な印象が強く残ってしまった。
ゾンビ世界を俺なりに楽しんでやるぜ!>>続きを読む
エンディングの一瞬、目ぇ痛くなりますわ
謎のウイルスによって、加虐性に加えて欲望のリミッターまで解除された感染者たちが繰り広げる、考えうる限りの、尊厳と人体の破壊。地獄を地上に引き摺り出したかのよう>>続きを読む
自己愛強めのゲス卵が割れそうで割れてくれないもどかしさ。プスの冒険やキティとの関係性が魅力的な反面、この卵だけがどうも異分子だった。
全編通して可愛い。浄化される。
優しさと温かさで構成されている分、一つの残酷さが際立って胸が痛くなる。意外ときっちり伏線回収をしていく手腕は見事。見た目以上に奥深く、どんな状態の心にも沁みるおかゆ映画>>続きを読む
過激派ヴィーガン狩りの話かと思いきや、ウマそうかどうかの完全カニバリズム視点で、善悪関係なく獲物を選別する、こだわり派肉屋のお仕事ムービーだった。
街ぐるみでイっちゃってるせいか、紛うことなきソシオパ>>続きを読む
すしざんまいの右下二番目がなかなか良い表情をしておる。
未知なる力によって喫煙を阻まれるハシカンが、呪いから逃れるために調査へ繰り出す。
ホラーというよりは、長尺の世にも奇妙なテイストの内容。とにか>>続きを読む
原作を履修済みであることを前提とした作りなのか、テンポ感はあるものの、圧倒的に世界観の説明が少なく、初見殺しな内容についていくことができなかった。
ただ、蜷川監督作品で一貫されたアートワークを突き詰め>>続きを読む
一体、どこまで行く。
序盤から待ったなしな受難の連続で、終わりまで連れて行く気満々な、ジェットコースタームービー。
現実であればすぐに捕まるべき悪徳警察が主人公にも関わらず、泣き面に雀蜂相当の災難>>続きを読む
最高。とても、最高。
タバコを吸う鬼太郎父のビジュアルが出たときから楽しみに待ち、好きな要素てんこ盛りのあらすじが出たときから期待値がかなり高かったものの、それをゆうに超えていく作品でした。
PG>>続きを読む
記録
不思議の国のアリスを一層グロテスクにしたような世界観。白兎がかなり攻撃的。体調を悪くしてうなされているときには観たくない、ただ元気なときでもメンタルが歪みそうな作品。微睡の奥で観た方がすっと入>>続きを読む
はい!!(溌溂)
事故物件で撮影される恋愛リアリティショー。そこに、カルト信者が紛れ込む。
前作の真・事故物件から一年を待たずに公開された本作。制作費倍量とも謳っているように、死に招かれる人間も確>>続きを読む
水がなければ出現させればいいじゃない
島を因習ごとコピーしてしまったVRの開発チームを赤い女が襲う。
赤い女=イマジョと呼ばれる悪霊。過去があまりにも悲惨なものの、殺し方さえ、過去にがんじがらめに>>続きを読む
ダァッシュ‼︎
呪いでパンパンに膨れあがった日本人形が猛烈ダッシュで迫り来る。
あまりのデカさに余裕で視界入りするはずなのに、ステルス性能が高すぎて認識されない、暗殺者も驚きのスキル。故に、属性マ>>続きを読む
ハイヤーー!
実在するかも怪しいバニー・レークの行方を巡って、人徳のない者たちがレーク婦人を追い詰める。
はじめからバニーを映さないことで、行方不明の意味合いが変わってくるのが、設定としてとても面>>続きを読む
【記録】
エドガー・アラン・ポーを主人公に置いている分、ミステリへの期待値がどうしても高まってしまうため、その目で見ると評価は低くなってしまうが、作品の雰囲気はとても良く、ゴシックホラーな味わいが楽し>>続きを読む
謎が解け、増える。
三期への含蓄に富む、必見の作品。集大成という言葉も過言ではないほど、濃密な内容でありながら、本作を次への布石としていくところが凄まじい。人に道を示し、ある種のユートピアを授けるシュ>>続きを読む
この世で最も黒く、邪悪な絵を求めてルーブルへ。
謎も、ホラー色も、異様さも、ドラマ版の岸辺露伴と比べれば、さすがの映画化。どれもが、一つ上の濃さ。それでも、ムダに風呂敷を広げていくわけではなく、空気>>続きを読む
3DCGは違和感なく。体感はアトラクションのようで、楽しく鑑賞できる作品でした。あのシーンは最後の聖戦のオマージュだろうか。少し、無理難題が過ぎません?
霊体ミミズに喰われたっ。
ブラウン管テレビでパッと流されたりしたら、ノロイを本当に信じそうになるモキュメンタリーホラー。
これまでに観てきた白石監督の作品がどれも、遊び心を存分に含んだものが多かっ>>続きを読む
まだなのかあ
内容はおどろおどろしい、人間怖いなサスペンスではあるが、所々に挿入されるユーモラスなやり取りや演出が最後の恐怖まで連れ立ってくれる作品。
サイコパスが出てくるが、よく見られるヒャッハ>>続きを読む
ドラマは未視聴。
冒頭で、ドラマで種明かしされたであろうネタに触れる(触り程度)ため、初見でも映画視聴には問題なしかと。要素がSF的なため、こんがらがる部分はありますが。
映画一本で観るには、キャラ>>続きを読む
確かなライブ感。歌がメイン所な印象を受けたためどんなバトルになるのか想像ができなかったけれど、なるほどそういう設定でくるかと。やはりバトルへの期待もあるため、大暴れが許される舞台装置はとてもありがいし>>続きを読む
アントマンとしての作品よりも、繋ぎの印象が強い内容でした。
極彩色の量子世界は画だけでもインパクトが強く見ていて楽しかったですが(すごいスターウォーズ感でもあり)、二作目までのイメージをもって臨むと、>>続きを読む
記録
コンフィデンスマンの手口を理解しているからこそ、きっとこいつは…と、伏線度外視でキャラの裏や関係性、オチを予測してしまうけれど、そこを見越したように怒涛に畳み掛けてくる転がしよう。ドラマを通し>>続きを読む
記録
騙し合いというよりは、徹底的に騙していくスタンスが潔い。最後にひっくり返る爽快感よりも感動の側面が強く、騙すことの先にある幸せの描き方が、詐欺をテーマにした作品としては異色な感じがあって面白か>>続きを読む
ヴォエッ
初っ端からとんでもない。やさぐれサンタ。でも、そこが渋くて格好良い。それでいてオジサンのキュートな一面も描かれていて、好きになるしかないサンタ像であるのが尚のこと良かった。
内容は想像以上>>続きを読む
ブラックかよ…。
サンタのブラックな労働環境でのてんやわんやかと思いきや、話は別方向へと転がっていく。頭を使わず、気を楽に観られる作品ではあるけれど、主人公と赤いサンタにまつわるエピソードが断片的す>>続きを読む
モナリザ〜モナリザ〜
ミステリ作品から得られるとは思えないほどのカタルシスに心が浄化される最高にエンタメ性の強い作品でした。
個性の強すぎる登場人物たち全員に裏があるものだから、殺人が起こる以前から>>続きを読む
絶望。その一言に尽きる。
透き通った花のような美しさから、次第にクリーチャー化していく未知の生命体がいい具合に気味が悪い。逃げ場のない宇宙空間だからこそ起きる難題と絶望的なシチュエーションに、クリーチ>>続きを読む
何度か訪れる瞬間のためだけに。
パッケージやあらすじからは想像がつかない、最高にハートフルな作品でした。寂れた銭湯の裏の顔は死体の処理場だった、というまさに映画的で殺伐とした物語なのに、普通に人まで>>続きを読む
曜日ごとの演じ分けはさすがの技量。ただその分、もっと多く各曜日のシーンがあればと欲が出てしまう。サスペンスまでの導入がテンポ良く。そこからのラストまでもどんどん疾走していくため、設定を思うと内容の重量>>続きを読む
ゴリにちわ!!
人間というのは内面が見えるまで、どんな人物かは分からないもの。自分を過信して暴虐をふるっていても、次に相手する人間は地獄への門を開ける使者かもしれない。……というわけで、完全にイカれ>>続きを読む
最高の舞台をみんなと一緒に。
その信念を胸に創り上げる一大ステージ。
相変わらずムーンが無茶するために、ラストの盛り上がりが分かっていてもハラハラさせられる。口八丁手八丁で乗り越えていくものだから、潰>>続きを読む
そうだ、異世界に行こう。
某掲示板発祥の都市伝説、きさらぎ駅を下地としたホラー映画。とある映画作品のような仕掛けが面白く若干テンションがあがるも、オチで潰されてしまったような印象。
無理にホラー的な>>続きを読む