rkcooさんの映画レビュー・感想・評価

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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

ただただ流れ溢れていく日々と思い込んでいても
時間は確実に進んでいることを私たちは知っていて
逃げているようにも見えるし
気がつき始めているようにも見える

クラブでぐでんぐでんに酔って
くだらないこ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

人生が始まる前のプロローグ。
心が動く瞬間って、心が先で気持ちや頭が追いつかない事がある。
そしてその瞬間は、雷に打たれてスパークするような衝撃ではなくて。
じわじわとコップに水が注がれて、表面張力で
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

突然観に行きたくなって。
なるほどねーと若干先が分かってしまう展開ではあったけど、消えていくものと作り上げていくものってなにか似てるのかもしれない。
切なさと、正直さとがちょうどよかった。
日本の映画
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

人間にはある一定の愛が必要なのかな
スイッチが入った瞬間に、顔の輪郭がはっきりする感じがすごい。
バットマンとか知らなくても楽しめました。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.5

若く光る毛をなびかせて走る犬は素晴らしいし
寝るときに寄り添って頭を乗せてくるあの重さは愛おしい

歳をとり寝続け
遊びたいのに上手く遊べなくなった犬に
何を考えているの?と聞くシーンで涙腺崩壊

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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

5.0

マイクミルズは優しい
全人類が優しいなんてありえないわ!と思うけど
近くにいる人が優しさを持ち寄って理解し合うのはとても正しい世界だと思う

彼の映画は
ぎゅっと抱きしめてくれるっていうよりは
倒れそ
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ペット(2016年製作の映画)

3.0

マックスが飼っている犬に似ているからもう最高な映画

よく自分の犬に心いくまで好物のバゲットを食べさせたらどうなるんだろうと思うことがある
死ぬ前に夢を叶えさせてあげようかなって

この映画でお腹が破
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.0

映画を観てる間、匂いがすごいした。
夏の終わりの昼下がり野芝、ぬるい夜風、海、プールの塩素、雨の降る前と降った後、湿った土や森の匂い、お酒に酔ったみんなが寝てる部屋、タバコの匂い…

私たちがあの頃を
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.0

エルファニングの陶器のような肌と
ロボットのような美しいモデル達
賑やかさが感じられないLAの街は抗菌された様だし
人の温度が排除され(フォトグラファーの男の子以外)嫉妬や野心が際立つクールかつファッ
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セサミ・ストリートへ愛を込めて ~エルモに命を吹き込んだ人形師(2011年製作の映画)

4.0

彼が手を入れた瞬間に
生きている様に動くから不思議

エルモは愛を体現するキャラクター

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

2.5

アデルの表情、食べ方、鼻のすすり方、髪の毛を結び直す仕草、寝姿は小さい子供と同じだ
そしてどこか不安定、自分でも自覚してないことがたくさんありそう
目の前の幸せを必死で掴もうとする動物のようだけど
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

街を壊すゴジラ、それを攻撃する部隊すごいな〜と見てたものが
使用している武器は兵器
本来人間同士で使うものなの?
この戦車の先はゴジラじゃなくて人間
兵器…戦争…信じられない。と思う瞬間があったり
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

ティーンエイジャーが主人公とあって
いつもよりも甘酸っぱさ青さが倍増〜
MVのへなちょこ感(でもかっこいい)
ワードローブから必死で組み合わせたコーディネート(ダサい、けどかわいい)
どんどん洗練され
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

私はこの時代のエリートたちにめっぽう弱い
そして常に戦争に人生を狂わされている
夢を叶えることと時代に翻弄される複雑な気持ち

でも本当にこの堀越二郎には、何回もドキドキさせられる…

ズートピア(2016年製作の映画)

2.7

小さな子には夢は叶う、信じる心と優しさを大切にして!と教えてくれるし
大人にはあらゆる差別が生む誤解や偏見を問いかける、まさにディズニー映画の良いやつ。
でもなんだろう、あの世界なら色んな動物のミック
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裸足の季節(2015年製作の映画)

4.2

部屋で固まる女の子たち、陽のひかりはどこまでもいける気がする
塀が高くなるほど、部屋の中で行き場のない若さが充満して爆発しそう
昔ながらの文化や風習とは一体どこまで守ればいいのだろう?
走る彼女たちの
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

私の好きな本で、家族は血の繋がりじゃなくてそれこそ大黒柱みたいにどーんとした人がいれば成り立つみたいな事を思い出した。
にしても、長澤まさみが最高と初めて思った。喪服…エロい

シングルマン(2009年製作の映画)

4.5

主人公の身の回りのインテリアからスーツ、靴(もちろんあの眼鏡も)背筋を伸ばすにはいられない完璧さ、反する歪さが切なく愛おしくも感じる。
ひっかけてくる(死語)男の子、ひっかけられる男の子も可愛く無邪気
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

3時間…
岩井俊二3時間いけるかしら?と思ったら全く問題なく鑑賞
薄い膜に覆われてるような映画

居場所が見つからない、なにを信じていいのかわからない。想像するととてもこわい。
前半、主人公の信じてい
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

この映画の登場人物の設定が本当に好き!!
優しくて、ロマンチックで
タイムトラベルというのはひとつのスパイスって感じかな。でも初めて彼女の家に行った時のティムは男の夢ってヤツ?それも見てて嫌な気分にな
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

3.8

もう少し登場人物の関係を見たい部分もあったが、世界滅亡までの数日間の世界は確かにこうゆう感じかもしれない。
カーラジオから流れる、作戦失敗のシーンから始まるのが良い。

キミに逢えたら!(2008年製作の映画)

2.5

マイクセラ見たさに
マイクセラとサブカル(?)はよく合う
見る前にあらすじ読んで期待しすぎちゃった

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