つくしちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

つくしちゃん

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2018年の鑑賞記録

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ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

ものすごくロマンのある、繊細な映画だった。大人に夢を与えてくれる。
それにしてもみんな顔が美しくて最高ですね。そして服、社内、レストランなど全てが洗練されてる。
台詞も良かった。「1年は長い」「そうで
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良かった。死ぬかと思った。
妙に感情移入して観てしまったせいもあり、全然何でもないようなシーンで涙が止まらなくて大変だった。
電車の窓から見える田舎の風景や、馴染み深い国立駅の街並み、リア
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エレファント(2003年製作の映画)

4.2

映像がめちゃくちゃ良い。
エンドロールがエリーゼのためになのが良かったのと、登場人物の1人がフォークを丸めたみたいなブレスレットを着けていたのが印象的だった。話と関係ないけど。
全体的に不機嫌な高校生
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メメント(2000年製作の映画)

4.5

複雑で難しい。頭使う。でもめちゃくちゃ面白い。
どんどんわけがわからなくなっていく変な映画だった。オチが意外。
台詞も映像も洗練されてて良い。

es [エス](2001年製作の映画)

3.8

ずっと「これからどうなるんだろう」と思って入り込んでしまうので一瞬も目が離せない。
かなり恐ろしいし気分の悪い話ではあるけど、あらすじやポスターからイメージしてたよりも映像がおしゃれで意外だった。凝っ
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フォロウィング(1998年製作の映画)

4.8

話が進むにつれて伏線が回収されていく感じ、めちゃくちゃすごかった。時系列がごちゃごちゃで最初はわけがわからなかったけど、徐々に明らかになっていく様が快感で素晴らしい。
主人公が体に札束を巻きつけるシー
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.8

泣かせにきてるし、泣いてしまう。めちゃくちゃ良かった。
ただのハートフルな映画かと思っていたら全然違った。死を丁寧に描いていてかなりつらい。とはいえ序盤は陽気で、主人公のテキトーな性格と軽快な音楽とが
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.3

すごい変な映画だった。面白かった。
いろんなものを詰め込んでるので難しい部分もあったけど、ストーリーが面白いしわりとずっとユーモラスなので楽しい気持ちで観られた。
人間の弱さ、集団の怖さみたいなものを
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森の生活(2006年製作の映画)

3.3

音楽の使い方が印象的で良かった。
主人公の孤独と若者たちのお祭り騒ぎが対照的。示唆的な描写がたくさんあるけど意味はよくわからない。
ブルーベリーの果汁をインクにして字を書くシーンと、誕生日ケーキと一緒
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

5.0

最高。評価の星、7個くらいつけたい。
神経質な子どもみたいな主人公。初めはそれがユニークで笑えるけど、途中からどんどんやるせなくなってくる。何だこのおっさん!ふざけんな!と思うけどどうしても愛さずには
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.8

すっごい良かった。びっくりした。話も面白いし、少年たちの馬鹿げた行動が微笑ましい。
主人公が本当にかわいい。わたしの祖父が学生の頃、主人公を真似して黒のタートルネックを着るのが流行ったと言っていた。流
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あこがれ(1958年製作の映画)

3.5

タイトル通りの映画だった。美しい女性に並々ならぬあこがれを抱く少年たちの話。
『(500)日のサマー』の冒頭、サマーが自転車を漕ぐシーンは『あこがれ』のオマージュだったんだなと気づいた。順番が逆ですが
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.0

戦闘シーンは派手で楽しいしキャラクターデザインも良かった。カイジュウに羽が生えて空を飛ぶシーンが好き。
ただ、ヒロインが重いトラウマを抱えているわりにそれを乗り越える描写が一切なく普通に戦い始めたのに
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軽蔑(1963年製作の映画)

3.0

ゴダールは『ウィークエンド』がかなり良かったので他の作品も観てみようという気になって借りてきたのだけれど、期待値が高すぎたのか退屈に感じた。もしこちらを最初に観てたらもうゴダールは観なくていいやと思っ>>続きを読む

ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

5.0

全く救いがない。観ているとどんどん暗い気持ちになる。音も動きもない静かなラストシーンが本当にしんどい。
戦争映画だけど人間ドラマだった。どうやらわたしはユーゴスラビア紛争関連の映画が好きなようで、『ア
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

めっっっっっちゃくちゃ楽しい。何にも考えないで観ていられる。
140分間ずっと楽しくてすごかった。こういう映画に説明は不要だと思う。
「俺はガンダムで行く」という台詞がとにかく良いので、それだけでも聞
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

5.0

文句のつけどころのない傑作。
終始どんちゃん騒ぎ。出てくる人たちみんな強引。でも「なるようにしかならんだろ!飲め!踊れ!」みたいな感じでこられるともう受け入れざるを得ない。
ひまわり畑のシーンが本当に
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

わかりやすくて良い映画。天使同士の会話で交わされるエンジェルジョークが楽しい。
モノクロとカラーの使い分けが絶妙で、それだけでも一見の価値あり。ストーリーがけっこう思い切っててすごい。
最初は単調だけ
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

3.7

わたしの理解力が足りないだけかもしれないけど、かなり難解だった。何が起こってるのかわかりにくい。ただ、細かいところが把握できなくても最後まで観れば大筋は理解できる。それに、後になって考えてみると「あれ>>続きを読む

メリーゴーランド(1974年製作の映画)

3.4

途中までかなり退屈。少年の子どもらしさに嫌気がさしてくるし、父親の身勝手さも腹立たしい。
ただクライマックスが本当に素晴らしいのでそれまで耐えた甲斐があった。良いと思えるのが最後の5分間だけだとしても
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ウィークエンド(1967年製作の映画)

4.7

コルタサル「南部高速道路」を彷彿とさせるシーンやバタイユ『眼球譚』の引用などがあって楽しかった。
話は本当にわけがわからない。たぶん理解することは一生できないと思う。でも強く心に残るカットや胸を打たれ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

映像も綺麗だし設定も良い。北イタリアの景色がすごく美しい。
ところどころでハエがやかましく飛び回るシーンがあって、それがとても印象的だった。主人公の不安を表しているのだと思う。
ダンスシーンで流れる音
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ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)

3.6

離婚から遡って2人の出会いで終わる、時間の流れが逆さまの映画。これたぶん出会いから離婚までの正しい時系列だったら全く面白くないと思う。
未来がどうなるかわかっているので、若かりし頃のしあわせそうな2人
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ポルト(2016年製作の映画)

3.0

一晩の恋の映画。2人の温度差がリアル。
街のきらめきが綺麗、家の中がおしゃれ。ジャームッシュが編集らしいけど、ジャームッシュ色をけっこう感じた。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

170分。長いけど全然長さを感じさせない。
最初の動物園のシーンがすごく良い。炎と猛獣たち。
情報量が多いので途中で疲れるかと思いきや、そんなことは全くない。よくわからないシーンはわからないまま観てい
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ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.0

普通。良いところも気にくわないところもあるけど特に言うことがない。バレエだけかと思ったら途中から前衛的なダンスをし始めてびっくりした。

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.0

キャリー・マリガンがとにかくかわいいので観ていられるけど、そうでなければ途中でやめてしまったかもしれない。すごくつまらないというわけでもないけど褒めるべき点も見当たらない。
キャリー・マリガンがとにか
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.2

究極の映像美。もうめちゃくちゃに綺麗。信じられないほど綺麗。
少女の、起こったことをそのまま受け入れる姿勢が静かで切ない。初めから終わりまで通してずっと、空気がピンと張り詰めている感じがする。

ハートストーン(2016年製作の映画)

3.5

けっこう重い。映像が綺麗。心理描写も良い。でも同性愛を持ってくれば大体こういう切なくてやりきれない雰囲気を出せそうだし、取り立てて素晴らしかったということもない。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

5.0

函館三部作の中でいちばん好き。
愛したい男、信じきれない女、日常に寄り添うありとあらゆる堕落。
紫陽花のカットが頭から離れない。それから喘ぎとも呻きともつかない声。ラストシーン、池脇千鶴の表情が言葉に
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

5.0

主人公目線の映像が最初はきついけど慣れてくると心地よい。
撮り方で魅せてるけど、それだけでは終わらない。永遠のように思われるアルファベットの羅列や、断片的に明かされる過去の輝かしい記憶(もう決して戻ら
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シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

3.0

意味がわからん。ストーカーか?何なんだこの男?一目惚れでここまで気が触れるわけあるかよと思うけど顔が綺麗なのであんまり気持ち悪くない。
画面の切り取り方がいちいちめちゃくちゃロマンチックで良かった。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

5.0

バラバラな家族がバラバラのまま生きていく映画。特にこれといったことは起こらない(全く何も起こらないわけではないけど)。
みんなずっとこのままなんだろうなと思う。口にするほどでもない不満や不安を抱えなが
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.2

これたぶんめちゃくちゃ面白いんだろうけどわたしにはわからなかった。メディアとか社会に疎い自分を恥じる。

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.7

相当好き。ずっと暗い、やりきれない、希望もない。でも愛があった、今はもうなくなってしまったかもしれないけど、あったことはたしか。そういう作品。
最初のシーンで結末が知らされているので驚きはないけど、終
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サルトルとボーヴォワール 哲学と愛(2006年製作の映画)

2.5

サルトルばっかり悪者みたいに言われがちだけどボーヴォワールもボーヴォワールじゃん!って感じ。2人の関係性についてサクッと知りたかったのでサクッと観た。それくらいの気持ちで観るのがちょうどいいと思う。

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