ゆっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

サタンのラプソディ(1917年製作の映画)

2.5

サイレント。おばばがサタンに若返らせてもらうが…という話。まぁさほど面白くは無いかな。染色がやたら雑で。はみ出たりしてるし。
主演の女優がくねくねしているだけで終わった。ただ彼女に恋をした男の死体を階
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ちょっとフランス風(1949年製作の映画)

4.0

傑作。実は映画制作映画なのだが存在感は薄い。
やたらと警戒でプロデューサーが上部とドロシー・ムーアを女優にするべく無線?を通して掛け合いする場面などのテンポよ。

映画監督役のドン・アメチーが超絶自己
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思ひ出の曲(1936年製作の映画)

4.0

再見。いやぁやっぱドイツ時代で1番の出来かと。歌姫が父親を探しに来るというシンプルなプロットだが、多幸感に溢れておる。ブランコのショットはルノワール『ピクニック』レベル。
某フォロワーさんがおっしゃる
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(1968年製作の映画)

3.0

隠蔽された警官による暴行死を暴くべく、誰にもバレないように死体の首を持ち帰るというなかなかのサスペンスなシチュエーションは面白いのだが、如何せんスタンダードの画面いっぱいに小林正樹の酷い顔芸心理演技を>>続きを読む

世界の涯てに(1936年製作の映画)

3.5

むかーし頑張ってVHSを入手してみたが記憶が無い。ドイツ時代のサークはあまり好きでは無いがこれは上の方の出来だった記憶ある。

大空の凱歌(1956年製作の映画)

3.0

皆さんの言う通り、サークの中では下の方です。

いつも明日はある/明日は必ず来る(1955年製作の映画)

4.5

昔ぴあフィルムフェスティバルで見た。

おもちゃ屋の男と人妻のメロドラマ。画面手前でカチャカチャ動いて机から落ちるロボ?のおもちゃのショットが異様に忘がたい。また見たいね〜

愛する時と死する時(1958年製作の映画)

4.5

記憶ほぼないがサークによる超傑作戦争映画。
要再見。

翼に賭ける命(1957年製作の映画)

4.0

傑作。元戦争の英雄が、わずかな賞金目当てに飛行ショーで命を賭ける話。妻役のドロシー・マローンのエロさ!!クライマックスの飛行前、初めて妻に愛してるというシーンでは死亡フラグ立ちまくり。

R・ハドソ
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風と共に散る(1956年製作の映画)

4.0

昔は見ることの出来るサークの映画はこれ1本だった。
冒頭の黄色いスポーツカー。マンボで踊るドロシーマローンが忘がたい。。。

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

4.0

マヘリア・ジャクソンの顔が1番印象に残っている。また見なくては。

第九交響楽(1935年製作の映画)

3.0

こちらも頑張ってビデオを探してみたが思いのほか…だったドイツ時代のサーク。
再見したいと思っています。

南の誘惑(1937年製作の映画)

2.5

頑張ってVHSを入手したが、割と期待外れだった記憶。

インモラル・マーメイド(1992年製作の映画)

1.5

めっちゃ期待してみたが地獄のようにつまらんかった。
森林開発をする男とそれを止める水の精の話だが、とにかく役者の顔が良くなさすぎる。あとひたすら幼稚。バカになりきれないのが宜しくない。
足が魚に変化し
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フランケンフッカー(1990年製作の映画)

4.0

めちゃ可愛いB級ホラー。みていて授業参観で愛娘を見守ってる気持ちになる。クラック決めたら爆発するだとか、芝刈り機でバラバラになるだとか全く意味がわからないが勢い重視なのがとにかく良い。
いいケツに入れ
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憐 Ren(2008年製作の映画)

4.0

画面は普通の学園モノでしかないがセリフと設定で強引にSFだと言い張っている映画。『アルファビル』形式。話は訳が分からないのだが、空気感がまじに異様すぎて忘れられないし気になってしまう。

堀禎一って、
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ゴースト/血のシャワー(1980年製作の映画)

3.5

ジョジョ三部のオランウータンのスタンドの元ネタ。
船が勝手に動いて暴力を振るってくると思いきや、ナチ絡みというオチ。
先の場面をサブリミナル的にチラ見せしてくるのはイマイチだがそれ以外の編集が結構すき
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誘拐魔(1947年製作の映画)

3.5

ラブコメ風サスペンス。ルシル・ボールが頭良すぎるので潜入捜査役に選ばれるという無茶なプロット。チョイ役でボリス・カーロフが出るの嬉しい(とんでもない階段落ちをしながらフェードアウト)。

カーロフの屋
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一寸先は闇(1971年製作の映画)

3.0

愛人を殺した男が罪悪感に苛まれ続けるお話。
ラストは同監督『野獣死すべし』と同じで男からの手紙と海という組み合わせ。サスペンスながらヒッチコックとは違い、その映画を代表する気合いの入ったシーンなどはな
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怪談かさねが渕(1957年製作の映画)

3.5

2組の両親の因縁を受け継ぐ娘と息子の話。優柔不断なふにゃふにゃイケメンのせいで2人の女が不幸になる。冒頭の雪の場面から素晴らしい。撮影も良い。
待ち合わせに使われる船着場の場面、川と向こう岸の建物の灯
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恋する人魚たち(1990年製作の映画)

2.0

恋多きシンママとそれに翻弄される娘2人のお話。完全な物語映画って感じでイマイチ。ケネディが殺された後にウィノナが街中歩く場面はアンゲロプロス『霧の中の風景』の雪の場面みはあったが、、、もうちょいウィノ>>続きを読む

朧夜の女(1936年製作の映画)

3.0

ごしょへーの作品見るの恥ずかしながら2本目。学生がお店の女とデキてしまって妊娠させるも周りの目を気にして叔父が孕ませたことにするというエグいお話。戦前の日本の姿をみれるのが良いし、唐突に女が死ぬのが怖>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.5

今年ベスト。素晴らしい。傑作。森の西部劇なのだが、発砲場面を1度も撮らぬぞ!という並々ならぬ決意。それでいて圧倒的サスペンス。窓枠を使ったフレーミングの巧みさ!スコーッ!!
あと牛がめちゃくちゃ可愛い
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

確かに欧米人から見た日本人の慎ましく、控えめで、賢いというステレオタイプにはムカッときつつも普通に楽しめる。逆に日本人はまともに東京を撮ってこなかったので文句は言えまい。家の照明がロビー・ミューラーみ>>続きを読む

コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って 4Kレストア版(1993年製作の映画)

4.0

傑作。昼の場面が多いフドイナザーロフにしては珍しく夜の場面が多くメリハリになっている。冒頭の、博打に負けた父が家に帰ってくる場面、鏡を真正面から撮ってるがどうやってカメラを映さないようにしてるのか気に>>続きを読む

スーツ(2003年製作の映画)

3.5

スーツを手にしたワルガキ3人組が思い思いの行動をとる話で後半は3話編成のオムニバス式になる。各話のラストがどれも乗り物に乗った人物との別れのショットなのがちとワンパーンではないか?面白いけど!
3話目
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ルナ・パパ 4Kレストア版(1999年製作の映画)

3.0

めっちゃクストリッツァやんって感じだけども運動に次ぐ運動で面白かった。複葉機と車の並走だったり相変わらずメカの使い方が上手。ショット間の衝突や照明のメリハリがなく飽きてくる。ミニマルなショットが欲しく>>続きを読む

ブラックライダー(1986年製作の映画)

3.5

とても良かった。ほぼサイレント、というのが心意気として素晴らしいでは無いか。こそ泥のトミーリージョーンズがFBIにしばかれながらミッションをクリアするお話であるが。ミッションインポッシブルばりのビル間>>続きを読む

昨日への道(1925年製作の映画)

4.5

新郎に対し自分でも理解できない恐怖を抱く妻、どこかで会った記憶を持つ男女、という2組のカップルを主軸に話が進み、列車の事故をきっかけに彼らの前世へとタイムリープする、という無茶苦茶な映画。ゼノギアスみ>>続きを読む

囁きの合唱(1918年製作の映画)

4.0

会社の金を横領したのがバレてたまたま見つけた死体を自分に見立てて雲隠れするもその死体の犯人として追い詰められるお話。噂にたがわぬ傑作。かなりエグイ。画面の端に「囁き」を表現する色々な顔が浮かんでくる。>>続きを読む

ニコラス・ケイジの ウェザーマン(2005年製作の映画)

2.0

相当いまいち。2000年代はこーゆーダメ人間が再生しようとするドラマ多かった気がする。
カラコレが好きじゃないのと、そもそも役者が棒立ち&顔アップのみという。画面に意味が無い。脚本の映画。
ニコケイが
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バイオレント・サタデー(1983年製作の映画)

3.0

大好きな監督だが初見。ペキンパーの映画自体は15年振りくらいに観た。ありがとうU-NEXT。
さて、ハードルが上がりまくってる状態で見たせいか、これは相当いまいち。得意の銃撃戦も誰が誰に撃ってるのか訳
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タイムコップ(1994年製作の映画)

3.5

タイムトラベルして悪さする人を取り締まる話。面白かった。1部バディものになったり、女の扱いが酷かったりとハイアムズ節が見受けられる。
ヴァン・ダムが赤ちゃんの頃に戻って殺せば秒でカタが付くのにそれをし
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