rioさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「落下の解剖学」というタイトルとポスターデザインに惹かれて楽しみにしていた作品。

結果、想像していたのと違った…

まず、解剖学っていうから、アカデミックというかロジカルにパンパンパンと話が進んでい
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

ヨルゴスランティモスにラースフォントリアー掛け合わせたみたいな。
ヨルゴスランティモスの変態っぷりが振り切れた感じ。

人造人間、くらいの前情報しかなく、仕事終わりに観に行ったけど、
月曜の夜から観る
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

-

『ファーストカウ』を観に映画館行ったら、「本日分は完売です」と言われたので、結局何もせずに家に帰って『リバーオブグラス』を鑑賞。

内容をすっかり忘れてしまったけど、なぜか『バッファロー'66』が脳裏
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枯れ葉(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

大人の映画だった。

流れてくるニュースから、紛れもなく現代(ほぼリアルタイムに近い現代)だと分かるのだけれど、
現代だと分からせてくれるのはそのニュース(とジム・ジャームッシュの映画)くらいで、
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

刺さりすぎて泣いた。

いろんな偏見と戦う34歳独身のブリジット。
中絶経験、ワンオペ育児(のような環境)、産後うつ、LGBTQ差別、人種差別/偏見、マウンティング、さまざまな価値観とのぶつかり合い、
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デヴィッド・ホームズ 生き残った男の子(2023年製作の映画)

4.8

ハリー・ポッターの大ファンです。
このドキュメンタリーで大きな意味を持つロンドン"リーブズデンスタジオ"のハリー・ポッタースタジオツアーにも行きました。
TVで賢者の石が放映されている裏でこの作品を鑑
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

-

「今は何を話していいか分からない。あなたを想像して話す方が楽だった」。共感してしまった。

車の荷台に乗ったハンターと、トランシーバーで話すシーン、好きそうだなって思った。

アアルト(2020年製作の映画)

-

音楽が素晴らしく、印象が強かった。
鑑賞後に調べたら、フィンランドのアカデミー賞に該当する音楽賞を受賞していた。
ファントムスレッドを思い出してしまった。

エリッサの存在も気になりました。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

-

観終わった後、原題が「バンシーズ オブ イニシェリン」だと知る。
バンシーなら納得。
"精霊"だとネガティブな要素が伝わりにくい。逆にポジティブに聞こえてしまって、この映画の不穏な空気が伝わりにくいよ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

わかりやすかった。
最後の22番、否定された人間がどういう状況になるのか、作品のテーマとのギャップが印象的だった。

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

-

後半1時間から良い感じ。
タフに経験を重ねてきた品のあるスマートな女性たちのパワフルなアクション。30も過ぎると応援したくなる。
図書館がキーになることで知性的な演出があるのが粋。

もう少しテンポあ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

-

こういう歴史があったことを忘れてはいけないな、こういう状況で生きてきた人たち、それぞれの選択をしてきて今の自分たちがあることを忘れてはいけないな、という感じ

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

2.5

途中で観るのをやめてしまった。
せっかくの俳優さんなのに品格台無し。
自分の結婚式の前日に見たからか、
本当にやってることが幼くて酷いし、
あのしつこい顔ゲーはなんだ?

クルエラ(2021年製作の映画)

2.6

ひどかった。エマストーンもトンプソンも好きなのに。
いくらファンタジーとはいえ、
主人公の生い立ち的な設定が酷い。
結構がんばったけど途中で見るのやめてしまった

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.3

うーん、分かるような分からないような。
もっと濃ゆく人間関係描いてくれてもよかったけど、それ以外の余白?的なシーンも多かった気がして。
少し前だったらエイダの気持ちに共感していたかもしれないけど、自分
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

※鑑賞前の方はご注意ください。細かいネタバレを含みます※

友人に誘われて視聴。
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎の本が、イマイチ響かなかった自分がいたので、あまり乗り気ではなかった。
ジブリ作品は
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.2

燃ゆる女の肖像から、予期せぬ形で鑑賞。

素晴らしかった。
少女3人、三者三様の悩みや満たされなさがあって、
それがいびつな形で三角関係に発展していくのだけれど、
最後に向けての人間関係の揺らぎがすご
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

2.9

評価が高かったし、ゾーイカザン好きなので鑑賞。

期待値高かっただけあって、ちょっとガッカリ。
この内容で2時間は長め…

なんかちょっと古臭く感じてしまうところもあり…
こういう設定でいくなら
もっ
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