リグレットさんの映画レビュー・感想・評価

リグレット

リグレット

マレーシア・クアラルンプール在住
マレーシアの劇場公開作品並びにVOD +VPNの合わせ技で日本のネトフリやU-NEXT畑など徘徊してます

映画(249)
ドラマ(6)

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.1

親無し金無し田舎からキラキラしたファッション業界に憧れてトントン描写で事は進むけど、結局は若い10代が搾取されては食い捨てられるサマ。

おとぎ話を忘れたくて(2018年製作の映画)

4.1

小さな頃に母親からチリチリな髪の毛をストレートに、そして白人のように容姿を完璧にするよう育てられてきた主人公のヴァイオレット。そんな彼女もあまりに完璧に振る舞い過ぎた故に付き合っていた男性もそんな彼女>>続きを読む

エレクション 死の報復(2006年製作の映画)

3.8

前回の選挙から2年が過ぎ、再び新たな会長を選ぶ選挙の季節に。人は権力に魅せられ、その座に取り憑かれる様をひしひしと感じらる。双方にはそれぞれの言い分があり、私利私欲とたまに見せる家族を守る家長としての>>続きを読む

エレクション(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

昔観て以来の2度目。サイモン・ヤム先生が温和そうなんだ組織のボスになってさあ安泰、平和に釣りなんかして終わると思いきや、最後の最後に折角手打ちしてやったパートナーがボスへの色気出してきたところについに>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.5

金魚をやらた大切にするおばちゃん二人組。イランでは金魚は非常に縁起の良い存在みたいでお国事情を印象付ける意味と、同国の名作『運動靴と赤い金魚』へのオマージュでもあるのだろう。金魚という存在だけであの作>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

3.8

ノーモーションで溜めを作らないで撃つグロリアの銃の使い方だけで彼女がどんな修羅場を潜ってきたのかなど読み取れたりする。
カサヴェテス作品にしては意外なくらいにシンプルかつメジャー寄りな作品だが、ジーナ
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friends after 3.11【劇場版】(2011年製作の映画)

3.0

作品としては岩井俊二らしい作風に期待してはダメだし、かといってそこいらのドキュメンタリーと特段なにかの違いがあるかのいったら決してない。311後にクリエイターとして同じ志を持つ人々(Friends)を>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

もったいぶった伏線(っぽいもの)が用意してある割には実はなんでもないとかズッコケ。『イット・フォローズ』のようなゴブリンっぽい音楽は何度も耳にしたことあるけど、本家本元のテケテケ感たまらん。そういえば>>続きを読む

Along with the Gods: The Last 49 Days(英題)(2017年製作の映画)

3.9

前作の死後の世界と現世を行き来するファンタジーアドベンチャーモードから一変、3人の使いたちの前世から繰り広げられる運命が明らかに。この3人の壮大なドラマが濃厚で、ジャホンの物語は割と脇に追いやられてる>>続きを読む

月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

4.2

オープニングシーンからカメラワークに釘付け。民団の出しゃばりオヤジとか朝鮮に仕送りする母の姿とか生活臭、リアリズムが凄い。岸谷五朗演じる無駄にマッチョな体型な在日朝鮮人とルビー・モレノ演じる弾けるよう>>続きを読む

SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜(2010年製作の映画)

3.5

群馬の描写が物凄くスモールタウンのみだったので、もう少し広い土地感覚で観たかったな。

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

3.8

ジャック・ドゥミがジャコ少年だった時代の記憶を妻であるアニエス・ヴァルダがドキュメンタリーを混ぜつつ描いた少年の成長記。ジャック・ドゥミの少年時代の様々な記憶が後の映画に具現化されているシーン、ナント>>続きを読む

天使の入江(1963年製作の映画)

4.0

マレーシアに住んでからちまちまカジノに行くようになって、この数字が出る瞬間の胸が浮くような感覚と止められない感覚わかるんだよなー。ジャンの謎な幸運っぷりとは裏腹に、ジャンヌ・モロー演じるジャッキーに集>>続きを読む

ローラ(1961年製作の映画)

4.0

ジャック・ドゥミデビュー作にしてミシェル・ルグランとの黄金コンビが既に確立したスタイルで安心して観ていられた、実に心地良い。ジャック・ドゥミ後の作品に繋がる舞台ナントでシェルブールといったキーワードに>>続きを読む

BURNING(英題)(2018年製作の映画)

4.1

イ・チャンドン監督最新作にして、村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を原案にした今作。作品のテーマとしては富める者と仕事に就けずに困窮する者の対立。前者と後者のテーマだけであればシンプルなのだが、そこに男>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.9

『ヤング≒アダルト』の主演シャーリーズ・セロン・監督ジェイソン・ライトマン・脚本ディアブロ・コーディのコンビ再結集作。残酷な映画ではあるが、そこまでの畳み掛け方とタリーという存在の使い方が実に上手い。>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.2

ソン・ガンホ演じるソウルのタクシー運転手、最初は光州で起きていた事件も親から大学通わせてもらってる学生の分際で騒いでるだけだろ、みたいなスタンスだったのが、当地で現実を目の当たりにして変わっていく。国>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

ANAのKUL-NRT機内にて鑑賞。自分が生まれて2年後の1987年、反共を口実にした民主主義への強い弾圧が韓国内でこんな状況だったのかと歴史では知っているけど映画でこうして描かれると生々しい。ハ・ジ>>続きを読む

シアター・プノンペン(2014年製作の映画)

3.4

カンボジアの歴史とクメール・ルージュは切っても切り離せない。こと映画に関しても、多くの俳優や監督も粛清の対象であり、それが今に至るまで言論の傷として残っているのだろう。

百日告別(2015年製作の映画)

3.2

人が近い人の死を受け入れるのにはそれ相応の時間を重ね、心の平穏を取り戻すために儀式を繰り返す宗教の意味。日本と距離も近いけど、死生観も台湾はやっぱり近い気がする。

2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

3.6

南部の狂った奴らがヤンキーに復讐するというこの手の話大好き。ハーシェル・ゴードン・ルイス作品にしてはゴア描写少なめ。

血の祝祭日(1963年製作の映画)

3.2

小難しいことを考えてる映画学生の頰をひっぱたいてこの映画を観ろと言いたい。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.8

黒人が中心のJAZZの世界で実力を盾にのし上がってきた反面、マイルスなどからも白人だから評価されていると言われている部分を本人も自覚していただろうし、そんな環境で自分を正常にいさせるためにドラッグは必>>続きを読む

ヒューマン・フロー 大地漂流(2017年製作の映画)

4.2

アイ・ウェイウェイは元々チェン・カイコーやチャン・イーモウなどと同期で北京電影学院の学生だったので映画を撮る素養はあったんだろうけど、こうして長編映画を観るのはお初。
アイ・ウェイウェイが世界中を旅し
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.3

女性が主役のアクション映画ってどうも合わないな自分には。

へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

『エクソシスト』や『ローズマリーの赤ちゃん』直系の真っ当なオカルトホラー映画。
オープニングのドールハウス(で合ってるかな?)にカメラがグイグイとズームしてそこに(ジャパニーズブレックファースト大好物
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.5

虚栄心の高い人ヒーロー(今作の場合家族全員が該当)、そして旦那と妻と子供たち。どちらがヒーロー活動をして子供たちの育児・教育のバランスを取るのか。夫が働き、妻が家庭を守る。そんなステレオタイプ的な価値>>続きを読む

捜査官X(2011年製作の映画)

2.6

前半の金城武による捜査は『MAD探偵 7人の容疑者』っぽかった。全体的に退屈だったけど。

最愛の子(2014年製作の映画)

4.0

ヴィッキー・チャオ演じる田舎母ちゃん役がよかったけど、田舎者役でもやっぱり美人は隠せないな。
悪い奴らはいっぱい出てくるけど、それらは悪者として描かれてるわけではなく、金が必要。生活に必要。皆各々の理
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ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁(2015年製作の映画)

4.0

サイエントロジーの脱会信者たちが語る教団の内幕。まずは創始者であるL・ロン・ハバードのエピソードから始まり、次にハバード没後に教団の営利路線を更に進めたデビッド・ミスキャベッジにフォーカスを当てる。>>続きを読む

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