鈴渚さんの映画レビュー・感想・評価

鈴渚

鈴渚

フィルムが回る。夢が広がる。

映画(377)
ドラマ(11)

日本の悪霊(1970年製作の映画)

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黒木和雄作品で個人的に最も難解…日本版罪と罰とも言われるらしいが一回見ただけじゃわからない
岡林信康の歌が印象的

竜馬暗殺(1974年製作の映画)

4.0

すんばらしい

黒木和雄の複数性と時間と場所への固執。大衆に紛れながらも同一化を拒む龍馬の姿

ヒズ・マスターズ・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.7

ミクロの世界とマクロの世界を行き来する意識。物理的思考回路の視覚化。主人公の弟にとっては、彼の閉鎖的な部屋が世界そのもの。そしてその世界で人類の暗号が解き明かされようとする

JSA(2000年製作の映画)

4.0

4者が地下壕でパンされる様子は、彼らの国やイデオロギーを超えた繋がりを強調する。

現代に生きる私たちは、朝鮮戦争が終戦しておらず休戦中であることをどれほど意識して生きているだろうか。そして無意識のう
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恋の羊が海いっぱい(1961年製作の映画)

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岩波映画時代の黒木監督作品。歌う女性達、羊、カラフルなウール製品のモンタージュ

ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

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ブルジョワ達はいつまでたっても食事にありつけない。セックスは妨害され、睡眠は悪夢によって中断され…まるで彼らの欲求を満たすことを禁じるかのような鋭い視線。そして目的もなく平坦で真っ直ぐな道をただ歩き続>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

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怒涛のラスト。手持ちカメラの揺れが主人公の精神的不安を煽る

スワロウテイル(1996年製作の映画)

5.0

日本語、英語、中国語の飛び交うイェンタウン。そこに生きるイェンタウンたち。お金=価値あるものではない。お金は人間が価値を計る尺度でしかない。

エル・スール(1982年製作の映画)

3.7

序盤エストレリャに寄り添っていた語りは、映画館のシークエンスをきっかけに、父アグスティンの語りも加わる。これにより彼女が知らない彼の苦悩を我々は知ることになる。

陽炎座(1981年製作の映画)

4.0

ショットとショットの間に起こる移動の省略がより人物達の不気味さを強調する

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

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小説を読んでいるかのような非日常的なセリフの言い回し。村上春樹の言葉の世界観が守られている。松山ケンイチの号泣するシーンは圧巻

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