たかぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

周囲を巻き込んでいく主人公のキャラクターに惹き付けられる。気が付くと聖歌隊の人達と同じく、主人公に全幅の信頼を寄せるようになっていた。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.2

言葉にできない空気に満ちた映画。坂本龍一さんはじめ役者陣の目で語る演技が何とも言えない。最近観たドライブマイカーで言う所の「何かが起きている」映画だと感じた。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

ありそうでないクラシカルでちょっと不思議なオムニバス。双子の話が好き。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

タイカ・ワイティティ含め出てくるキャラ全員好きになってしまう。気が付いたら2時間経ってたポジティブな時間泥棒映画。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

若者が堂々とタバコを吸うシーンがある映画って令和の世において実はレアなのでは。

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.6

親友を殺された刑事が犯人を追う…という普通だったらめちゃくちゃ重くなってしまいそうな内容を軽快に描いているのがすごい。最初は主人公に当たりが強かった向こうの刑事たちと徐々に打ち解けていく過程も好き。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.5

「ベイビードライバー」で音楽の使い方が巧みな監督だな~と思っていたら今回も最高だった…
年末にして個人的今年ベストが塗り替えられる。先の読めない展開に余計なこと全部忘れて熱中してしまった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

主人公の境遇とか葛藤とか結構重たい話なのにちっともそんな感じがしない。何気に伏線もちゃんと回収されてて観た後爽やかな気分になれる。シンプルに面白い!

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.8

少し不思議な日常ものかと思って観ていたら…衝撃。テンポも良く、久しぶりにのめり込んで鑑賞できた作品。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

メインキャラクターが報われない、曖昧に終わる系の話が苦手なので個人的にはとても後味が悪かった。けれど社会に向けて強烈なメッセージを投げかけている点では間違いなく後世に残る名作だと感じた。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

トンボ型のオーニソプターや保水スーツなど世界観を彩るアイテムがとにかくかっこいい。物語の静謐で力強い空気感に魅力された。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

ツッコミを入れながら観てしまう爽快刑事コメディ。伏線がちゃっかり全部回収されているのにも笑った。スクールバスにはご用心。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

見た目のインパクトがものすごく、ちょっとだけ覗いてみるか…と冷やかし半分で観てみたら意外にもしっかりしたストーリーですごく面白かった。テンポもよく、まんまと引き込まれて最後まで観てしまった。美術の知識>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

ラストまで見てもう一度見直したくなる作品。ひたむきに夢を追い続ける主人公にグッとくる。テイストは全然違うけど、低身長というハンデを背負いながら宇宙飛行士を目指す女の子の物語「ふたつのスピカ」(日本の漫>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

ワクワクさと奇妙さが混ざり合ったオープニングですぐに引き込まれた。後味悪い系の話かと思いきや意外にも爽やかなラスト。

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

観てる間ずっと緊張しっぱなしだった。いつ何が起こるか予測不能で目が離せないハラハラ感がたまらない。浜辺の長回しシーンが印象的。

ダニエル(2019年製作の映画)

3.2

心理戦的な要素を描いたサイコサスペンスかと思いきや、途中から違うジャンル混ざってきて「そっち行く!?」となった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

仕草や視線に感情を乗せている感じがグッとくる。「君が知らないことはある?」から始まる一連のやりとりがもどかしくて好き。

天国と地獄(1963年製作の映画)

3.8

映画自体の面白さもさることながら、今とは全く違う当時の空気感に圧倒された。警察署で捜査会議中、刑事たちがタバコをふかしながら軽いジョークで笑い合うシーンが妙に印象に残っている。荒削りながらもおおらかで>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.6

テンポがよくて爽快。お約束展開の合間に挟まれる主人公とお母さんのドラマが良い緩急を生み出しているせいか、観ていて飽きない。

ビバリウム(2019年製作の映画)

2.5

ミッドサマーが好きなので同じ雰囲気の映画かと思いきや、観てみるとだいぶ違った。気色悪いという点では似てるけど、ミッドサマーはカラッと乾いた感じで、ビバリウムは陰鬱な湿気がまとわりついてくるような…
>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.2

回転木馬のシーンどうやって撮ったのか気になりすぎる。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.4

キャラ立ち要素満載で観ていて飽きない。観賞後晴れやかな気分になれる胸スカアドベンチャー映画。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

堤真一さん演じる猫背で目に光のない石神を最高に格好良いと思ってしまう。金澤美穂さんが娘役で出演していたのにも驚いた。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.8

予測不能の展開であっという間の86分。「ここで怖がらせるぞ!」みたいな演出はあんまりなく、淡々と起こる事実を描写している感じだった。(それがかえって不気味さを煽る… )
クリストファーリー、胡散臭い人
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

アニメ全話視聴からの勢いで映画も鑑賞。アニメよりも終わり方が綺麗にまとまっている印象。全員ハマり役だったけど戸次重幸さんの九条ちひろが特に良かった。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.3

主人公の目に感情を溜めたような表情がたまらなく切ない。フアンの部屋で見切れていた富嶽三十六景が地味に気になってしまった…笑

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

男子校ノリのおバカコメディ映画だと勘違いしたまま、軽い気持ちで見始めたらどんどん引き込まれた。ストーリーの構成が上手すぎる。コロナ渦のこのタイミングで出会えてよかったと思える作品。

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.0

ループしているのが主人公だけじゃなく、同じ境遇の人々が集団で…という設定が面白かった。全然関係ないけど "The Stanley Parable" というアドベンチャーゲームを思い出した。

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.5

レジェンド4人組の痛快馬鹿騒ぎ人情コメディ。テンポよく笑えて後味もすっきり。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.3

台詞に頼らない松岡茉優さんはじめ俳優さん方の演技に引き込まれた。特に冒頭、松岡さんのぎこちない笑顔からの「蜂蜜と遠雷」が印象的。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.2

戦争映画得意じゃないのに食い入るように観てしまった。多用される一点透視構図と画面の彩度が安定のキューブリック監督。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.3

前情報なしで観賞。ひねくれた鑑定士が愛に目覚める話かと思いきや…純粋に驚いた。主人公の孤独を浮き彫りにするレストランの描写が切なくもオシャレ。

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.7

観賞直後は「???」だったものの、後からふと映画のワンシーンを思い出すなど、時間差で良さが滲み出てくる作品。結果明日がちょっと楽しくなった。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

冒頭の長回しカットが印象的。ドナルドマクドナルドのくだり声出して笑ってしまった。後味スッキリコメディ。

嵐電(2019年製作の映画)

3.8

お弁当屋さん(カフェ?)で働く女性と俳優さんのエピソードが好きすぎる。もどかしい両片想い感がたまらない。ちょっとした台詞や自然な演技に引き込まれた。