ぽこたまさんの映画レビュー・感想・評価

ぽこたま

ぽこたま

映画(451)
ドラマ(47)
アニメ(0)

インソムニア(2002年製作の映画)

4.2

すごくよかった。
ロビンウィリアムズが変態殺人鬼なのも新鮮。
眠れないアルパチーノもとてもいい。

“道を見失うな”
自分が正しいと思って進んだ道を、受け入れる。

あの時相棒ハップを撃ったのは、霧で
>>続きを読む

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.8

時代背景もあると思うが、
どの瞬間切り取っても心が勃起する感じ。
直接的に言いきらなかったり、見せきらないところに色気を感じる。
設定もあると思うが、不思議な感覚に吸い込まれる。

不倫されたもの同士
>>続きを読む

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.8

男女5人のそれぞれの恋の一方通行。
それぞれ切ない。
良かったのか悪かったのか。

撮影が秀逸で映像がイケすぎて色っぽい
みんな魅力的に見える

恋する惑星からのモウの違いがすごくいい。
自分が店にな
>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.7

フェイがぶっ飛んでるけどなんだか魅力的。

ビビッと感じる恋をしたーいー
それに溺れていることを
忘れてしまうくらいの恋をしたい。
恋のためだけに夢中になれるあの感覚を久々に。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

やべええええ
こりゃあやべあ。。
めっちゃバカなこと言うけど超面白かった。
IMAXで観て大正解。
ぜひ映画館で。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.3

愛ってこういうことではないと思う。

自分の世界をひけらかされてる感じ。
極端で頭でっかち、常に感情的で自分勝手すぎ。
お互いに。
ありがとうもごめんねも言えない。
まるで昔の自分を見てるよう。

>>続きを読む

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.7

ガーフィールド目当てだけど、
重過ぎた。

生の尊さ。
限られた時間の中、何を想い何を考え、
生に何を見出すのか。
きっとそれは、我々普通の人間も一緒のこと。
確約はされてないけど、いつかは終了する。
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

今日はどんな良い1日が待っているだろう。
そんな思いを胸に朝を迎えよう。

日本にはいくつもの美しさと尊さと、それぞれの持つ世界が散りばめられている。
自分のすぐ隣に転がってたりするもの。
その大小に
>>続きを読む

サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

3.6

help lessの続き。
自分を捨てた母親への復讐。
この母恐い。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

笑い号泣という意味わかんない感じになった。
おもしろい。というより好きだ。

何をすれば正しくて、
どの言葉が真実かなんて分からない。
マスクで顔が半分覆われている時、真っ直ぐ目を見つめ優しく真っ直ぐ
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.9

自分がもし川辺市子という戸籍のもと、人生を歩めていたら。
それは自分自身で行えなかった選択。

それによって生涯
偽りの人間として、
殺人者として、
生きる道。

市子としての再生。
彼女の願いはただ
>>続きを読む

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

4.1

いやあ。これはしんどいよ。。
なんで僕を産んだの。
ぜんぶ、僕のせいって。
そんなこと言わせちゃダメだよ。
母の愛に恵まれること、認めてもらう事がどれだけ大きい事なのか。

もうずっーーっとひとりぼっ
>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

よかったなぁ。。。
最後のエンドロールを見終わって映画館出た時、それからすごく涙が溢れて、喉の奥がツンと痛くなって、決して解決してないしすごく生きづらいし、でもるかを想うだけで勇気がもらえる。

自分
>>続きを読む

風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

4.3

いいなあ、このふたり、、

何で生きなきゃいけないんだ
帰る場所も居場所もない2人。
失ったものが大きすぎて、酒に飲まれて生き生きしている人や風景を疎ましく思ったり、卑屈になった言動をしてしまっていた
>>続きを読む

DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

3.9

「こっち側」と「あっち側」のディスタンス。そうやって簡単に線引きできればいいのだけれども。

どうしてあんなところに行ってしまったのか。疑念。
なんで全てを捨ててしまったのか。
信じる対象が自分ではな
>>続きを読む

ショコラ(2000年製作の映画)

4.1

まさか最終的にはこんな素敵なお話になっているとは。

禁制や縛りは心を安定させるかもしれない。でもそれでは人間の価値が一向に開いていかない。
固定観念に引っ張られないで、もっと寛大に心を開いて歓迎しよ
>>続きを読む

ガマの油(2008年製作の映画)

3.8

ご先祖様を大事にすること。
お天道様に顔向けできるように生きること。
たとえ亡くなっても、僕らが思い出していれば生きているのだということ。
そんな役所広司が描く死生観。
すごく素敵だった。

親がいな
>>続きを読む

BOY A(2007年製作の映画)

3.9

ガーフィールドがとても素晴らしかった。

表情がとても繊細で、未来に向かって今という時間を大切に紡ごうとする裏に、抱える過去の罪悪感と後悔。幼少期の親友を失った苦しみがよぎる。その苦悩と葛藤が観ていて
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

大学を卒業して一人暮らしを始める頃をなんとなく思い出した。
早く大人になりたくて、自立したくて、何者かになりたくて仕方がなかった。
自分が今こうして思うがままに、不自由なく好きなように生かせてもらって
>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.0

ジョナが生意気な年頃でよかった。

大事なのは深い愛。
たった一人でいい。
その人のために心を捧げられる、全てを注げられる人にめぐり逢えたら、生きてて良かったと思えるなあ。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

情熱的に燃え上がり、一瞬にして消えた夏。

彼女と付き合えことは、兄ハンターが許さない。
兄ハンターとハッパを売ることは彼女が許さない。
どう転んでも誰かが傷付いてしまう。
それでも手にしたいほど燃え
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

そうだ。ジョー。
僕たちは表現者だ。
男女関係なく知性、野心、そして何より強い魂がある。
どんな経験だって作品になる。

でもそんな僕たちでも時々、どうしようもなく寂しくなる時があるよね。
ものすごく
>>続きを読む

幻の光(1995年製作の映画)

3.7

行ってしまったきりもう二度と帰って来ない、苦しさを誰よりも敏感に知っている。

あれから5年。
ずーーっと分からない。
どうして消えてしまったのか。
ふとよぎる。
もしあの人とだったらどんな生活だった
>>続きを読む

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.2

20年来会っていない父の訃報。
その時の父と今、自分は同い年。
実感が湧かない。
信じられない。

陽子が人と人の繋がりの中で、本当の自分を見出していくまでの、繊細で細やかな感情の描き方がとても良かっ
>>続きを読む

(1954年製作の映画)

3.8

ずっと観ようと思っていたものが、
まさかのたまたま最近行ったロードトリップでびっくりした。

甘え、心の安定、安らぎ、そんな存在であったはずのジェルソミーナ。
彼女に対して横暴な態度で、愛が分からず、
>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

3.2

事件の真相をもっと分厚くして欲しかったけど、「望み」という点で全員が救われたのでまあ観れた。

サスペンスあんまり自分から観ないなー

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.6

今の時代もニュースを見て明るい気持ちになるのは大谷だけやなー。

日本が好きだし、日本人としての誇りはあるけど、なんもかんも関係ないって野球が教えてくれる。
野球最高。

PicNic(1996年製作の映画)

4.8

なんて美しい地球最期の日なんだ。。

なんか死に対しての恐怖が薄れていく感覚。なんだこれ。すごい不思議。
そうか。自分が産まれたら地球も誕生して、自分が死んだら地球も最期。
そうじゃん。ならいいじゃん
>>続きを読む

私の男(2013年製作の映画)

3.8

2人ともエロいなあ。
こういう愛の形があるのか。

血縁、家族、父娘、男女であること。
社会不適合であること。
そんなものは関係ない。
互いに精神的未熟がゆえに、
本当の心の繋がりの存在そのものを、
>>続きを読む

>|