『ジョン・ウィック』シリーズのように、生来のアクションオタクを存分に発揮できる、バカバカしいストーリー設定(褒め言葉)の作品だとイキイキするのに、『エクスポーズ 暗闇の迷宮』や『レプリカズ』のようなサ>>続きを読む
デカくて粗暴な友人(と一応は思っている)にいいように扱われる気弱な主人公を、どうしようもない不条理が襲う。
主人公を演じるマルチェロ・フォンテが、例えるならMr.オクレにアンガールズ田中のエキスを注入>>続きを読む
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https://cinemarche.net/column/dakara25/
セレブたちに愛されるニューヨークのホテル・カーライルの魅力に迫るドキュメンタリー…というより、ホテルの>>続きを読む
まず鑑賞開始直後の第一印象は、「ヒロインが可愛くない!」だったけど、不思議なもので観続けていくうちに可愛く感じてくる。
つまりそれだけアヴリルが人間味あふれ、魅力的に描かれているという事。
このあたり>>続きを読む
まずは邦題に★一つ。
最近は頭を抱えたくなるほどダサい邦題が多い中、これはバカバカしくもシャレが利いてる方だと思う。
内容は、一見はドキュメンタリー映画と思わせておいて、随所に本物のニュース映像を挿>>続きを読む
登山家が山を登る理由を聞かれ、「そこに山があるから」と答えるように、「そこに銀行があるから」強盗を働くフォレスト。
かといって金に執着するでもなく、盗んだ金を散財するでもない。
綿密に計画を立てて行動>>続きを読む
降りかかる過酷な状況にひたすら抗う少年ゼインの逞しさ。
本当の難民少年を主役に抜擢したとあって、試写室の席でふんぞり返って本作を観ている自分が恥ずかしくなるぐらい、バイタリティ溢れる彼の演技(と言って>>続きを読む
MCU版スパイディでの大きな不満が、ピーターがコスチュームを自作しない点。
スパイディの魅力の一つに、ピーターが貧乏ながらもコスチュームを自作して健気にヒーロー活動する点もあると思うのだが、MCUスパ>>続きを読む
1981年にフランス・パリで起きた、通称「パリ人肉事件」の犯人・佐川一政の現在。
車いす生活を送る彼は、今もなおカニバリズムへの興味を隠さず吐露する。
「異性に対するフェティシズムの延長線上にカニバリ>>続きを読む
とにかく主人公コウタの演技が、まるで舞台劇もしくはコントのようなハイテンションなため、観ていてイライラ&ウンザリしてくる。
ヒロインの千日が淡々とした演技な分、余計浮き足立って見えてしまう。
というか>>続きを読む
何から何まで斬新だったパート1から、さすがに4作目ともなると色々な点で“ひねり”を加える必要がある。
それは今回は、「MIB内の裏切り者を探す」というストーリーになるわけだが、こちらの予想を上回らずに>>続きを読む
Filmarks試写にて。
原作小説と最初の映画版の脚本をエッセンスしたとあって、原作にあってオリジナル版では省かれた描写を活かしたり、オリジナル版の設定をそのままトレースしたりと、工夫を凝らした印象>>続きを読む
原作となった小説の映画化はこれで3度目との事だが、過去2作が未見な状態での感想として、とにかく「重い」。
戦火の合間の、兵士同士の和気藹々とした描写もあるにはあるが、それも明瞭なものでなく、どこか陰湿>>続きを読む
明治から昭和40年代まで日本のエネルギーの基幹産業として支えるも、徐々に衰退していった炭鉱業を追った、ドキュメンタリーとして実直な内容。
常に死の危険と闘いながら日々炭まみれになって働く者の生活ぶりを>>続きを読む
ドヤ顔した俳優たちの仰々しいセリフ回しとか、電車を突撃させるだとか、そんなせせこましい描写はいらない。
どんどんクマ化していくゴジラに、小間使い根性丸出しなラドン。
マイティ・ソーばりな雷使いのキング>>続きを読む
よくある薬物依存症がテーマの映画ながら、その薬物が覚せい剤やコカインなどではなく、ケガ治療で処方されるオピオイド系鎮痛剤の依存というのがポイント。
つまりこの依存症は、知らぬ間に誰でも陥る可能性が高い>>続きを読む
あらすじや展開自体はオリジナル版からほんのわずかな変更しかしていないが、ブラックユーモア度はいくらか増し増し状態。
どんどんと死体が山積み状態になるのに、どこか笑えてしまう。
中でもやはり、時々困り顔>>続きを読む
本作製作のきっかけは、被写体であるルース・ベイダー・ギンズバーグが、アメリカで「ノトーリアスRBG」というニックネームで若者に熱狂的に支持され、ポップアイコン化したのを受けてのもの。
従って、当初は彼>>続きを読む
“死んだ目”をしたジャッキーが、ジワジワとターゲットを追い詰めていく。
トレードマークともいえるスマイルが出るのは本当に冒頭だけ。復讐鬼と化してからはほぼ出ることなく、一瞬出たとしてもそれはターゲット>>続きを読む
最初に3時間というランニングタイムを聞いて、途中でダレないかなと思ったが、そうはならなかった。
率直な感想は、「これまでMCUを観続けてくれてありがとう映画」に尽きる。
逆に言えば、過去のMCUを未見>>続きを読む
ローレル&ハーディとはまたシブい人選の映画だな、と思わずにはいられない。
感想を端的に言えば、トム&ジェリーの「仲良くケンカしな」。
マジケンカをしているのに、周囲からはコントをしている風に見られると>>続きを読む
サム・ライミ版スパイディの1作目で、ウェブの出し方が分からないピーター・パーカーが、「シャザム!」と叫ぶシーンの元ネタがこれ。
だからというわけでもないが、コンセプト的にスパイダーマンとよく似ている。>>続きを読む
イギリスのロックバンド、ザ・スミスの活動を描く…のではなく、そのボーカリストであるスティーヴン・モリッシーがバンドを結成するまでの前日譚を描くという、少々変則的な伝記映画。
プロデビュー以降は毒舌家の>>続きを読む
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https://cinemarche.net/column/dakara14/
障がい者スポーツを扱ったドキュメンタリーといえば、車椅子ラグビーの『マーダーボール』があるが、あちらで>>続きを読む
まず断言したいのは、本作はドキュメンタリーというジャンルにはなっているが、正確にはその体はほとんど成していない。
被写体となる松下恵が、現代アメリカで暮らす人々のライフスタイルを垣間見る事で、自分の現>>続きを読む
とにかく観ていて楽しい。
カラフルな色彩にスピーディーな画作りで、本当にコミック媒体から飛び出したような出来映えに圧倒される。
主人公マイルスがヒーローとして覚醒するまでに少々時間がかかりすぎなのと、>>続きを読む
『スポットライト』や『ニュースの真相』など、調査報道を題材にした実録映画はとかくシブくて地味になる。
でもそれと同時に、重厚な“チームもの”映画として見応えがある。
「記事は『足』で書くもの」とは、業>>続きを読む
デュラン・デュランやA~ha、ティアーズ・フォー・フィアーズといった80年代のヒット曲がガンガンかかるので、当時ティーンエイジャーだった者としては、それだけでテンション爆上げ。
トランスフォーマーたち>>続きを読む
頼れる男役をやらせたら第一人者と思っているジェラルド・バトラー。
今回も、次々トラブルが起ころうとも、彼が二言三言言えばすべて解決してしまう、安心安定の頼れる艦長ぶり。
「潜水艦ものはハズレが少ない>>続きを読む
アダム・マッケイらしいブラックコメディだが、今回はブラック度がキツすぎて、あんまり笑えなかったというのが正直な感想。
個人的には『俺たちニュースキャスター』や『アザーガイズ』といった、全編おバカな作品>>続きを読む
まずはオープニングのマーベルロゴで胸熱。
そして本編。とにかくキャプテン・マーベルが強すぎ。
パワーはあるわ、腕から飛ばすフォトンブラストは凄まじいわ、空も飛べて宇宙空間にも行けるわ、おまけにこれとい>>続きを読む
アメリカでは知らぬ人はいない、RBGことルース・ギンズバーグの半生を描いた映画が製作されたのは、トランプ大統領政権が無関係ではないはず。
連邦最高裁判事の中でもリベラル派筆頭とされる彼女ゆえに、反トラ>>続きを読む
個人的に、近年のイーストウッド監督作にはハズレがない、という印象だが、本作もやっぱりハズレなかった。
運び屋となってしまった90歳の老人の日々を淡々と追いつつも、節々でユーモアも入れる手堅い演出。
必>>続きを読む
『続・夕陽のガンマン』をこよなく愛するファンが、ラストのサッドヒル墓地復元を目指す、究極の“聖地巡礼”ドキュメンタリー。
映画に興味のない者からすればバカバカしい行為かもしれないが、巡礼者にすれば、「>>続きを読む
カメラが主人公イリスの視界とダブらせる範囲からほぼ出なかったり、長回しや焦点深度のボカしの多用など、前作『サウルの息子』でも見られた監督独特の撮影手法が際立つ。
それらはすべて、舞台である20世紀初頭>>続きを読む
分かりやすいあらすじに、分かりやすい悪人像。まさに1970年代に乱造された功夫映画を彷彿とさせる展開に、ファンなら懐かしさを感じるのでは。
本家『イップマン』シリーズが英雄譚のお話なら、外伝であるこち>>続きを読む