Rさんの映画レビュー・感想・評価

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シャイニング(1980年製作の映画)

4.4

役者の顔面管理が完璧すぎて…

1.ダニーが自転車でホテルを回るシーン
2.浴室の女性のシーン
初見で観たときの衝撃たるや…

ラストがあっけなくて少し消化不良なのは同意だけど、ちょっとホッとしたよ

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.3

芸術的で美しいけど、めちゃくちゃエンタメに落とし込んでて凄い。

性的シーンが悉くコメディタッチなのが印象的で、暴力的なシーンの方がドラマチック

キューブリック作品に女性の裸体は良く出てくるんだけど
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セブン(1995年製作の映画)

4.4

ああなってしまった彼は、今どうしてるのだろうか。と偶に思いを馳せるキャラ筆頭

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

やっぱりピールは演出の達人なのだ!!

ドンデン返しの人みたいになってるけど、いやいや演出や脚本の言い回しが素晴らしんやん!って思ってたから嬉しッッッ

光の調整がめっちゃ良くて、家で観たときは暗すぎ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.4

見られるという恐怖
語られるという恐怖
自分だけ違うという恐怖

見る見られる恐怖は、楳図かずお「目」よろしく新しいわけではないが、人種と階層が交わり、恐怖心と嫌な感じがダイレクトに感じられて辛かった
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.8

コメディとホラーの塩梅が素晴らしい。

投稿動画の役者さん達の演技凄すぎ

白石監督の、化け物とバケモノをぶつけて打ち消しあうスタンスの原点を見た。

思えば、このコワすぎ!シリーズが、脅威的な呪怨に
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RRR(2022年製作の映画)

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ナートゥナトゥなトゥナトゥナトゥナトゥ ウィラ ナートゥ

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

Jホラーの新たなアイコンが生まれただけでもう拍手喝采👏👏👏

従来のホラーは、黒眼がちなヒロインの顔が歪むことで、恐怖を画的に見せていたが、今回GENERATIONSの肉体で完全に更新し切ったと思う!
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

ピーチめちゃ最高
全ピーチがカッコ良過ぎて泣いた

ゲームをしているかの様な感覚になる表現。流石に爆上がり!!

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

トムのナルシシズムは終わらない

実態のないAIに、それでも身体的アクションで挑むトム。
バイクで飛び降りるシーンで、BGMが無くなり、飛び降りている時に聞こえる音のみになることや、ラストのグレースを
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

トムクルーズのスター宣言

トムが演じることで、何重の意味が生まれてしまった作品であるし、いつまで経っても老いに争い、その争いにマッチョと女と現場主義がくっ付いてくるのは本当にどうかと思うけど、あの映
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

古谷実の日常のすぐ裏側にある暴力、男女の関係は対等じゃ無い。常に女性の犠牲が伴っている。と言うテーマを見事に引き受けていた。

森田が刺殺しているシーンと、濱田岳の初じめての行為をクロスカッティングで
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

おかざき真里のサプリを思い出した。

女性が自分の価値を認められるのは、ふた通りしかない。
1つは、女としての価値。パートナーや男性から求められることで確認出来る。
2つ目は、社会人としての価値。仕事
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

4.4

新作に向けてレッツ白石監督!

B級映画的、B級オカルトTV番組的なルックだから、観やすいし面白いけど、ほんとに怖い!

あのスローモーション大発見じゃない⁉︎
オカルト番組あるあるのスローモーション
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.4

噂に違わぬド傑作

音楽に明るくないので劇中音楽の素晴らしさを無闇に語りたくないが、素人目に見てもあの世とこの世の音楽の使い分けや、サウンドの美しさが良かった。

ピート•ドクターは脚本が素晴らしい。
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リング(1998年製作の映画)

4.0

やはり傑作。

それまでのJホラーの構造をぶっ壊した革命作。
最後しか出てこないのに、ずっと怖いのが凄い。

貞子の這い出てくるとこ本当に良くて、あの肩の動き方、肩柔らか過ぎませんか⁉︎まじ肩甲骨から
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さがす(2022年製作の映画)

4.3

大好きな清水尋也

清水尋也って、人間ならざる者とか、天使なのか悪魔なのか的な役柄とんでもなく似合うんだけど、なんか存在自体が異端と言うか…
今回もそんな感じだったのに、最後決定的に人間になるのが、新
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

とりま次を観るまで死ねないので、私の寿命を伸ばしてくれてありがとう。

序盤のグウェンのドラムから、前作を遥かに超えてきてて鳥肌。
ガリレオのスケッチすら取り込んでしまう、全カット、全キャラ出来てしま
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

付き合いたいのはママで、力強い母は海の女で、性的魅力はナツコさん。

序盤が良くて、ホラー好きだからホラーテイストな描写うまかった。
キモ可愛い生き物の描写は、やはり現在。序盤の生き物が群がる感じも、
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

意外にもガリレオらしさは薄い
プログラムピクチャーのファンとして観に行ったら拍子抜けするかも…

映画版はドラマに比重を置いてるけど、今回はその中でも断トツでドラマ比重多め
ガリレオの真骨頂的な湯川の
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犬王(2021年製作の映画)

4.5

平家物語と言う、語り継ぐ事を祈祷とした、歴史を、当時の人の声を読み解く事を祈祷とした物語の解釈。
これは外伝の徳子の最後の解釈。地獄行きになった平家の人々を祈祷することで成仏した。

名と存在の話。名
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.2

四季を詰め込んだ1年の様な一夜の物語

かがみ込んだ変な行進?ダンス?とか、多幸福感ハンパない後半の演出の連打とか、湯浅正明の真骨頂 
キャラクターの主観というか、感覚みたいなものが画面で表現された時
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

面白く観たけど、読めなかった!と言う展開以上のものを感じれなかった。

編集者はもちろん、翻訳家達の方にも創作に対する愛があるとはあまり感じなかった

色々、気になるポイントが多くて、何でそうなるの?
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.6

あのラストの、あの感じ!
ポンジュノに通底する読後感

テレビを新しくしたから、冒頭のロケ地の美しさが目に眩しくて、こんなに綺麗だったっけ。とビックリした。画質大事

横スクロールが全シーン良い

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ミスト(2007年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

うん、じゃあどうすれば良かったのよ

スーパーマーケットと言うミニマルな世界での社会の縮図それ自体が素晴らしい
カルト集団は、トランプ政権やコロナ、オピニオンリーダーの信者を見ている今、笑えないリアル
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.4

画角やカメラワークめっちゃ良い
霊の視点っぽいカメラワークや、霊の動きを表すかのように、観たい部分を隠すようにグルングルン動くカメラ。見えないのに動きがあるから急に来るんじゃないかと力が入る

スト
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

もう本当に大好き
何回目でもラスト頑張れって念送っちゃう

街並みもファッションもカメラの感じもアメリカのホームドラマっぽいのがまた、この街が予定調和の作り物感が出てで良い

私はクリストフとトゥルー
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.4

世界で最も早い3時間。ここまでノンストップで駆け抜ける映画あります?笑
速さが早さに繋がるなんて嘘。だって彼ら走ってないし、私座って観てただけなのにこんなに時間早いんだもん
スコセッシは長いけど早いの
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

めっちゃバカ笑
本当に声出して笑った

アクションかっこいい
意外に敵も間抜け
メイン5人のラスト最高。
攻撃Lv.100だけかと思ってたら防御Lv.100も最強なの確かにってなった最高

そうはなら
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.3

#あれ実は私なんです

深キョンの浮遊してる感覚が、そのまま画面に現れるの好き
アニメーションの使い方も理に適ってる
ケジメの深キョンのビジュ
お父さんとお母さん最高。好き。
ゴスロリとパチンコ、最後
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メガマインド(2010年製作の映画)

3.5

トム•マググラスのアニメーションは観てて楽しい

ボスベイビーにつながる様な豊かな表情。微妙なニュアンスはないんだけど、ハッキリとコロコロ変わる。
「プレゼンテーションが足りないんだよ」言うだけある。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

親愛なる僕へ殺意を込めて
を読んで再見

ラストカットの見晴らしが良くなっていくのが良い

GO(2001年製作の映画)

4.0

バラと呼んでいる花を別の名前にしても美しい香りはそのまま

今作から20年が経つ今、自分が望む名前を叫べる世の中になっているのだろうか

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

お前ら全員好きだーーー!!

最初から最後まで松岡美優に感情移入してた。それくらい私だった。

イチである松岡美優は、二にアピールされながらイチに対してニのトレースをする

ニだって告られたら嬉しいし
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