主演の役への姿勢が良かったと思う。
勝ち気で男勝りな性格だが同時に初々しさも窺わせる役作りで、シリーズへのリスペクトを感じられた。
卑弥呼って我々日本人にとっても未知の存在なので、こういう形で登場させ>>続きを読む
前作に比べて映像が進化した感じ。
謎のモンスターみたいなのも嫌いではない。
海底遺跡をもっと見たかったな。
演技の域を超越した芸の結晶に脱帽。
終盤のはちゃめちゃな感じも良い。
実際に、嘘というか建前が言えなくなったら多分人と全く話せないんだろうなあ。
コメディ映画はこの作品に倣ってNGシーンをもっと付けて>>続きを読む
アーサー王伝説はエピソードが膨大過ぎて映像化するとどうしてもダイジェストっぽくなってしまうね。
でもアーサー王の誕生から死までがバランスよく描かれていたし、甲冑を着ての戦闘は結構もっさりしているが意外>>続きを読む
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"戦後、日本。無(ゼロ)から負(マイナス)へ。"のキャッチコピーに感動した。
ゴジラが銀座に上陸して初めてその全貌を現すシーンの迫力は、IMAXで鑑賞したというのもあり、思わず身震いしたくらい。
怪>>続きを読む
「食人族」が惜しくも(?)届かなかった痒い所を血が出るまでゴシゴシ掻いてくれる。
皮肉の効いたストーリーを軸に、原典へのリスペクトやコメディリリーフな展開で楽しませてくれる、意外にもちゃんとした娯楽作>>続きを読む
どこまでが真実でどこからが脚色なのかは分からないけれど、凄く刺激的な半生だ。
プロローグ的に描かれる幼稚な天才の所業で一気に引き込まれたし、それからの2つの訴訟を絡めて彼の人生を追体験する構成は率直に>>続きを読む
まるで実際に異端審問裁判を見ているかのように錯覚させるほど異様で異質な迫力。
非常に古い作品なのも相俟って、映画という文化の原点のようなものを感じる。
映画の最初は、役者の演技と撮影の趣向だけで成り立>>続きを読む
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あらすじを一切知らなかったので、最初はたった1人の人類になった主人公が愛犬と逞しく生き延びる話だと思った。
初めてダークシーカーが登場するシーンの得体の知れない感じはかなり好みだったし、愛犬を自らの手>>続きを読む
怖かった気がするという遥か昔の微かな記憶は間違ってなかった、明確なきっかけが分からないままロバにされるのはやっぱり恐ろしい。
すごく訓話的で、大人になった今みても納得できるというか少し耳が痛いというか>>続きを読む
「呪詛」や「女神の継承」を挙げて宣伝していたので期待して観に行ったが、思いのほかミステリーっぽい展開で引き込まれた、これは嬉しい誤算。
が、結局はというかやっぱり悪霊の仕業で、それは全然構わないのだが>>続きを読む
また日本の配給会社が好き勝手邦題とポスター作ってるよと半ば呆れながらも思いのほか楽しめた、まあ設定の緩さや展開など、ザ・B級なのは間違いないけれど。
特筆することは無いが、強いて言えば音楽がかなりバイ>>続きを読む
"不思議の国のアリス"を原作とする他の映像作品と同様、結末は夢オチという形をとっているが、この作品はその説得力が良い。
アリスが不思議の国で出会ったものは実は全て周りにあるものだった、彼女は初めからト>>続きを読む
コトリバコは、洒落怖が好きになったきっかけでもあり1番好きな作品の1つでもあるのでこうして映像化されるだけで嬉しい。
ただ、樹海村が今回の一応のメインなのでコトリバコはおまけというか、そうならないよう>>続きを読む
差別的描写のせいで規制されているのかと思いきや、その逆で差別が無かったかのように描かれているから問題になってるのか。
内容自体はディズニーの十八番である実写とアニメの融合なのだが、この時代にこのレベル>>続きを読む
色々と日本の文化を取り入れてくれているようで嬉しい。
子供向けアニメっぽいようでMARVELらしさが残ってて面白いなと思ったが、原作漫画はそれほど人気が出ずに1年足らずで連載打切りになったらしい。
そ>>続きを読む
詐欺やネタバレになりかねない邦題と日本版ポスターは一旦置いておいて。
見どころとしてはスーパーモデルでもある主演女優によるファッションショー、本当に何を着ても様になるね。
ただこの手の題材の作品ってあ>>続きを読む
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どこからか流れてきたこの作品の音楽「Test Drive」が凄く良かったので気になって鑑賞した。
飛べない人間と飛べなくなったドラゴンが、初めて息をひとつにして自由に大空を翔けるシーンはその音楽も相俟>>続きを読む
幸運なことに日本はアメリカほど竜巻に馴染みがないので、竜巻に対する感情が比較的薄い。
それもあってなのか、竜巻に対して観測装置をどうしたいのか、どのくらいまでなら竜巻に近付いていいのかなどが不明瞭で面>>続きを読む
意欲作といった感じでワンシチュエーションに仕立てるにはやや無理があるような。
圧倒的に絵になるであろう事件の現場ではなく地味な緊急通報指令室のみを映し続ける理由が不十分というか、不自然なワンシチュエー>>続きを読む
「You Can Fly! You Can Fly! You Can Fly!」のシーンを見たくて。
ピーター・パンについては殆ど何も知らなかったのでロンドンが舞台なことにまずびっくり、そういえばビッ>>続きを読む
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程良く退廃したニューヨークの雰囲気が良い。
"家具"や"本"、"ホーム"など現代には存在しない職業や施設が面白かった。
ただ、結局事件は解決し切っていないし、懇意になった"家具"との関係も中途半端。>>続きを読む
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良くも悪くもやり過ぎな感じ。
「インディペンデンス・デイ」と同じ感想になるが、世界が1つになるシーンは美しい、残念だが映画の中でしか見られない。
新天地として喜望峰を目指すのはなんか胸が熱くなるね。>>続きを読む
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かなり腑に落ちないままだがもはやそれが心地良い。
50年前の予言は何の為に?何故タイムカプセルに?息子が新しく書いた予言は何?黒い石に意味はあるの?
分からない事はきっと無数にあるけど、自分は選ばれた>>続きを読む
SFホラーの中でも比較的ジャンプスケアが多く用いられていた気がする。
終盤は訳が分からなくなるし、オチもなんか物足りない。
ただ、消息を絶った後の通信にラテン語のメッセージが入っていたあたりは興奮した>>続きを読む
災害よりもむしろ人間の方にフォーカスが当たっていたのがちょっと残念だが、カーアクションが普通に迫力あって良かった。
それと天変地異のバリエーションが豊富なのは嬉しい、人類が科学で天候を掌握しているとい>>続きを読む
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度重なる不幸に苛まれながら逞しく生き延びる大家族の話なのだが、その不幸の1つ1つがなかなかに重たい、物語が終わる頃には家族も結構減ってしまっている。
我々で言うところの"人間万事塞翁が馬"的な話なのだ>>続きを読む
なんかめちゃくちゃ泣いてしまった。
可能な限り自分と関わった人たちのことを最期まで忘れないでいたい。
個人的には死後の世界は信じていないのだが、この作品を観て思うに、死者の霊魂や死後の世界は生者がそれ>>続きを読む
冒頭の空港のシーンからもう好き、まだおかしなことは一切起きていないが劇伴で不安を煽りまくる、これぞ不条理で理不尽。
最後まで(最後自体もだが)分からないままのことが多数あって、結局何だったんだって不完>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
浮世離れした御伽噺と無慈悲な現実が織り成すダークファンタジー。
ペイルマンの造形に目が行きがちだが他のキャラも負けないくらいの気持ち悪さ。
結末は「マッチ売りの少女」のような感じ、本人から見ればハッピ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
恐怖を覚えるほどにまで徹底された役作り。
片腕切断や、漂白剤で手を洗ったり、当たり屋をしたりと精神的に地味にしんどいシーンは多いが、サスペンス調で進むのでどんどん引き込まれる。
"____ER"が主人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
次々登場するヘンテコな秘密兵器を駆使して作戦を遂行する7+1人がなんか可愛い、ちょっと007シリーズっぽさを感じた。
彼女は相変わらずセクシーな衣装を惜しげもなく着替えてくれる上に、髪型や目の色も変え>>続きを読む
鑑賞を終えて、映画も文芸や美術などと同じく芸術の1ジャンルであることを改めて認識した。
それはこの作品が"芸術的に"良い作品だと思ったというよりは寧ろ、自分が楽しめる範疇でのみ楽しめばいいという、作品>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全編ずっとコミカルだが程よく緊張感もある感じ。
部屋着がセクシー過ぎて通報されるのは斜め上なピンチの迎え方だが、綺麗な衣装をいっぱい着替えてくれるのは嬉しいね。
これが水曜ロードショー(現金曜ロードシ>>続きを読む