reitengoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

3.5

グレゴリー・ペックの怪演ヤバ目。廃墟に佇む際のカットバックもカッコいい。ホラー映画ブームの影響が程々に加わってるのもののチョイ下手物くらいで収まっているのでバランスはいい感じ。ブラジルから来た青くなっ>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.9

見ただけでオシャレになる映画があるとは....。感動。加賀まりこの凄さに脱帽。LADIES。この映画に影響を受けた様々なビジュアルが走馬灯のように浮かぶのでした。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.3

ミッドサマー好きとしては興味あり拝見。編集がバタバタしててグダった感じ。公開までの顛末をwikiなどで見て納得感。とはいえ特別版を再度見直したいって欲は湧かず。領主んとこ行くときに裸ガールズが歌ってる>>続きを読む

アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

3.2

ダークウェブこわ。
小手先の映画とは言えチープすぎずハラハラできました。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.1

うーん!飛行機が飛ぶとこまでがピーク。

大泉洋をアテガキしたってのが出ちゃったのか中途半端な設定で悪人なのか善人なのか曖昧さが多面体ではなく小物感で終わってしまった感じ。ただ日本映画界の現時点で才能
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夜叉(1985年製作の映画)

3.8

中年しか出てこない(一部子ども)。
それを超える中年の躍動(一部栄養剤)。

溢れ出る各人の顔に唸る木村大作の絵。自然と都会と極端な対比な絵がスンナリと見えちゃう。波々の粗野さとネオンの灯。田中裕子と
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国道20号線(2007年製作の映画)

3.3

サウダーヂにつながる前日譚みたいな作品ーと前々から興味があった本作。テレビ鑑賞。なるほど寂れゆく地方都市とサグライフ。当時ってこういうサグライフモノの映画って「ジャンクフード」や「ポルノスター」とかあ>>続きを読む

サウダーヂ(2011年製作の映画)

3.8

公開時に映画館で見て以来、久々にテレビ鑑賞。「35ミリ」と聞いていたのでフィルム撮影と思い込んでいたがビデオ撮影でビビる。で見たら予告もビデオ撮影。謎。上映方式が35mmフィルムだったって話なのかしら>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

おもしろー!劇場に行かなかったことを後悔。ヘレデタリーやA24作品群に乗り切れず距離を感じ行かなかったのだが....。映画を見るというより体験に近い本作。ホラーというよりドキュメンタリーのよう。タマに>>続きを読む

下女(1960年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

期待したのと違ってたな....。パラサイト関連でスコセッシ監修リマスター。楽しみにしていた!ものの....金持ちなのか貧乏なのか、なんで下女が2階の窓付きのいい部屋なのかとかセリフのチグハグさは翻訳が>>続きを読む

Mr.BOO!ミスター・ブー(1976年製作の映画)

3.4

たけし・広川吹替版を視聴。たけしもイイんだけど広川太一郎のアヴァンギャルドな吹替おもしろジャン。最高ジャン。映画の中身の無軌道さも相まみえてイイジャン。音楽もイイジャン。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ホイチョイなのか?

サブカル用語は記号的に消費され何度もそう思わせる。トレンディドラマ感覚を2021年に当てはめた映画か。その記号もシンクロ度が高いのか疑問。サブカルを記号的に同じく扱った「モテキ
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.6

2時間のダルさを感じさせない大河ドラマ的な韓流的なドラマ感。編集もいいしカラーリングがいい。画の安っぽさはない。それぞれの苦境に対して愚痴愚痴しておらず見苦しくなく描ききり気楽。音楽も良かったなー。映>>続きを読む

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

3.9

いい映画。
時代の絵もいいが日常を切り取った描写が心地よい。説明は無く見ていればそれぞれの心情の動きがわかる。映画だから作り話だから当然の話の起伏・極端な演出の出会い・事故・気持ちのズレや出来事がメリ
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.7

自転車が何度も何度も出てくるので楽しい。ほぼロケなのもいい。お金無いのに外食行っちゃう感じもいい。いい顔だなぁみんな。どこかドキュメンタリーを見ているような、そんなリアル感。不思議な映画。何度も噛める>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

なんで夜まで待たないの?とかモブのゾンビは男ばっかりだなーとか疑問も多々あったけど序盤すげー怖いしチョイチョイ泣けて楽しかったッス。マドンソクっておっさんなんだな....。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.3

それぞれの人物の書き込み量の薄さはやや気になるもののテロ側の人間味がしっかりあって見応えがあった。原作だともっと深いのかなぁ。あとは自分がその場にいたら....と過去の海外旅行と重ねて見るドキドキ感。

Big in Japan(原題)(2014年製作の映画)

3.4

日本を俯瞰した描写がユニークで面白い。消費される対象になる道程の険しさよ。レディベアードさん頑張って7百万ドル貯金して欲しいなぁ。

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.6

MITSUBISHIIIII!!!!!。サスケ感。スゲエの連続が楽しい。キャスト見えたら彼女役がマギーチャンで驚く。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.4

絵はそこそこ美しい。画角もゲームっぽく面白い。緊張感の持続もあるがー最後の前線の爆破等はCGぽさがあり残念。映画館だとボヤけるアラがテレビだと目立った。し。プライベートライアン前半と比較しちゃう...>>続きを読む

ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.5

誰にでも訪れる「老い」をどう迎えるべきか。自分の親や家族に置き換えて見入る。明るい前途が見えづらい辛さ。自分も家族になったかのような錯覚の歪み。映画としてのルックは残念ながら朴訥としているが魅力的な作>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.3

現代版ゴーストワールド的なモノを期待していたんだけども...。なんか質より量なミートゥ以降のイズムな学園モノって感じ。軽い。ブレイクファーストクラブとは並べられない。と。比較検討しちゃう作品。何故評判>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.6

哀しい。見てて辛い。強く辛い、そしてちょっと笑える。しかしまぁ何故、行政が立ち入らないのかとは思うけど...ファンタジーなんだろなと納得。厳しい世界「潮の味がする」。正月に見てよかった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

IMAXレザーGTの迫力と音圧が気持ちイイ。適度に笑えるひとコマ入れたり爆破したりと消防車辺りまでは着いていけたものの...ソコからは行方不明な映画をただ見つめる経験に...。それでも観れる画力は大し>>続きを読む

野獣狩り(1973年製作の映画)

3.7

木村大作の撮影が凄まじくキレキレ。手持ちで走りまくり空撮りまくり。全編ロケなのもイイ。銀座ホコ天でそのまま撮った絵も迫力があり藤岡弘に気付いた人の表情の豊かさよ。村井邦彦の音楽もファンキーでいい。話の>>続きを読む

東京の暴れん坊(1960年製作の映画)

3.6

小林旭の躍動感が気持ちいい。撮影もセットも鮮やかで贅沢。あとスーツの仕立てが素晴らしい!映画が一般庶民最大の娯楽として成立していた事を痛感。パリの恋人やタチのようなオープニングのダンス、逆回しの絵もカ>>続きを読む

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.8

かっこいい画が満載でビビる。そりゃ持ち上げられるワケだと納得。
笑いの感覚がやや空振り感があるのは残念だけども...。

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.6

インドのリアル感があるような無いような。
え。それOKなの?ってズレが楽しい。異文化交流感。フリースタイルダンジョンも見応えアリアリで楽しい。最後のメイクしたガリーボーイは如何なものか...。優しい仁
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東京流れ者(1966年製作の映画)

3.4

不安定にも映る編集も強い癖と思うべきか。無音のシーンの使い方やディスコの表現、そして通りをブラつくシーンのリアルさに「異色」プリを感じる。その辺の大衆映画と比べて目立ち頭角がズンズン飛び出る鈴木清順の>>続きを読む

フォー・ルームス(1995年製作の映画)

3.6

最初は緩い感じでバンデラスが出てきたあたりからギアが噛み合ってくるからのータランティーノでダラダラ流しつついきなりトップギア!見た見たこのシーン!!(公開時もビデオで多分見た)やっぱ気持ちいいいわー!>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.4

よくもまぁ話まとめたもんだなぁと思う。編集もCG臭さが無いし各人の設定もいろんなノイズが気にならないくらい疾走感。すごいすごい。

田園に死す(1974年製作の映画)

3.5

アマゾンプライムで見たんだけどデジタルリマスター?すごくキレーな画でびっくり。すごい。JAシーザーの音楽も心地よいしカットカットで入る画も流石の粟津潔。度胸もなく逃げてばかりな日本男子らしい話にシンミ>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.3

自分はA24苦手なんだなーと自覚できた。

音楽とのシンクロも発見はないしSpotifyらしさーは感じない。これで多様性と言うのならお笑い草。お兄ちゃん逮捕後パトカー車内で「なんかひと安心」もベタとい
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

公開時に話題だったし楽しみー。と見る。シム・ウンギョンの絵映え・表情の説得力は特筆されるべきだし松坂桃李・田中哲司もいい。「内閣調査室」という存在に強いスポットライトを当てたのも発見。

が、そこまで
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わるいやつら(1980年製作の映画)

3.6

日比谷ラジオシティかなー仁左衛門似てるなー似てるなーあ。仁左衛門じゃん!という驚き。からの松坂慶子のキレキレの可愛さよ。仁左さまのプレーボーイっぷりに感嘆。しっかしセックス依存症は怖いもんだ....。>>続きを読む