RIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

3.9

オトナ帝国の逆襲、戦国大合戦以降、様々な試行錯誤を繰り返し、やっと原恵一路線の呪縛から逃れることができた本作ですが、少しずつ停滞していた近年のクレしん映画の中では、ずば抜けて良いと感じた作品です。>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

4.5

クレしん映画史上ベスト3に入るくらい大好きな作品。

2009年に臼井先生が死去したため、今作は、臼井先生が制作側として直接的に関わった最後の作品となりました。

なにより素晴らしいのが、恐怖感の描か
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012年製作の映画)

2.6

最近のクレしん映画があまり好きではない中、この作品はずば抜けてつまらないなと感じました。

悪役と呼べるやついないし、テンポ悪いし、宇宙人が一体何をしたかったのかよく分かんないし、ギャグもつまんない。
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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006年製作の映画)

2.5

何が1番怖いかっていうと、よくこんなつまらない作品作れたなってこと。

ホラー要素が強すぎて、前半は絶叫しそうになるんだけど、後半になるにつれて、興醒めな展開に悪い意味で絶叫しそうになりました。

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クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者(2008年製作の映画)

2.4

本郷みつるどうした?ってなった作品。

クレしん映画のワースト3に入るほどつまらないです。

ギャグはつまんないし、テンポ悪いしで、ぐっだぐだ。

悪役がなんで地球を狙うのかがよく分かんなかったし、後
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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005年製作の映画)

2.4

おそらくクレしん映画史上最も微妙な作品。

とにかく薄っぺらい。
ギャグはつまらないし、醍醐味である深いメッセージも何1つありません。

せっかく面白そうなコンセプトなのに、脚本がいまいちだから、まっ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.6

クレしん映画=大人も泣けるアニメ映画
というイメージを確立した前2作とは違い、ギャグ路線に舵を振り切った作品。

だから、感動要素はゼロ。
かなりコメディ要素が多めでギャグオンリーの作品は今作一本のみ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.3

大人帝国の逆襲と肩を並べるほどの名作と言われている戦国大合戦。
非常に好きです。

ギャグ要素の多い作品がたくさんある中で、感動路線に振り切った前作と今作は、クレしんっぽくないクレしん映画と言ってもい
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.6

感動の嵐とはまさにこのこと。
シリーズ3作目にして、シリーズ最高傑作だと感じます。

ウッディとバズの友情を育み、キャラクターを魅力的に描いていた1作目。

世界観とキャラクターをより掘り下げ、深いメ
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.3

“おもちゃは遊んだ子供のことを忘れない。でも子供はおもちゃのことなんか忘れてしまう”

捨てられてしまい、心に傷を負ったジェシーが発したこの言葉。
本作で最も印象深く、考えさせられたシーンです。

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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.4

ディズニー・ピクサー史上最高傑作と名高いトイストーリーシリーズ第1作目。

この作品を子供向け作品だと思っている人がいるかと思いますが、全然違います!

今作に込められたメッセージ。
それは、ヒエラル
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.5

なにより良かったのが、脚本。

ストーリーは王道だし、どこにでもあるようなスポ根ラブコメなのに、ありきたりだと思わせない脚本の良さに感心してしまいました。

さすが吉沢良太。
キャラクターの魅せ方が上
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.5

人間に寄生し生物全体のバランスを保つ役割を担う我々から比べれば、
人間どもこそ地球を蝕む”寄生虫”ではないか!
本作で最も印象に残ったシーンです。

ど正論すぎて何も言い返せません。

人間がいること
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.6

ミギーが可愛い。

残虐非道な寄生生物と上手く対比させることで、愛着のもてるユーモアセンスの高いキャラクターをつくれてました。
阿部サダヲの声もかなりハマってます。

染谷将太の演技は良かったし、深津
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告白(2010年製作の映画)

4.5

娘を殺された女教師の壮大な復讐劇。

人間とはいかに残酷で醜い生き物なのか。
人間の欲望や衝動により、引き起こされる残酷な現実をリアルに描いた衝撃作です。

胸を締め付けられるような美しくも残酷な映像
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

どんでん返しが凄まじい…
予告編詐欺と言っていいほどの衝撃が待っています。
殺人の告白を観たことがなかったことで、新鮮な気持ちで観れたからかもしれません。

“はじめまして、私が殺人犯です”
という告
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

胸キュンがたくさんあるわけではなく、比較的静かな雰囲気とリアリティのあるトーンの中で男女2人が繰り広げる切なくも儚い恋愛は、そこらへんのクソな恋愛邦画とは一味違う魅力を醸し出してました。

演技は皆良
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ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

2.7

記念すべき200本目の映画は、
ここまで来るともういらないって思っちゃうフィルムシリーズ第3弾、ゴールド。

ストーリー展開が酷すぎ。
もはや茶番としか言いようのないクソさに悲しくなりました。

なに
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

人って常にいろんなことを忘れてて、どうでもいいことを忘れてるかもしれないけど、何か大事なことも忘れてしまってるかもしれない。

そんな映画のコンセプトをつつくのが非常に上手いなと感じました。

夢と現
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

思いやりと理解の不足により、イジメへと発展し、どんどんエスカレートしていき、ある日、いじめていた主犯である主人公にターゲットが入れ替わり、少しづつ自分がやってきたことの愚かさと重大さに気づいていく…>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.0

グルーがいない…

言葉を話せないミニオンが主人公と聞いてすごく心配だったんですが、案の定、不安が的中しました。

メインキャラクターに向いてなさすぎるんです。
スラップスティックコメディしかできない
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.3

ちゃんと中身が詰まってた前作に比べると、かなりガッカリ。

すっかり父親になったことで悪役さが完全に無くなってたし、ルーシーとのラブロマンスもなんだかいまいち。
ストーリーも薄くなってました。

良か
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.6

主人公のグルーが養子として引き取った女の子3人と徐々に心を通わせていくストーリーには、心温まる魅力を感じました。

悪党なんだけど、不器用で心優しい父親でもあるグルーのキャラクターがなにより魅力的。
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

アメスパ2の評判が悪かったことで、3作目とシニスターシックスの製作が中止になり、新たにMCUに加わって再スタートをきった本作ですが、期待以上の出来でした。

アメスパシリーズで目立っていたキャラクター
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.6

広告業界の裏側をコミカルに描いた話だけど、単純に笑える映画として面白かった。

なにより良かったのが、妻夫木聡。
どんな役でもその役の後ろに隠れることができる俳優として、個人的にすごく好きだけど、今作
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.0

とにかく脚本がクソ。

ツッコミどころ満載な演出やストーリー展開に終始イライラしてました。

ジャンルとしてはサスペンス・スリラーなんだろうけど、まったく怖くない。
香川照之はハマってたけど、サイコす
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

普通…
別に悪くないんだけど、めちゃくちゃ良いわけでもない。

そもそもハンソロ自体に興味がなかったから、観る気はしなかったんですが、スターウォーズのスピンオフだからという理由で鑑賞。

スターウォー
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.8

スターウォーズのウォーの部分が最も似合うスピンオフ第1作。

繋がり方が完璧。
3から4への架け橋の役目を完璧にやり遂げてました。
ラストのベイダー無双が最高すぎますww

後半の盛り上がりにはかなり
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.7

迷子の少年サルーが家族と再会を果たすために奮闘する感動のヒューマンドラマ。

本作では、インドの想像を絶する現状がリアルに映されています。
それをサルーの目線で描くことにより、素晴らしい信憑性とリアリ
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インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年製作の映画)

1.4

豪華な俳優陣の無駄遣いとはまさにこのこと。
脚本がクソすぎて、やってることシリアスなのに、馬鹿馬鹿しくて笑えてきます。

見どころは藤原竜也お得意の

ゔぁあああぁあ!!

だけ。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.3

優雅な宮廷で繰り広げられる愛憎劇が醸し出すエキセントリックでゴージャスな世界観に一気に引き込まれてしまいました。

女王への愛を巡る権力争いを描いた話ですが、新鮮かつ独特なカメラワークとダイナミックな
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

最高にクール👍

ブラピカッコよすぎ😍

資本主義へのアンチテーゼ、

そして、消費社会からの脱却、

非常に社会派なテーマに切り込んでいるが、
メッセージは至って普遍的なものであり、

だからこそ、
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.1

前2作に比べて、トーンがガラリと変わり、シリアスに路線変更した第3作目。

ファンタジーを残しつつ、シリアスを絶妙なバランスで足すことで、前2作では観れなかった、より深いキャラクターの成長を描けていま
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.9

賢者の石より一層ミステリアスになった第2作目。

前作に劣らず、ワクワクとしたファンタジーがたまらない。
ヴォルデモートの全貌に近づいていることもあり、少しシリアスが足されてます。
謎を解き明かし、戦
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.7

災害映画の最大の弱点ってキャラクターが弱いことだと思います。
力量ではなく、キャラクターが単純に好きになれない。

竜巻だったり、津波だったり、すごいことが起きて、人がいっぱい死ぬんだけど、そこにある
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

2.8

“語るより魅せる”

これは、僕の好きなレビュアーさんが重視していることです。
例えば、
このキャラクターはこういう性格で、こういうことができるすごいやつなんだよ!
って説明口調で説明されても、実際に
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