ぽこつるさんの映画レビュー・感想・評価

ぽこつる

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チョコレート(2001年製作の映画)

3.7

この2人が共に生きていくには障害が多すぎる。というのが最後まで観た印象。

まずは父と息子と孫。
自分より情けのないところだけ母親にそっくりだと押し付け、時折自分を見ているようで腹が立つ。
嫌な所まで
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白夜行(2010年製作の映画)

4.1

2人の気持ちを考えても考えても、想像できない。理解できない。
それほど重苦しいものなのかな。
けど2人にとってはこれがハッピーエンドのような気もする。

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

4.5

何を恨めばいい。
何に当たればいい。
登場人物全員の気持ちが分かってしまうから余計に胸が痛い。

寂しさとの時間の向き合い方。
帰ってきた時の晴れやかな気持ちとは裏腹に、すっかり前とは環境も関係性も変
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

みんなのこれからを思うと後味悪いよ。
不幸が過ちの所産。

ただなんだか、”蓮沼”という男をもっと知りたい。
15年前の事件にしろ、なぜ人を殺すのか。
どんな手段で殺したのか。
そしてそれに、どんなエ
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お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

4.0

間がこわくない。
時間があっという間だった。
それくらい登場人物とそれらの会話がリアルだった。
そして自分もこの鎌倉に暮らしているようなそんな気分を味わった。

みのりは諦めてない。
男だから。女だか
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うなぎ(1997年製作の映画)

4.5

飄々としているけど、物語が進むにつれて徐々に人間味溢れる温かさが湧いてくる。
とても好きなタイプの映画だった。

妻を殺したその足ですぐ自白し、それ以降あの感触が蘇り、生物が傷つくのをとにかく恐れると
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.8

愚かだ。
もうここまで来てるのに。
一刻を争うのに。

軍の意地。
日露・日清を経た連戦連勝の慢心。
負けるにしても美しく終わりたい。
あくまでやむおえず。
誇りは残したい。

やがて軍と政府の内部抗
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.6

うわぁこれはたまんないな。
なんだこれ。おもしろすぎる。

キチガイだけど理にかなってる。

薬の取引から引き起こされた一つの事件。
そこから警察内部や人間関係の繋がりへと紐が解かれ始める。

物語の
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

何故世の中が。人間が。
ただ好きなように生きたいだけなのに。
そんな生きづらさの皮肉をこめたメッセージ。

更紗なんてもっと人間らしくいきいきとしているのに。
縛り、抑圧、孤独。

そして文もとても自
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.1

彩りある生きる道を見出していく。
別のバスに乗って。

都合が悪くなると黙り込み、逃げ出し、自分のために生きてきた真が事件以降、生き残ってしまったという負い目や、誰かのために生きようとする。
徐々に本
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

色んな視点で観ちゃって、気になるところがあったから集中しきれなかったけど笑
なんか惜しかったな
凶悪と、ハンニバル、、?

娼年(2018年製作の映画)

3.4

急すぎて色々はっきりしないところもあるけど。
隠し秘めているその人にしかない欲望は、弱いところや情けない傷に、根源が息づいている。

それに応えることで、自分の自由をも満たされていく。
そして母に言わ
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オーメン(1976年製作の映画)

3.9

面白かったけどちょっとフィクションすぎるかー

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

4.3

いやーおもろかったーー
きもてぃーー

みちたけ、ピーさん好きだよ多分

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

ロマンを忘れるな!夢を描き続けろ!
それが本当の自由なんだ。
それらを失った時こそが本当の”死”であろう。

誰がなんと言おうと、自分の道を自分の方角で。たとえ非難され、バカにされようとも自分自身が考
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

結構面白かった
深夜に友達と見るくらいでちょうどいい

カツベン!(2019年製作の映画)

4.2

映画というものが始まる頃の時代のお話。
活動弁士というものがサイレント映画を説明し、みんなで声を上げて劇場で楽しむ。

面白かった〜
周防監督作品は「shall weダンス」や「シコふんじゃった。」も
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.7

ドライブマイカーを観てからの鑑賞。

やはり濱口監督は演出やテキストが、奥が深く、細かく、難しい。
「偶然」という、非日常な事柄に運命が決まってくる人物たちを元にした物語。

リアルさと非現実さの間で
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さがす(2022年製作の映画)

4.4

序盤めっちゃトイレしたかったのに、それ忘れるくらい見入ってしまった。
クソ面白い。

死にたい人間が世の中に沢山いるということ。いざ死ぬとなったら生きたいと思う力が働くこと。社会的なテーマも踏まえつつ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

今年一本目。
ずっと試みようとしていた作品をようやく。
村上春樹の世界はすごく不思議で文学的であり、普通という概念がごく僅かでしかない気がする。
自己解釈と感想を少し語らせて下さい。

【解釈】
「自
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下衆の愛(2015年製作の映画)

4.0

内田さんの皮肉をすごい感じる笑
映画とそれに携わる者達のきったない世界をうまく表現しながら、自分の、自分だけの映画にかけるアツい人間の魂を感じる。

映画でのしあがるって本当一筋縄ではいかないし、難し
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.8

いつもみたいに、あーだこーだ述べようと思ったけど。
もうこれはそうじゃないのかも。

ボロボロ泣いたし、鳥肌立ったし、興奮したし。好きなシーンありすぎて何から語れば良いのか。

これは何年経っても、何
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無頼(2020年製作の映画)

3.4

時代の流れの生きづらさに沿、男達の群像劇を描く。

途中何度か分かりづらいところもあったけど、最後は一つにまとまった感じ。

テイクオーバーゾーン(2019年製作の映画)

3.8

人間1人では生きていけないっていう事をサリが分かってくれたらいいな。
子は親を選べないっていうけど、だからこそ親子は1つでなきゃいけない。

思春期ならではの描き方が実にリアル。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.1

自分の人生には何か欠けている。
それをヘロインで満たす。
豊かな人生を目指して。
止めようとしてもどうも恋愛も上手くいかず悲劇は続く。そしてまた快楽を求め、痛みを忘れる。

常に人生にヘロインが付き纏
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空白(2021年製作の映画)

4.5

「心の折り合いの付け方」
これが映画の大きなテーマとして感じた。
自ら命を絶つもの。
感情剥き出しに、八つ当たりするもの。
父から譲り受けたものを棄てるもの。
疲れるまで時間を有するもの。

とにかく
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獣道(2017年製作の映画)

3.6

誰だって生きる居場所を見つけたい。
まさに獣道だった。

少し笑えるところもあるけど、人物がしっかりしてて淡いラブストーリーでもあった。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.7

若い時って概念的になるよね。
何か気に食わない。何かムカつく。何か気になる。
でもそれを表せられない。伝えられない。
そして爆発してしまう。
けどそれが若さだよね。
まあ自分もまだまだ若いけど、
無理
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.6

素晴らしかった。

軍国主義の日本。
皮肉なことに戦争を推奨する者の中にも、何のために、誰のために戦っているのか、それが正しいのかさえ分からない。
そして覆い重なるように訪れる関東大震災により相次ぐ難
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楽園(2019年製作の映画)

3.6

「楽園」という皮肉。

そこは周囲から迫害され、あらぬ噂を立てられ、終いには母親にも見捨てられてしまうようなところ。
死という楽園を求め、妻と共に生きた楽園を求めるという構造、、

外から来た2人はこ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.3

これまた映画が好きな者同士の物語。
めっちゃよかったぁ〜。
映画はフィルムを通して現在と過去、そして未来を繋げる。
まさにタイムマシーンのよう。
みんなで一つになって映画を撮るなんてたまんねえな。
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