本当に起きた事件をもとにしているが、実際のFBIは映画のような働きをしていないという情報を事前に知っていたので半ば物語として見ていた。ただ肌が白いだけで何でそこまで傲慢になれるかと思うけど、結局小さい>>続きを読む
若干1時間と短めではあるけどかなり満足度が高かった。最初は陽キャと陰キャの相容れなさが心にキュッてきたけど中盤〜終盤にかけてまさかの怒涛の展開で目を離せなかった。まさに漫画的展開だけど嘘っぽく感じない>>続きを読む
雰囲気が「ワイルド・シングス」に似ていて木曜洋画劇場あたりでやりそうな作品。途中で大体のトリックは当たりがつくのでミステリーとしてはB級だけど事件に振り回される3枚目のデンゼルは珍しい。捜査妨害したり>>続きを読む
シェイクスピアの『マクベス』が原案みたいだけどよくよく考えたらマクベスをあまり知らなんだ。こういうストーリーなのか。
鷲津は戦には長けてるが下剋上をして天下を取るほどの肝っ玉は無いのに、物の怪の婆と嫁>>続きを読む
1979年にニカラグアで実際に起きた反政府軍による革命を舞台にフォトジャーナリストたちの活躍を描いた話…..だけど、ジャーナリストが主人公なのに所謂「報道の矜持」的なものが伝わってこないからすでに死ん>>続きを読む
「クリムゾン・タイド」と被る部分あるから観るのを遅らせたけど、法廷シーンもあるこちらの方が個人的好みだった。ボギーのパラノイア気味の艦長がお似合いだった(ラストの捲し立てのシーンは見事)。ここら辺は後>>続きを読む
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スピルバーグ版は未見なので比較は出来ないけど、ミュージカル映画だからこそネリーのどんなに逆境の状態でも光が差すのではないかと観る側は信じることが出来た。男に虐げられる人生だったネリーを、タイプは違えど>>続きを読む
「I have a dream」の演説が行われたワシントン大行進の立役者であるラスティンをクローズアップした作品で、今年のオスカーでも主演男優賞にノミネートされており、演じたコールマン・ドミンゴは確か>>続きを読む
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配信開始された時は「ジョディフォスター出てるけど水泳は興味ないな」と思ってスルーしていたらオスカーの主演/助演女優賞にノミネートされてびっくりしたので見てみたらとても面白いし感動した。元アスリートとて>>続きを読む
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知らない人はいないであろう「We are The World」の制作とレコーディングの裏側に迫るドキュメンタリー。あのMVの裏にはこんなことが起きていたとは!でもよく考えたらアメリカのポップス史みたい>>続きを読む
デンゼルとジーンハックマンの共演だけで熱い。非常事態下における極限状態で起こる艦長と副長の衝突。あきらかに艦長が頑固頭過ぎるからデンゼルに感情移入するけど間違いだと分かったら素直に引き下がる辺り軍人と>>続きを読む
列車脱線事故でただ一人生還したダンは、先天的に骨が脆いイライジャから不死身の身体を持つことを示されてヒーローとしての運命を歩もうとする。ブルースがこれまでやってきた映画的なヒーローではなく疲れ切った親>>続きを読む
ハリウッドにおける黒人映画の歴史(草創期〜70年代末)を解説したドキュメンタリー。ブラックスプロイテーションに至るまでの流れ(インディーズが一役買った)や今に至る映画サントラのセール方法、黒人映画の要>>続きを読む
昔クレヨンしんちゃんのスペシャルか何かで「川の流れにのって流れてくる合図としてケツだけ星人のしんのすけが流れてくる」というシーンがあったが、まさかこれが元ネタだったとは初めて知った。
前作『用心棒』よ>>続きを読む
実際に起きた黒人ラッパー「2パック」と「ビギー」の暗殺事件を長年追う刑事をデップが演じている。オープニングが『ナゲット割って父ちゃん』の空耳ソングだったので勝手にテンション上がったが、事件の内容はとて>>続きを読む
トムクル初の悪役という触れ込みらしく一度も笑顔見せず冷酷にターゲットを始末していく殺し屋を好演。巻き添えをくらうタクシー運転手のジェイミーフォックスの冴えない感じの醸し出し方は見事。夜のLAを舞台に繰>>続きを読む
『原潜』というクローズドサークルで繰り広げられる極限のサバイバルは絵になるし見ててハラハラさせてくれるので飽きない。が、ソ連の原潜で起きた出来事なのにソ連兵の役者は(仕方ないとは言え)全員英語を話すし>>続きを読む
内向的な性格の外国人女性イエネが、外向的な性格の日本人ミックスのマリアと出会って感化されるも、マリアは入水自殺(ネットだと「不慮の事故」扱いされてるけどあれは入水自殺だと思う)する。顔立ちが似ていたイ>>続きを読む
1937年に原作が刊行されたから犯人が誰かの見当はすぐつくし伏線の張り方も見え見え。クリスティは訳の古臭さが鼻についてあまり読んでこなかったけど「オリエント急行」といいパターンは読めてきた気がする。ガ>>続きを読む
サムネに釣られて。DSというワードを初めて知りました。こんな女上司(しかも美人)に責められるなら本望だな。展開がゆっくりなので途中ダレて半ば惰性で見てたけど最後はハッピーエンドで良かったね。
転校生ユンホンは、友人のリージャが何者かにリベンジポルノをばら撒かれたことで休学、彼女を陥れた犯人探しを始める。いわゆるリベンジ物かと思いきや、ユンホンの背景事情を知った時にそう来るか、と思った。なか>>続きを読む
バーンスタインの生涯、特に妻のフェリシアとの関係を描いているが、バーンスタインの同性愛に関する部分の深掘りがなされていないから、フェリシアとの「愛」の部分が曖昧になってあまり伝わってこなかった。フェリ>>続きを読む
ヤクザ映画でありながらどことなく軽妙な雰囲気が流れる。沖縄着いた時のまるで遠足みたいなシュールなロケバス車内をはじめ、特に中盤の浜辺のシーンは青春そのもの。そこからの抗争への場面転換の非道さがくっきり>>続きを読む
映画初監督作品でありながら既に完成され過ぎている。香港ノワールに通じる人を殺すことへの躊躇いのないドライさとバイオレンス、たけしのタガが外れまくった刑事の演技。逃走犯を見つめる子供の眼差しのカットはゾ>>続きを読む
レース映画は昨年『グランツーリスモ』を見てしまったので同じル・マンをテーマにしてるしどうかなと思ったけどこちらも十分白熱して面白かった。はぐれ者の天才ドライバーが最後「チーム」として同時ゴールに妥協す>>続きを読む
文句なしに面白い。とにかく娯楽作品を作ろうという制作側の気概を受け取った。仲代達矢演じるピストル使いの卯之助がいいキャラでお気に入りだった。三船敏郎演じる三十郎のキャラ造形(一見アウトローに見える男が>>続きを読む
去年に続き忠臣蔵映画を鑑賞。健さんの声と時代劇はマッチすることに気づいた。
単なる仇討ちではなく調略戦を主眼にした忠臣蔵なので、なぜ浅野が吉良を襲ったのか理由は最後まで明かされず(吉良自身も知らないと>>続きを読む
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SF映画の元祖として名高いフリッツ・ラングの代表作。その内容が主に支配者階級と労働者階級の衝突という当時の世相を伺わせる内容なのが驚きだった。そして、どちらが勝利するでもなく「両者歩み寄りが必要だよね>>続きを読む
前作に続き殺しはピカイチだけど生活レベルは底辺なちさまひコンビ。相変わらず面白い2人。今回の敵はプロの座を狙う殺し屋バイトコンビ。冒頭のアクションシーンを見れば絶対に叶わないことは分かるけど、追い詰め>>続きを読む
小津調ではあるもののコメディタッチなのでカラーも相まって見やすく面白く見れた。子供にとって「おはよう」とかの挨拶が無駄に見えるのはわかるけど、実際子供たちが挨拶しないだけで周りの大人が白い目で見てくる>>続きを読む
公開当時話題になっていたけど都合が合わず。コロナ禍を連想させるウイルスによる感染で暴徒化した人々。今作の売りであるグロ描写は流石にリアルでパソコンサイズの画面で助かった。結局何も解決しない(ラストの銃>>続きを読む
Twitterでバズってた「日本滞在歴のある外国人が喋る日本語」を話すラッセル・クロウが見れる作品。タバコのニコチンが有毒なんて周知の事だから特ダネにしてはネタ弱くないかと思ったら実話ベースでビックリ>>続きを読む
憎まれ口を叩く美人のジェニーと名門の家の出のオリバー。2人は惹かれあい、結婚するが残酷な運命が2人を阻む。
「愛とは決して後悔しないこと」あまりにも有名な台詞が今作から来ているのを初めて知った。この台>>続きを読む
南アフリカには人々がダイヤを掘り尽くして出来た巨大な穴があるのは聞いたことあったが、『紛争ダイヤモンド』というものがあり、シエラレオネ(ファミマカラーの国旗でお馴染み)でダイヤを巡る争いがあったことは>>続きを読む
イラク戦争の闇を息子の殺人事件を通して炙り出す。ジョーンズのいぶし銀な演技は流石。戦争というものの現実を淡々と描き出していたのでは無いだろうか。
革手袋工場を経営して美人妻を持って順風満帆かと思いきや、ベトナム戦争で思想にかぶれた娘に翻弄され残りの人生を消えた娘に捧げる。子育てに正解は無いし、子どもは大人が想像もし得ない成長をするけど、親にとっ>>続きを読む