つぐみさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

つぐみ

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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.7

「ボヘミアンラプソディ」「ロケットマン」に続く…みたいなこと予告篇で言われてたけど、前2つのようなドラマティックさを期待すると肩すかしを食らうし(ボヘミアンはストーリーはつまらなかった…と正直思ってる>>続きを読む

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.6

オラヴィみたいな、合理的でない身の丈に合わない買い物(美術商ってのがそもそもそういう仕事だとしてもよ)して、危ない橋渡って家庭を犠牲にしてるタイプにはついつい冷たい視線を投げてしまう。「仕事に生きた」>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

ソーシャルメディアでの大げさな触れ込みと散々見させられた予告編で「こんなことが起こるんじゃないかな…」と想像していたまさかの全部が的中してしまう、ある意味では予想通りで、期待はずれな一本でした…ヘレデ>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.7

ファティ・アキン監督、作風の振れ幅がかなり広くて面白い人だなと思って今回も楽しみにしてたんだけど、なかなかの地獄映画だった。
ただ底辺というにはホンカは恵まれてる、だって持ち家があるもんね。

ホンカ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

もうこれが100年前の話なのかと思うと語り継ぐ意義もわかるし、祖父から伝え聞いたサム・メンデスGood Jobなんだけど、あんまりドラマに魅力がなくて単調に感じたので個人的にはそんなに…だった。
えぐ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.4

友人が以前「鈴木亮平と5分でいいから2人っきりになりたい、贅沢は言わないのでキスだけでいいです」って言っててむちゃくちゃ笑ったんだけど、私も今、アランニットのクリス・エヴァンスに同じことを思っています>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

ジョジョもヨーキーもキュートだけど、サム・ロックウェルのセクシーでお茶目でとぼけたチャームが炸裂。ルーカス・ヘッジスくんとはまた違う口元の緩さがたまらん。
予告編で見た手榴弾のくだりがかなり序盤で腰が
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.8

ようやく見れた!駆け込んでよかった。

「これが大人の味だ、うわっ辛っ」ってカレーにむせるところでブフォオって笑ってしまったし、クスクスするところが沢山あるだけに、現実の厳しさが余計にしみる。

雇用
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.6

主人公はワンオクのボーカル似で、お兄ちゃんは田中聖くんに似てた。

最後にそない一件落着する??お父さんとお兄ちゃんそんなスムーズに和解して大丈夫??という違和感が強かったのと、78分でもちょい冗長に
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.7

20年前、主役も脇役もやって、アクが強すぎず、ちょいちょいしょうもない作品にも出ててインテリヤクザ役が一番ハマる「シネフィルはみんな好きっしょ」な俳優といえば個人的にケビン・スペイシーとエドワード・ノ>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

マット・デイモンのせいなのか妙にBLっぽさを感じたんだけど臨場感たっぷり、IMAXのサウンドも抜群に大コーフンでした。

私は全然車に興味がなくて、車をやたらと改造したりする男メッチャ苦手…ベイルだか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

面白くて面白くて面白くて劇場出たら手足が震えてたことに気づいちゃった。
「見よ、これがなんとかだ」みたいなキャッチコピー、何の映画だったか忘れちゃったんだけど、「見よ、これがポン・ジュノだ」って言っち
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

フォローしてる方々が午前10時の映画祭で劇場鑑賞してるのを見つけて私もやっぱり見たい!と思い立って行ってきた。見るのは何年振りかな、劇場鑑賞は実は初めて。


この年末年始散々新幹線の車内でも昼間から
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

ポストウディ・アレン、ポストリンクレイター的ポジションで捉えてたけどノア・バームバック、今回も才能炸裂しまくってた。
セリフじみた言葉じゃなくて、会話が生み出す生っぽさ、ザラつき加減が秀逸。

それぞ
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

綺麗な亀梨くんこと佐藤のたけるん(亀梨くんも十分すぎるほど綺麗ですが)が「俺は顔だけの男じゃないんだ」感を今回も全開にしてきております、幼馴染と行きずりセックスしちゃうところとかかなりゾーン入ってまし>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.0

Last Christmas, I gave you my heart.


ウワーーーッめっちゃ巧いやん!!ポール・フェイグ天晴れ!


最初はケイトの自己中っぷりに目も当てられないし、いや寝るとき
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

人生のベスト10に入るくらい好き。10年ぶりくらいに見返したけど、久々に見ると「無駄が多い」「慈悲がなさすぎ」「何も得るものがない」以上、満点です!!!

ストーリーが解決した後の世界のこと何も考えて
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

アカデミー常連俳優揃いなのに、10年経っても全然高尚にも小賢しくもなってない、物分り良いお利口さが皆無でメリケンのゾンビに対する寛容度をまざまざと感じます。ほんと、ほんとマジでくだらね〜

新キャラマ
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ダンサー そして私たちは踊った(2019年製作の映画)

3.7

昨年の「ゴッズオウンカントリー」の惜敗を晴らすべく行ってきたぞのむコレ!!
ぎりぎりまで仕事だったから三丁目の駅からめちゃめちゃ走りました。

ストーリーは正直目新しさはなくて、ゴッズ〜とCMBYNを
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影踏み(2019年製作の映画)

3.1

お仕事で見させてもらいました。

かなり前なので記憶がおぼろげ…北村匠海くんのふわっとした存在感いいですよね。

それ以外は特に…

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ意義深いいい作品だと思うけど、いまいち入り込めなかった。

現実に起きた凄惨な事件ということはよく伝わるし、もうこれ以上やめて!!!と血を見るのが怖いんだけど、「でも言うても、女と子どもは
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楽園(2019年製作の映画)

3.7

映画史上、類を見ないほどの田舎ネガキャン、田舎ヘイトが爆発しかねない作品だった、長野県から苦情来るんじゃないんだろうか、ロケ誘致できたからそれでいいのかな。

原作がすごく好きなので、かなりハードル上
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.3

久しぶりに感想を書きづらい作品に出会ってしまった。

マジョリティとマイノリティ、健常者と障害者、男と女、人間とそれ以外を分ける境界線は…という話なんだろうけど、Joker以降そういう話には胸焼け気味
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

Totally.


こういう作品を見ても全然グサグサこないのは、自分ごとではなく母親目線で見てしまうからだって、レディバードとかでも散々書いてきたけど、これもまた刺さらなかったのはA24!キュアロン
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アス(2019年製作の映画)

3.8

Usがアメリカを指しているとか、モグラがどうとか、Hands across Americaがどうとか、旧約聖書がどうとかそういう考察は消耗するだけだし一切読まないよ!!オチも全然読めなかったし、まじで>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

不況、貧困、カルト、障害、ネグレクト、格差、ヘイトクライム…めっちゃ時事!!!をヴィランズものに当てはめながらオリジナルストーリーとして昇華するその手腕に脱帽。
あまりにも下馬評がすごすぎて、ハマれな
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.6

随分とまたエキセントリックですなあ…漫画みたいだなあ…漫画だと思うけど…という冷めた目で中盤までかなり引いて見てました。
蒼井優ちゃん、ここんとここういう叫んでわめいて男を振り回す役ばっかりだなあ、尻
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

またお仕事でお先に見させていただきました。

メインの4人の魅力がスクリーンから溢れ出してる。
松岡茉優ちゃんは、芸達者で聡明で快活で、良い意味でクラシックなザ・女優さんだと思う。サービス精神旺盛。
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.7

ミカエル・アースと、アンドリュー・ヘイという2人の監督のファンになったことが2019年の映画鑑賞の中では個人的なトピックかもしれない。
「荒野にて」もめちゃくちゃよかったけど、私はやっぱりこういう繊細
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.4

もう夏も終わるから、そういやこれ見てなかったなあ、Anywhere but hereを求めたローティーンのひと夏、しかもフランス映画なんて好きしかないのに、ないのに、全然ピンとこなくて、薄々は気づいて>>続きを読む

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

この秋、硬派なロザムンド・パイクの猛攻がすごい。
顔立ちはニコール・キッドマンの系譜というか、「荒野の誓い」でもレディな着こなししてると可愛らしかったんだけど、パッと目を引くような華やか美人とはまた違
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.0

2014年の年間ベスト二位が「ファーナス 訣別の朝」なんですけど、監督のスコット・クーパーがまたベイルを主演に撮るとのことでめちゃくちゃ楽しみにしてました。

娯楽性は皆無、愉快な作品では無いし、別に
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.1

派手な衣装に身を包んで華やかなショウビズの世界を駆け抜けたけど、虚構に疲れ、心はいつも孤独で、愛してくれる存在を求めていた1人の少女。

…あゆの暴露本が実写化されたらロケットマンみたいになるんじゃな
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.9

想像と全然違ったけど、じわじわと効いてくる、軽快なようでシリアスな、示唆に富んだメッセージ性のある作品だった。
もっとコメディ寄りのクライムムービーというか、どうやって主人公が残された数日を逃げ切るか
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.6

ティミー目当てだったけどハンター役のアレックス・ローがかなりタイプで拾いもの。
マイカ・モンローってイットフォローズの子なんだ…っていっても何も思い出せないけど。レイトン・ミースターの10年前くらいの
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

ブラピのキャリアハイ。
もみあげのあたりがかなり白髪混じりなのとかあらあらあらあら良いですね。
体もパンプしすぎず、まさに脂が乗っているとはこのことでは。

レオとも仲良くやってたんだろうなあって現場
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