もうちょっと理屈っぽい話を観たかった気もするが、ヒューマンスケールを超えたSFで面白かった。時間も量子も、目に見えない粒度を意識し続けながら観る体験がエキサイティング。400年先の未来のための人類と三>>続きを読む
コンクリートユートピア
ビニールハウス
パラサイト
そして今作を並べてみると、韓国の住宅事情っていうか「マンション」の立ち位置って日本のそれに比べてリッチでドリームな感じなんだなーと。
タワマンが要塞>>続きを読む
このタイトルをまさかの倦怠夫婦ものとしてリメイク。アクションの派手さもありつつ地に足がついてて面白い。
男らしさに縛られて自分を受け入れられず、パートナーとの関係がギクシャクする黒人男性
自らの能力>>続きを読む
序盤の数話がめちゃくちゃ良くて、過去と現在をシームレスに繋げつつ犯人と刑事の攻防を見せるのも楽しい。
犯罪者なら私人による制裁が許されるのか、みたいなテーマも誰もが容易に加害者になりうる現代ならではで>>続きを読む
市川実日子と中島歩が夫婦で、子供はいなくて、歴史上の偉人たちが好んだレシピを毎話作っていく話。
キャスティングした人に足を向けて寝られないです。2人の何気ない所作や会話を楽しむ最高のドラマでした。愛し>>続きを読む
ずっと病院の地下でダラダラやってて話がなかなか進まない。“クリーチャー”とのアクションというより基本的にはvs日本軍なので、思いの外地味な展開しか生まれず窮屈ではあった。その上で朝鮮独立を目指すチーム>>続きを読む
頭がいいのか悪いのか分からない弁護士が綱りするCIAのお仕事ドラマ(監督ダグリーマンなのか)
テンポ良くて飽きないんですごい気分に合った。
リベラルの欺瞞的なところまで踏み込んだ最終シーズン。
華やかで派手で金になるポイントには熱心だけれど、人権が毀損されてるのに地味なことには興味を示さない みたいなのはもっとやって良かったと思うし、マジ>>続きを読む
綺麗なエンド。ラッソの話でもあり、キーリーの話でもあり、タートの話でもあり、ネイトの話でもある。(もちろんレベッカやロイの話でもある)
何人もの主人公がいて、彼らには個別の人生があって、価値観があって>>続きを読む
政治の世界の駆け引きなんかでは全然なく、やり方が週刊文春すぎるのでゲラゲラ笑いながら見た。
いかにもA24が作りそうで、A24のファンが好きそうで、つまり私自身はそんな好きじゃないドラマでした。
エッセンシャルワーカーがいなければ世界は回らないのに、なぜか彼らの待遇は低くサービスを受けるだけの資本家が幅を利かせる。何を信じれば良いかわからない中で、きっぱりはっきり物を言う人物を神格化してしまう>>続きを読む
ジョディカマー演じるサイコパスのクィアな魅力が牽引するドラマシリーズ。
FBIをクビになったイブとの追いかけ/追いかけられのスリルというよりは、彼女たちの間に芽生える愛情の話だった。
ヴィラネルのバ>>続きを読む
パート1で種まきしていたものが一気に花咲くパート2。
後半の大暴露合戦がドライブしていく感じが最高に面白かった。みんな悪いことしすぎで、何かのバランスが揺らげば一気に瓦解する脆さ。
“被害者が取り戻>>続きを読む
格差とか階級に関して、その枠組みの中でトライして認められる話じゃなく、構造自体を壊してしまうパワーをもったエンタメが韓国には多いなーと。
イカゲームがカイジの二番煎じには思えないのはそこで、社会や制>>続きを読む
いわゆる連ドラって感じじゃなくて、単発のショートストーリーの詰め合わせ。
「片思い」「選択」素晴らしかった。
松岡茉優が居るだけで面白い気がしちゃうし、橋本愛がゾンビ映画を観ていたらそれはもう桐島で>>続きを読む
徹頭徹尾において金が全てなドラマで、ここまで潔くやられると好きになっちゃうなと。
政治や大企業の背後にある“組織”とか、クリーンヒット1発では倒れない“権力”とか、いまの日本においてはいよいよフィク>>続きを読む
是枝さんのドラマを観なくちゃと思ってNetflix再入会したら今作が面白くて一気見。
劇中でも語られる「ストックホルム症候群」に観ているわたしも陥り、強盗団みんなの成功と幸せを願ってしまった。
ト>>続きを読む
①消化できない、わかりたくない、食べないし聞かない。
セクハラもパワハラも冤罪も、ダメなことにちゃんとダメって声を上げること。マッチョな世界に結局馴染む眞栄田郷敦と(土下座、、、)鈴木亮平、馴染まない>>続きを読む
ある殺人事件の真相を追う全7話。誰が死んだのか、すら最後まで明かされないので緊張の糸が回を重ねるごとにピンと張り詰めていく。
誰にでも他者を殺す理由があって、誰にでも他者から殺される理由がある。ある>>続きを読む
なぜ結婚したのか分かんないのと同時に、なぜ離婚しようとしてんのか分かんない2人の話。
「話し合おう」と言いながら話し合いにはならないし、相手の人種的なバックボーンに理解は示せても寄り添うことはできな>>続きを読む
男性が過去の恋愛をノスタルジックに振り返る「ボクたちはみんな大人になれなかった」「明け方の若者たち」「ちょっと思い出しただけ」と紐づけて語ることもできるだろうけど。
加藤拓也が脚本した映画「わたし達>>続きを読む
最初と最後がちゃんと接続していてとても良いドラマだった。コメディのできる俳優たちなので見てて単純に楽しかったし。
①
本来もっとスケールの大きな話のはずが、自己責任の名の下に個人や小さな組織に収斂さ>>続きを読む
①
分かりやすくデフォルメされたキャラクターたちに対し、お話の全体像は「分からせない」意図が明らか。
目の前の個人を思っての行動が意図せずチームを組成してしまう過程がとても良かった。
主役と脇役、表と>>続きを読む
オリジナルの方は長すぎて途中離脱したのですが、シーズン6話ならテンション保って観れました。
チョンジョンソが思いの外主演級だったのが嬉しかったです。
WOWOWオリジナルドラマ。「前科者」と同じく社会からドロップアウトした者たちに寄り添う女性のお話。
福祉課から見た生活保護についてのストーリーで、不正受給とか窓口での申請拒否とかについての今っぽく>>続きを読む
想いを相手に伝えることだけが正解じゃないし、カムアウトすることがゴールじゃない。
嫌なやつばっかりの集団の中でわざわざ耐え忍ぶ必要はないし、マッチョな目標に向かって努力することが美しさじゃない。
い>>続きを読む
マーケティングのための「多様性」ではなく、血の通った経験としてそれをきちんと捉え直す。
マッチョな価値観の広告マンが期せずして子をみごもる。その目線を通じた妊娠と人生のお話。脚本に“あのこは貴族”の>>続きを読む
ここ最近の我が国の映画界を観ていても、特権階級のボーイズクラブが加害性と向き合うことを放棄する場面が多々見受けられるわけで。
「ノーと言わなかった」「あれは駆け引きだ」「彼女から誘ってきたんだ」・・>>続きを読む
田口トモロヲ演じる“植草さん”のバックボーンがやっと見えてきたスペシャル編。
ひたすら池田エライザを連れ出してうんちくを垂れるお洒落なおじさんだったドラマシリーズから一転、1話完結で彼の過去を覗き見>>続きを読む
お話はあってないようなもので、あくまで主役は「名建築」というドラマ。
仕事終わって帰ってきてご飯もお風呂も済ませた後、毎日1話ずつボーッと眺めるのが至福でした。
キュートでロマンティックでこだわり>>続きを読む
少年たちその人への追求もさることながら、彼らを取り巻く親/システムへの鋭い目線が印象的。
誰が被害者で誰が加害者か。その行為への責任は誰に帰するか。無関係なふりをしている私たちは、その加害性ときちん>>続きを読む
止めるチャンスはあったかもしれない。
あれがなければそれは起きなかったかもしれない。
あの時違う言葉をかけていれば、、、
重たくてリアルなifを突きつけてくるドラマ。今更ながら観てよかった。
「些>>続きを読む