あさんの映画レビュー・感想・評価

あ

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奥深い水の中で(2016年製作の映画)

3.0

ピンとこなかった。
誰もが自分にあるはずだった片割れを探しながら、埋まらない空虚を抱えて生きている。というのはなんとなく分かる。
そこに限定的な条件がついてることで「お前は違うけどな」と言われた気がし
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ビニール袋の夜(2018年製作の映画)

3.5

狂気!!!利害の一致!!!
ビニール袋のあの動きに命を宿す発想すき

ぬいぐるみ猫の冒険(2019年製作の映画)

3.9

画のかわいさとシンプルさに、ダークなエッセンスを織り混ぜて語られるちょっと道徳的な内容…すき!!!

ネコかわいい。
どうしても我が物にしたいけどできなくて、我慢しなくちゃなのにできないことって子ども
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.9

画力〜!かわいい〜!
キッチュでクレイジーでキュート!
短編だと画の可愛さだけで最後まで持ってかれる。
にんじんワールド最高かよ。
正直わけわからんがそこがいい。
あえて教訓を読み取るなら、欲に目を眩
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オペラシアター魚座(2018年製作の映画)

3.0

唐突なエンディングにギョッとする。
いや、うおっ!?となる。
魚だけに。

魚の湿り気、ヌメリ気、表情が動いた時の皮膚の動きが生っぽい。
知名度が低い作品でもこんな精巧なCGができるのか。未来きてるな
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男 女を求む(2015年製作の映画)

3.0

絵画の中を散歩する画がいい。
私 映画に求む。そんな感じの風情。
フレンチにも求む。おしゃれさ。
展開は普通っちゃ普通。

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.7

「私のだらしなさをだらしなさが救った」

ドラマ版ノータッチで観ましたがなんら問題なく楽しんだ。
便座に座る座らないのくだり笑った。
私はエビフライのやつ好きだよ。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.8

いい話じゃん!!!

小さい頃に話を見聞きしてたはずだけど、大人になって改めて見るとシナリオの美しさに心躍った。
誰にも思い描く「理想の自分」がいて、近づこうともがくうちに知らず知らずに自分にもその素
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.6

金田のバイクかっこえーー🏍

・ネオ東京の世界観と「アキラ」の謎にぐいぐい引き付けられる
・BGMが独特でシンセサイザーだったり和楽器だったり吐息だったり1つの音楽ジャンルに捉われない音遣いオンリーワ
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.7

全然古さを感じないって評判本当だった。

・OPめっちゃかっけえ
・前半のセリフは8割ほどしか聞き取れず、字幕が欲しくなる
・OPにも使われてるテーマソングが重々しく頼もしく時に恐ろしい
・勘兵衛が丸
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.6

DCでダントツ好きです。
サム・ライミ版スパイダーマンもリスペクトしてたもんね。「シャザーム!」って。

ヒーローものは特に主人公の成長あってこその題材だと思っているので、ビリーが自分を想ってくれる相
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

ライリーのためなら死ねる!

昔からポジティブ至上主義的な価値観が苦手なので、ネガティブ感情に寄り添ったメッセージ性に心打たれる。
悲しいときには思い切り泣いて、言葉にして吐き出してすっきりしたい。
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

Yeah! It's my birthday♩
And now you gotta pick up the phone♩

痛快デスループ誕生日映画。
死に描写はライトなタッチだしそんなに怖くない。
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失くした体(2019年製作の映画)

3.2

目は口ほどに物を言うと言うけど、体の中で1番表情豊かなパーツは手なんじゃないかと思った。

事件性を匂わせるドキドキの冒頭から、
手に由来する趣深い過去回想シーンまで、
手のパートはほとんどセリフなし
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

クリエバ最高だな!

クリエバの印象の遷移
やだ悪いクリエバもかわいい〜
→なんだ〜いいやつじゃ〜ん♡
→これで黒幕だったらいやだな〜
→え?すぐ警察に言うやん。まさか…
→おいー!可愛がってくれてた
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アマデウス(1984年製作の映画)

3.1

「イエスタデイ」でエド・シーランが「ぼくはサリエリだ」と言ったのが印象的だったので本作に行き着いた。

・ジャケットのイラストすごく好きです。作中オペラの衣装なんですね
・衣装、美術が絢爛豪華
・サリ
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.6

折り紙 is so cool. 三味線 is also cool.

・ストップモーションだってこと忘れるつつがなさ…
・侍、盆踊り、ニホンザル、浮世絵
・日本人が考える和テイストに近いので違和感なく
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

離婚を経て消耗する愛と離婚後も続く愛。

・お互いの長所を言い合うさりげない心地よさが、生活の中にさりげなく生き、さりげなく死んでいる
・アベンジャーズのベッドカバー
・「なぜキャシーはパイを?」
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.5

タイカ・ワイティティの愛嬌のあるユーモア恐るべし。
人食べてるドラキュラが可愛く見える。

・まんまソーがシェアハウスしてる例の特典映像とコンセプト一緒じゃないか。異世界人が人間界で生活するモキュメン
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

名曲は誰が歌っても名曲なのか
虎の威を借りる狐は幸せなのか

・主人公が自分の歌ではなくビートルズの歌で民衆の人気を掴むほどに、主人公の歌を認めていたエリーの感性を否定するようで苦しい
・HELP!っ
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.1

3作目と知らずに何の予習もなしに観てしまった。なんで2はヒックとドラゴン2なのに3は3じゃないんだ!

・トゥースの造形、表情、仕草がかわいい
・後半特に今までの経緯を知ってたらより感動するんだろうな
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.3

身勝手な主人公が出会いを通して成長する映画。
2020年1本め。

・妹と観た。扱いにくい母親との関係に苦しむ姉妹像にわが身を重ねた
・何度も耳にしたことのあるワム!のラスト・クリスマスが新鮮に聴こえ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

クライムムービーのハラハラ感。
思春期ムービーの向こう見ず感。

・グレースの奔放で明朗で危うい魅力よ。彼女が魅力的でなかったら、ただの身勝手で不愉快な奴に見えたはず
・クライムムービーにはバカバカし
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音楽(2019年製作の映画)

3.7

ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ

人生で一番読み返した漫画は原作者のシティライツ。もちろん音楽も好きな作品。
大橋裕之先生の描く漫画の何気ない愛おしさ、バカバカしい温もり、乾いた情熱、全部あ
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.1

スーパー社会科見学ムービー現る!!

▼好きだったとこ
・マジンガーZのアニメめちゃくちゃ出てくる!引用元の話数とタイトルを出してきっちり検証するの無駄に誠実でよい…オタクはこうでないと
・普段見れな
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

3.7

かわいい。楽しい。分かりいい。

<かわいい>
・ひつじの異素材ミックス感がかわいい。粘土のぬるすべ、毛のチクフワ、目のきらつる全てが愛おしい
・宇宙人の造形、表情のあどけなさよ

<楽しい>
・オマ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

2.8

正直よく分からなかった。狂気と不満だけが伝わってきた。

・映画館でスタッフに「コーラ、クラウンのしかないわよ」と言われ「ああ」と答えるトラヴィス。直後にトラヴィス自室で映るコカコーラ缶。市民から圧倒
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.3

かわいい。だけじゃない。
クレイの手間がかかった温もりと、無機物がうにょうにょ動く不気味さが合わさって、子供達の愛らしさと悲しさが倍増してた。

・雪の質感エグい。クレイアニメにふわふわって概念あるの
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

映画屈指のステップでステップ!
感情高ぶって踊る人間が好きだ!

・人間を踊る人間と踊らない人間に分けるならアーサーは踊る人間
・情状酌量の余地ありすぎ
・アーサーの人生の顛末(ジョーカー誕生)を知っ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.9

人生初のカリオストロを4DXで!華々しいデビュー!

・大乱闘のボカスカシーンで椅子がドコドコ揺れるの楽しい
・荒い運転で車にかかる遠心力を椅子の傾きで体感できるの楽しい
・アニメと4Dって相性いいの
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

3.5

ハイロー入門者です。
ヤンキー物にはあまり興味がありませんでしたが、様式美が分かってくるにつれて自ずと楽しみ方も分かってくるのが面白かったです。

殴り合いとは縁遠い生活を送ってきた私には、喧嘩両成敗
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.4

見るたびに些細な描写がより輝いて見える作品のひとつ。

好きなポイント
・アベンジャーズ1では仲違いの多かったデコボコ集団のコンビネーションや気心の知れたやりとりからチームの成長が見える
・ナターシャ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

こ、ここここわーー!!
音が怖い。
役者の顔が怖い。
何が起きてるのか分からないのが怖い。
何が起きるのか分からなくて怖い。
あのシーンがあったあの場所が怖い。

私はキャラクターの全ての言動に意味や
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バンビ(1942年製作の映画)

3.1

ずっとずっと画面がかわいい…。
動物の仕草から造形まで、デフォルメ、リアル、ファンタジーのバランスが神がかっている。
これがディズニーをディズニーたらしめたアニメの表現力か…。

バンビって男の子でプ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.1

幼い頃、スカーがムファサを殺すシーンが恐くて嫌いでVHSを何度もゴミ箱に捨てていたらしい。
それを親が見つけてすぐに棚に戻すため、何度捨ててもスカーが蘇ってくるようでなおさら恐ろしかったな…。

そん
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.4

「誰も信じるな」

ヒーロー映画っぽくない、前半部分のサスペンスに痺れる。
キャプテンと一緒に疑心暗鬼になれる。

一方でキャプテンを中心として描かれる友情もいい。
キャプテンとブラックウィドウ、
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