reitengoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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13人の命(2022年製作の映画)

3.4

よくがんばった!いやー助かってよかったなぁ....。リアルだった。ドキュメンタリーかと思うくらい。派手さも抑えてたし客観性もすごくある。時間も短く感じたしスターもソコソコ出てる。スター/白人以外でもヒ>>続きを読む

ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

3.4

町山の解説で期待しすぎたか....。本編よりヘリのシーンは圧があり迫力もあるしー闇の奥原作からの成立や撮影のトンチキっぷりは垣間見れるが....もっと「ウソでしょ!」って言いたかったなぁ...。唯一思>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

3.7

「昨日5000円だったじゃん」おもしろい。前半パートは哀しいほどするほど微妙。ヒッチコックの安物感というか....見るの止めようかと思うほど。からのーー土屋嘉男が拐かされるアタリからグッとくる!!!見>>続きを読む

ガキ帝国(1981年製作の映画)

3.6

以前見た記憶はあるのだが商店街と木下ほうかの印象くらいしかなく再見。

非常に攻めた作品に当時気づけておらず驚く。朝鮮人差別と半グレの実態がよく見えて興味深い。今と大差ない。そりゃ親はダンパや不良へ近
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.4

地味だが徐々に始まっていくズレがどんどん肥大化していく気持ち悪さ。加速する混乱。ぼんやりしたエンディングも居心地は悪くない。

「盗聴」ということで出てくるスピーカーやオープンリールデッキ、ミキサー、
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ロレンツォのオイル/命の詩(1992年製作の映画)

3.4

ロレンツォの痛々しさよ。見てて寒々しい不安さは恐怖。ニック・ノルティとスーザン・サランドンの顔芸も素晴らしくヒリヒリする。エンディングの不穏な終わり方の流れで現状を検索。リアル。しかし...コレをジョ>>続きを読む

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.6

ナメて鑑賞。服のダサさに驚くものの80sの匂いが散りばめられていて印象深い。カルト宗教ブームの雰囲気や地上げ等バブルとソレに対する反逆心、そして制作陣の若さー生真面目さ。そして女性不信。男女が明確に役>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.4

なんであんな怖いボスが現地に行くのか納得しかねるし裏で繋がってるのならホシはいくらでも炙り出せると思うのだが…。まぁいいか…。

編集の間引きや細かいセットの仕上りは流石ガイリッチー。パパ怒ると凄いん
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.3

時かけ、恋はデジャブ、オール・ユー・ニード・イズ・キルと比べるとイマイチかな....。2度目の鑑賞の楽しさあるしループに巻き込まれた人の復習もおもしろい。軽薄さや謎解き感もおもしろかったけどもーどうも>>続きを読む

ヤルタ会談オンライン(2020年製作の映画)

3.3

狙いは面白いんだけど…年齢差は統一。とかもう少し固定的な枠はあっても良かったんじゃないかなと。

神戸国際ギャング(1975年製作の映画)

3.3

高倉健と菅原文太のムダ使いの極みみたいな作品。前半はまだ仁義なき戦い感があって見応えあったんだが…。後半フワフワ。田中登不発。残念。

乾いた湖(1960年製作の映画)

3.5

脚本は寺山修司。なるほど納得。
プチブルや連帯への僻み。汚い大人。快楽的な若者。ラリったボクサー。ヒットラー。そして好きな詩を交える。適当な太陽族の映画かと思ったら意外なる良作。音楽は武満でタイトルは
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デス・レース(2008年製作の映画)

3.3

す。すごい。いやーなかなかの白雉。ストーリーや設定は破綻し切っててケチの付け所はゼロ。ただ車を使った暴力と血が特盛。スターローンが出てたオリジナルを超越(でも見た目は古いほうがカッコいい)。ムスタング>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

怪作。撮影はビデオっぽさが残り安っぽく色味も不安定さが残る....がそれぞれの気持ちの揺れ動き、「正しさ」「ルール」への乱暴さ、アップの入れ方、音楽の組み入れ方....そして2021年の日本を明確に示>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

3.5

様々な話が絡み合い進む様はパルプフィクションを思わせる。

ひとつひとつのシーンにある俯瞰した視点により客観性、すなわち程よい距離感を持った鑑賞に。飽きさせない為に散りばめられた暴力・セックス・下品と
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デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

いやー。バカバカで笑った。

前半のハイジャックのリアル感はヒリヒリして悪くない。タマに人道的なのも驚く。時々ツッコみたくなるのもいい。何故…そんなに沢山ユダヤ人名っぽいヒトを詠みあげるのよ…明らかに
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.5

途中まで「終わらない日常でどうせ波風立って終わるんだろ」と思ってたが原発も絡めた冷水はなかなか気持ちよかったです。

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

3.6

さすが噂の名作。納得。徹頭徹尾に性欲ためではなく緊張感としてのポルノ描写が続いてて面白い。絵としての美しさもいい。なんともカビ臭い昭和な男のロマンス臭にやや疲れる気分はあるもののソレを超える想いの強さ>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.5

ひたひたとくる死人たちの面がいい。そして彼らの動きも案外自由。ぼけーとした女性もいれば曲がった顔の人も。やっと組み上がった積み木の家がちょっとした破綻で爆発して食べ尽くされ焼け野原。金字塔に納得です。

狼よさらば(1974年製作の映画)

3.4

ブロンソン映画だろーとバカにしていたが本来銃に否定的な人が目醒めて自警団化するーという流れを聞いて興味を持ち鑑賞。

初っ端の暴漢の怖さたるや。いやだなー!こんな暴力!自分の加齢に驚く。時計じかけのオ
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

3.4

何を見てるんだろ。これ噂に聞いてた映画だよな…と不安なまま鑑賞。見終えて伝聞やレビューを聞いてやっと実感。いやー変わった体験でした。

セックスシーンは自分にはそこまでどぎつくなくリアリティもあり不満
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ろくでなし(1960年製作の映画)

3.5

噂通りの「勝手にしやがれ」だったがその空気は居心地の悪いものではなかった。喜重やるじゃん。今まで見た津川雅彦で一番カッコいい。

波止場(1954年製作の映画)

3.4

マーロンブロンドのセクシーさは興味深いがイマイチ心情の変化に乗れず「え。そうなる?」の連続。

手配師の世界が見れたのは面白かったです。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

過去の名作たちの思い出を胸に劇場へ。スタートの豪雨からパラサイトとの関連を考えずにいられない。今までの是枝やポンジュノ作品と変わらず家族と社会との関わりを描いているが本作はやや大人向け絵本感が強く説得>>続きを読む

RONIN(1998年製作の映画)

3.3

「グランプリ」大好きなので楽しみにしてたカーアクションは豪華というより豪快。贅沢。悪くいえば無駄が多いというか。絵がなんかコジンマリとしてて寂しい。話の広がりも退屈さが残る。

この髭のおじさん見覚え
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.4

トムにはじまりクルーズに終わる。そんな映画。
IMAXレーザーGTをぶちかまして航空機の迫力は圧巻!(でもスクリーンは広くならずガックシ)ではあったがその分SAM?等のミサイルなどCG描写はどうしても
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.8

素晴らしい!ダンスの躍動感が輝かしい。言葉に加えて様々な感情や緊張感を照らすかのよう。唄もよかった。まぁ....マリアがもう少し美人だと良かったんだけどなぁ....あとなんかサクっと死ぬし家族を殺した>>続きを読む

プッシャー(2012年製作の映画)

3.2

なんとも中途半端感...。レフン作品じゃないのか...と思ったらアギネス・ディーン!?と驚きそのまま鑑賞。でもなんかモデル時代の輝きは見えないというか....。と思ったらまさかのポロリ。

なんか得し
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馬賊芸者(1954年製作の映画)

3.3

「馬賊芸者」で検索するといろいろ出てきて博多の芸者文化に触れるキッカケに。昔のどんたくはこんな感じだったのか!映画としては京マチ子のアイドル映画かといった趣向。若干乱暴な設定も笑って許せるモノ。人形に>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.4

結界から出れない理由ってのがイマイチ納得しかねるし何故ラッパー二人組は海にいるのかよくわかんないな....見逃したのかな。ダラダラ続いて終わった感。オチも蛇足感というかチャチに見えちゃう。

撮影がお
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.4

モロッコでのロケらしいがロケーションが素晴らしく見応え充分。戦争映画の割に女性描写やドラッグの景色は一切無し。US側は全員が品性高潔....。とはいえ平和維持活動の難しさを肌身に感じれるというか恐ろし>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

(アレックス+ミッドサマー)/2が本作。という印象。徹頭徹尾連続する暴力&暴力は終始、緊張感をもたらし金縛りを受けたかのような体験。ウソでしょ....と口から漏れる事も多々。

マカレナには救われたな
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トップガン(1986年製作の映画)

3.4

テレビ等で見た記憶はあるが...。久々に鑑賞。ブルース・ウェバー調のイメージビデオ。ジョックスの一直線な映画で敵がまるでショッカーのようにペラペラな描写に驚く。ここまで削ぎ落とされた解りやすさ・単純さ>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.1

安定しないドローン撮影。佐藤浩市が受け入れられてアゲアゲ集会を除きずーっと偏見と私刑と暗闇が続き〆は今からは良くなる(と思うよーもしくはがんばろう)。結局何が事実だったのかも曖昧だし....。いや曖昧>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

楽しかったシンゴジラの続き....行かずに終えるか!と公開したのを知って即IMAXレーザー予約。ウルトラマン詳しくないけど気にせず跋扈。いいねーシンゴジラの続きだーとワクワクして見る。ふむふむ日本の核>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.2

連続し続ける元気のいい乱暴に乱暴。疲れる。がカットカットにキレイ見もあり最後まで見終える。最初の方の音のショボさとか般若の演技の微妙さもまぁ良しと。