ぽこたまさんの映画レビュー・感想・評価

ぽこたま

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

最後は絶対納得いかないけど。

まあ俺は好き。
めっちゃわかるわーー。って
観ながら30回くらい言ってた。
女の方が漢気あってまっすぐで、
男の方が頑固で察しろよってネチネチしてるところも。

今の自
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

お客様のためという魔法の言葉。
そっかー。目を向けたことなかったな。
考えたことなかったな。
復讐とかでは解決しないからとっても悲しい。
そこまでして伝えたかったのか。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.2

この病院の正義とは。
拘束して抑圧して、対等を謳う。
本人たちの意思や存在意義の尊重するというより、脅迫に近いのでは。
あの多数決のシーンなんてまさにそう。
残りの9人はまともに会話もできないし、認知
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.2

はー笑った、、
段々論点ずれて、
それぞれが繰り出す反応がおもしろい。
そりゃそうなるわなって感じ笑
松山君のリアクションがおもろすぎる。

足つってヒロうまいわーのシーンすき。
浮気されて、寂しくて
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

身体の変化。
周りとの劣等感。
性に対する恥ずかしさ。
大人の階段は色々あって、長く、難しい。
1番見られたくないところを、1番見られたくない人に見られてしまったり、見透かされると自分でも感情のコント
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.5

いい。すごくすき。


なんとか小さいところから生きる力を取り戻そうとしている彼女に対して、簡単にそうはさせてくれない社会。
人間関係への義理や恩を、世話になったものや心を、丁寧に大切にするミチさんを
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.6

日常の些細な心情を重ね合わせること。
愛は育むもので、努力も必要である。

私はあの時の私に会うために旅をする。

関心領域(2023年製作の映画)

2.7

なるほどねー。
たしかにそうかもなー。
そりゃあんなとこで育ったら子供は泣き止まないわ、犬も凶暴になるわな。
眠すぎてそこまで感情移入出来なかったけど、メッセージ性はかなり強い。

異常だと思えるその
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あんのこと(2023年製作の映画)

4.0

自立して人間らしく生きることって
とっても立派なことなんだな。

杏にはいくつもの障害がある。
薬物中毒者であること。
DV、売春の脅迫や、仕事場に乗り込み金を要求する母親。
信頼する救いの多々羅の逮
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

展開は想像できるけど
すっごく胸が苦しくなって
泣いてしまった。

自分が生きてきた道を確かめようと旅を始める主人公。
過去にサヨナラを告げ、その後悔や苦しみを抱きしめ、また改めて生きる道を見出してい
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マッチング(2024年製作の映画)

3.7

不倫した家族、された家族
その感情の矛先って難しい。
人それぞれ。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.6

「空白」もそうだったけど、
吉田監督救いが足りないってー笑

メッセージ性はたくさんあった。
報道の本質。
美羽ちゃんが無事生きて帰ってくることが何よりなのに、両親の不安に寄り添うとか、同情を強いるよ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.9

無償の真心が恐くなるっていうのなんとなくわかるなあ。

あっちからもこっちから上手く転がす安室。

なんといっても黒木華の寄り添う力。

インソムニア(2002年製作の映画)

4.2

すごくよかった。
ロビンウィリアムズが変態殺人鬼なのも新鮮。
眠れないアルパチーノもとてもいい。

“道を見失うな”
自分が正しいと思って進んだ道を、受け入れる。

あの時相棒ハップを撃ったのは、霧で
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.8

時代背景もあると思うが、
どの瞬間切り取っても心が勃起する感じ。
直接的に言いきらなかったり、見せきらないところに色気を感じる。
設定もあると思うが、不思議な感覚に吸い込まれる。

不倫されたもの同士
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.8

男女5人のそれぞれの恋の一方通行。
それぞれ切ない。
良かったのか悪かったのか。

撮影が秀逸で映像がイケすぎて色っぽい
みんな魅力的に見える

恋する惑星からのモウの違いがすごくいい。
自分が店にな
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.7

フェイがぶっ飛んでるけどなんだか魅力的。

ビビッと感じる恋をしたーいー
それに溺れていることを
忘れてしまうくらいの恋をしたい。
恋のためだけに夢中になれるあの感覚を久々に。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

やべええええ
こりゃあやべあ。。
めっちゃバカなこと言うけど超面白かった。
IMAXで観て大正解。
ぜひ映画館で。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.3

愛ってこういうことではないと思う。

自分の世界をひけらかされてる感じ。
極端で頭でっかち、常に感情的で自分勝手すぎ。
お互いに。
ありがとうもごめんねも言えない。
まるで昔の自分を見てるよう。

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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.7

ガーフィールド目当てだけど、
重過ぎた。

生の尊さ。
限られた時間の中、何を想い何を考え、
生に何を見出すのか。
きっとそれは、我々普通の人間も一緒のこと。
確約はされてないけど、いつかは終了する。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

今日はどんな良い1日が待っているだろう。
そんな思いを胸に朝を迎えよう。

日本にはいくつもの美しさと尊さと、それぞれの持つ世界が散りばめられている。
自分のすぐ隣に転がってたりするもの。
その大小に
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サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

3.6

help lessの続き。
自分を捨てた母親への復讐。
この母恐い。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

笑い号泣という意味わかんない感じになった。
おもしろい。というより好きだ。

何をすれば正しくて、
どの言葉が真実かなんて分からない。
マスクで顔が半分覆われている時、真っ直ぐ目を見つめ優しく真っ直ぐ
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市子(2023年製作の映画)

3.9

自分がもし川辺市子という戸籍のもと、人生を歩めていたら。
それは自分自身で行えなかった選択。

それによって生涯
偽りの人間として、
殺人者として、
生きる道。

市子としての再生。
彼女の願いはただ
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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

4.1

いやあ。これはしんどいよ。。
なんで僕を産んだの。
ぜんぶ、僕のせいって。
そんなこと言わせちゃダメだよ。
母の愛に恵まれること、認めてもらう事がどれだけ大きい事なのか。

もうずっーーっとひとりぼっ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

よかったなぁ。。。
最後のエンドロールを見終わって映画館出た時、それからすごく涙が溢れて、喉の奥がツンと痛くなって、決して解決してないしすごく生きづらいし、でもるかを想うだけで勇気がもらえる。

自分
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風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

4.3

いいなあ、このふたり、、

何で生きなきゃいけないんだ
帰る場所も居場所もない2人。
失ったものが大きすぎて、酒に飲まれて生き生きしている人や風景を疎ましく思ったり、卑屈になった言動をしてしまっていた
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DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

3.9

「こっち側」と「あっち側」のディスタンス。そうやって簡単に線引きできればいいのだけれども。

どうしてあんなところに行ってしまったのか。疑念。
なんで全てを捨ててしまったのか。
信じる対象が自分ではな
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.1

まさか最終的にはこんな素敵なお話になっているとは。

禁制や縛りは心を安定させるかもしれない。でもそれでは人間の価値が一向に開いていかない。
固定観念に引っ張られないで、もっと寛大に心を開いて歓迎しよ
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