やさしくて涙が出た。この映画に映るやさしさに気付くことができる。それは私のやさしさだと気付かせてもらった。
拒否することや否定することは簡単だと知っているから、なんとかして受け入れたいと思う。やさし>>続きを読む
繋がってる実感は、同じ深さで生きているかに付随すると思う
浅い場所から深い場所は見えない
深い場所から浅い場所は見えても、声は届かない
正しい生き方なんてない、あるのは理解し合えない隔たり
その隔たり>>続きを読む
すごくよかった。自分が望む道を。自分の価値は自分で。愛され許され理解されることで和らぐ何か、その豊かさを、沢山のまっすぐな言葉で伝えてくれる映画。
生活は変わり続ける。習慣は積み重なる。それは無意識に、無自覚に。無理をしておおきく変化しようと意気込んでしまう自分は、足し算ばかりに気を取られて引き算ができていないと反省した。
些細な変化に気付く感度>>続きを読む
今年観た中でいちばんでした。
こういう熱い映画を待っていたよ。
ありえないことが普通に起こるんすよ
殴るべきだったよなって時があるんすよ
嘘なんてつくわけない人間と、嘘しかつかない人間の区別もつかな>>続きを読む
言い出しにくいこと。言いそびれたこと。聞きにくいこと。聞きそびれたこと。そんなテーマだろうか。
言う/言わないどちらにせよ、きっと誰かを傷付けないための優しさが含まれている。だから難しい。打ち明けるこ>>続きを読む
守ってあげることも救ってあげることも簡単にはできないかもしれないけど、気付いてあげることだけはできる。大人としてそれだけは果たさなければいけないと強く思った。
鑑賞してから数日間、ぼんやりと思い出しては言葉に残そうと試みるのだけど、一向に感想がまとまらない。というか思い出せない。あんなにおもしろかったのに。なんだこれ最高と思いながら、時間を忘れて観入っていた>>続きを読む
旅の目的や行き先は人それぞれだけれど、この映画はわたしのそれととてもよく似ていたから、映る景色や人、ナレーションにたくさん共感できた。
その先になにもなくてもただ歩き続ける。
"なにもない"ことに気>>続きを読む
大事ななにかが隠されたまま話が進む。言動の背景が読み取れないまま視点が変わる。終始不穏な空気を纏いながら。
事前に観ていた予告やタイトルから、一体誰が怪物なのか見逃さないよう慎重になっていたけれど、>>続きを読む
娘から父、夜から朝、空から海、シーンの切り替えが斬新かつ自然で観ていて心地いい
カラムの視点でもソフィの視点でもない、奥底に眠る自分自身を形作ってきた記憶を投影させられる、思い起こされる、不思議な距離>>続きを読む
自分と自分以外という概念・境界・区別を可能な限り取り払うことが少しでもやさしい世界に繋がると願いたい。とても暖かく清らかな映画だった。
だれかに受け入れられた数だけ、人はだれかを受け入れられるようにな>>続きを読む
どうしてこんな構想と台詞が浮かぶの?と何回も我に帰ってしまうくらい前衛的な映画だった。
どの俳優さんも本人役と別人格役の演じ分けが素晴らしかったな。
個人的にはファンタジーがやはり苦手で、突然始まる闘>>続きを読む
ひとりで食べるごはんがまずいとは
みんなで食べるごはんがおいしいとは
限らないよ
家族だからなんでも知ってるとは
他人だからなんにも知らないとは
限らないよ
同じ星の人間を求め歩く好奇心
出会えた>>続きを読む
本当に映画館で観てよかった…
タイタニックは愛の話だと思っていたが総じて人生の話だなと思った
いずれ死ぬ、いずれ忘れる、いずれ失うのなら最期になにを想って笑いたいか。生きる目的は本来とてもシンプルで>>続きを読む
過去の自分や恋人や友達、これまで関わってきたそれぞれのダメなところを寄せ集めて凝縮したような主演2人を、同情なのか?応援なのか?複雑な眼差しで見守っていた気がする。
依存し合って、求め合って、必要とさ>>続きを読む
本当に演技が上手い役者さんは視線の運び方にリアリティがあるなぁと、タバコをふかしながら睨みを利かすデニーロ先生を見て思ったのである。
ケイコはなかなか笑わない。ただなにかと闘ってた。
ケイコの心情が最後までいまいち読み取れず腑に落ちないまま映画館を出たけど、ある方のレビューを読んでこの映画の奥深さを知れた気がする。
わたしがケイコ>>続きを読む
オープニングがとてもかっこよかった。
漫画もアニメも観ていない身分なので内容に関する感想は控えますが、新参者の自分が何に一番感動したかって、あんなに満員な劇場を久しぶりに見れたことと、あの場にいた全員>>続きを読む
filmarksオンライン試写にて
透子がチェロに挫折した経緯とか、父が鬱病になった背景とか、真帆がAV女優になった理由とか、主軸になるセクシャルマイノリティなテーマ以外の要素がどう主人公の今に影響>>続きを読む
愛だと感じるもの、愛だと信じるものが純潔な愛とは限らない
嫉妬、執着、束縛、依存、憎悪、劣等、逃避、崇拝、投影、失望、
愛の裏にある明かされない心情や知る由もない感情
それに触れてしまったとき、恐怖め>>続きを読む
いままで頭に浮かんでは忘れ、Twitterに書いては消し、打ち明けては後悔してきた言葉たちが沢山台詞として出てきて、やっぱり今泉監督が好きだなぁと思った。
好きなシーンも好きな台詞も沢山あったのに感>>続きを読む
どこかで会ったことあるような…来たことあるような…の直感が全部正しかったら、繰り返しだったら、一体何周目で気付けるだろう?なんて考えながら観た。たのしいね。
不思議な感覚に陥るたびデジャブだなぁと笑>>続きを読む
オンライン試写会にて
たまに出会う観てる最中からまた観たいと思う、きれいな映画
主演2人のテンポは常に一定なのに、昼間と夜の体温の差みたいなものが映像からじわじわ伝わってきて、複雑な胸の内を一緒に味>>続きを読む
同居していた祖母の痴呆が進み、帰省するたびに介護施設に会いに行っていたずいぶんと昔。
祖母は父のことだけが思い出せなくなり、最後の方は父を銀行員と勘違いしてた。その度に哀しみを含んで笑い飛ばす父がいや>>続きを読む
過去を蘇らせるのではなく
未来に期待するだけではなく
現在を響かせなければならない
純愛ですねー。想い合ってるわりにすれ違いすぎてだいぶもどかしかったけど。イタリアの景色がきれい、
若い頃の竹野内豊>>続きを読む
パンフレットの監督インタビューより。
「僕は一人ひとりの俳優と長くつきあって、彼らのいままで知らなかった性格を見つけだして、それに合った役を新作に設ける、というのが好きだ。」
同じ俳優さんを何度も起>>続きを読む
「自由は、ひとりになることじゃなくて誰といても自分でいられること。だったりして。」
好きな広告の言葉が終盤ずっと浮かんでいました。
あー。めちゃくちゃよかったー。
ここに書けない。書かなくていいか。>>続きを読む
成田凌目当てで観たけど成田凌を上回るくらいチワワちゃん役の吉田さんが役にハマっててめっちゃ可愛かった。
内容はチューしてエッチして酒呑んで飛び跳ねて煙草吸ってるだけです。
"大人とは、惨めさをどれだけ飲み込めるかだ(自分じゃなく他人の惨めさだ)"
LGBTを告白した娘を全面的に肯定し不倫する妻に愛してると告げる。余命宣告からなにかに吹っ切れてすべてを受け入れたリチャ>>続きを読む
そうだった。めちゃくちゃ好きなんだった。成田凌という俳優にいつしか慣れてしまっていた自分を恥じたい。と思いながら観た。(重)
だらしない・たよりない・いくじなしを演じさせたらこの人天才だよな。
前田敦>>続きを読む
中学生の時に映画館で観て以来。なんだか無性に観たくなって。
あの有名なシーン以外忘れていることがほとんどで新鮮だった。高松の良さもあの頃の自分にはピンときてなかったな。
忘れないように、忘れられない>>続きを読む
蒼井優の"お見事!"がお見事。
最後の字幕を見て、もしや全て計画通りで数年後にアメリカで落ち合うことこそがシナリオ…?なんて想像したらゾクっとした。
主演2人はもちろんだけど東出くんハマってましたねぇ>>続きを読む
塞ぎ込んだ自我を解放する手段が飲み込むという行為だっただけで、わたしはハンターの気持ちが理解できた。
肯定されたい。愛されたい。認められたい。たとえ肯定されても、愛されても、認められても、何故か足り>>続きを読む
歳が離れた人との恋はバイブスが合ったら無敵、エゴを押し付け合ったら悲劇
色んなギャップに落ち込む日もあればまるっと全部愛したくなる日もあって、女って忙しい生き物だよな、と改めて思いました。
最後、ハ>>続きを読む