ちゃこさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃこ

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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.2

予想以上にとっても良かった!!様々な形の愛が表現されてて、さすがディズニーピクサーだなあ、と。

人間界に置き換えると、宗教観や人種、身分などの超えることがハードシップになりうる恋愛、後継する家業があ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.2

この世を去ってしまった者にとっても、残された者にとっても、レクイエム(鎮魂)がテーマの作品だなあと思った。

日本人にとって共通のDNAとして刻まれている「天災」をキーワードに、それを理由にその土地で
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.9

久々の自分的大ヒット!!深く入り組んだ人間関係と、史実に基づいてるとは思えないドラマチックさ、人種差別などの社会的背景に、シャープなユーモア。本当に好きだった〜。

ストーリー的にはすごく場面転換があ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

素晴らしかった。久しぶりに観終わった後、あー立ち上がりたくないなあ。もう少し余韻に浸ってたいなあ、と感じる映画だった。3時間に構えてたけど、全く長さを感じなくて途中からもう無心でのめり込んでた。

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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

めっちゃよかった。ないた。引き込まれてあっという間だった。脚色なんかしなくても人間の人生を描くだけでめちゃめちゃドラマチック。師弟関係が本当に美しくて、人間につかれてた今日、人間っていいなって思えた作>>続きを読む

ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

3.4

時代を築き上げ、後世に受け継がれ、文化までも作ってしまった。そんなこと生半可な人間にできるはずない。彼女の人生を垣間見てつくづくそんなことを感じた。楽しい、とかじゃない、闘い。1人で闘い続けた彼女、幸>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

素晴らしい映画だった。演技、音楽、ストーリー、メッセージ何を取ってもピカイチ。黒人嫌いだったトニーが、「黒人」じゃなくて「ドク」という一人の人間と会って、変わっていく。それはまたドクも同じで、周りと自>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.9

若い頃のジュリアロバーツがピカッピカで誰も寄せ付けない美しさ…

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

テンポよく、兄弟の夢の終焉と、貪欲な男の帝国の始まりが描かれた作品。これが実話であることの恐ろしさとリアルさがヒシヒシと伝わって、なんだか途中からホラー映画を見てる気分に。ビジネスなんてこんなもんなん>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

奇想天外な展開で、とっても面白かった〜!ビートルズは色褪せないなあ。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.8

観よう観ようと思い、やっと観れた。とても深く考えさせられる作品だった。

加害者が被害者に

被害者が抜け出せないループ

加害者/被害者それぞれのトラウマ

傍観者の自責の念

それぞれの立場の苦し
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.7

インドに行ったことがあるからこそ、より一層染み入るものを感じた。日本には日本の貧困や鶏柵があるけど、それとは色が異なる絶対的な底辺。それはカーストなどカルマのように先祖代々引き継がれていて、自分の人生>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

演技が最高。ストーリー展開はちょっと期待と違った。子役がすばらしい。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

ストーリーは小説読まないと深みが伝わらないくらい、映画で描けてるのは表面だけなんでしょうが、


音楽が、音楽が、素晴らしすぎて、
涙が出そうになります。


音楽聴くだけでも価値がある。
本当に感動
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

めっちゃめちゃ面白かった😂これ見て笑ったら辛いことも吹っ飛ぶ!!超おすすめ!!!

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.9

やばい、ノリで見たらスーパー良くて最後号泣してしまった……。途中から予想はしていたけれど、なんて素敵な話。ハッピーとファニーと感動のバランスがすごい絶妙。2人は普通とは違う形で出逢って、一緒になった。>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

原作小説を読んでから鑑賞。小説を読んだ時、老若男女問わず、年代問わず、多くの人に読んでほしい。と思ったけど、同じことを映画でも思った。ストーリーは少し映画用にアレンジされてるのと、小説よりは希望を持て>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

秀逸な意味でスッキリしない読後感の映画だった。たぶん、どこにも"わかりやすい悪"がないからなんじゃないかと思った。それぞれがそれぞれの持ち場で暮らしているだけ。別に迷惑をかけたいわけじゃない。ただ、生>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.1

うーん、若さから来る苦々しさと切なさとが折り重なってる映画だった。お互いのことを大事にしてるんだけど表現方法が違う二人のお話だった。最後は涙。
松岡茉優ちゃんの演技が素晴らしい。
少し長いかな〜

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.4

話題の作品、やっと見れたー!
序盤は周りの反応同様、どんでん返しがあると知りつつ、本当にこの映画大丈夫なのー、、?ととても不安になる😅
けど、後半になって全ての伏線が回収されて爆笑!
作品を作る裏側が
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

やっとちゃんと観れた。
感じたことは二つ。

パートナーの持つ力と言葉の力。

1人ではできないことも誰かの支えや信頼、応援があればできるようになることが本当にある。テクニカルなものではなくて、精神的
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.6

静かでとても美しい映画だった。
この慌ただしい世の中で、改めて日常の、なんてことのない時間のありがたみを、そこはかとなく考えているこの頃だからこそ、余計にワンシーンワンシーンが響いた気がした。

頭で
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

み終わった後、ん??ってなる読後感の映画だった。あれだけ自分の欲求のためになりふり構わず暴れまくる姿へ共感できなかったからなんだけど、多分それは自分が良識を持つ大人の目で見てるからなんだろうなと後から>>続きを読む

旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.6

とにかくボロ泣きした。口コミ見たらあまり評価してないコメントも多くてびっくり。ただただ、ヒトと動物の絆に、支え合ってしか生きられない人の不器用さと温かさに、わたしはとっても感動しました

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

文句なしにカッコいい。報道はGovernerの為ではなく、国民のためにある。それを体現するために奔走する新聞記者たちの姿に胸が熱くなる。スポットライトもそうだけど、どうも巨悪に立ち向かっていくストーリ>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.9

なんか、うまく言えないんだけど、すごく好きな作品でした。雨と新緑の絵と楽器だけの音楽と年齢なんて関係なく惹かれ合う2人が。タカオが素直になって、雪野も素直になれたシーンで目頭が熱くなってしまった。最後>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.3

ひさびさに見終わったあと立ち上がれない映画を見た。端的に表せばそれだけで全て表せられるくらいの衝撃と重みが襲ってくる映画でした。不法就労、児童婚、家庭内暴力、貧困、人身売買、難民、など社会の歪みが集結>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

こんな展開が待っているストーリーだとは思わず見ていたけれど、話の進み方やテンポ、不穏な雰囲気でハラハラしながら最後まであっという間に見てしまった。いかなる贋作にも真実は存在するという言葉と、関連記事で>>続きを読む

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

3.8

ストーリーラインはシンプル過ぎるくらいでもっとここで味わいたいのに、、!ってところもわりとあっさり通り過ぎる笑 けれど、一人のミュージシャンの一生がドラマチックで、いろんな人に勇気と彩を与えたことが>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

とても陽気で、かわいくて、ほっこりして、温かくて、元気をもらえる作品だった。たーくさん笑わせてもらった!コミカルなテンポの中に、ジェンダー問題などダイバーシティについて考えさせられるテーマが散りばめら>>続きを読む