りりさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

りり

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ペイシェント 声なき患者(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

もとカルト所属の主人公が、怪我で下半身不随に(この怪我もカルト信者の襲撃によるもの)。怪我の治療のため入院した病室で寝ていると、悪魔的な存在が訪れ、「あと1週間でお前の甥っ子の命をもらうよ。ちなみに誰>>続きを読む

シェルター 狂気の秘密(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

困っている女性にとって救いとなる女性用シェルターが実は危険な恐ろしい場所だった、的サイコスリラー。主のビーはシリアルキラーで、シェルターに受け入れた女性を監禁後殺害することを繰り返していた。そこに避難>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

4.0

やっと見た!全体を通した印象は怖いより“かわいい”。バレエ学校の建物の内装&インテリアが極彩色でかわいすぎ。アイリスの部屋も廊下の透け感あるカーテンも最後の部屋もかわいい。照明も極彩色で特徴的。音楽も>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.3

結構前に見てレビューを忘れていたシリーズ。

誘拐された少年が閉じ込められた部屋の古い電話機から謎なメッセージを受け取るホラー映画。連続誘拐犯に監禁されるというサスペンス部分と、電話を介した怪奇現象を
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.5

結構前に見てレビュー忘れてたシリーズ。

身体のサイズを小さくして存在と生活をミニマルにするライフスタイルを選択した人々の話。身体を小さくする過程や新生活の仕組みなどはSFって感じでワクワク楽しく見れ
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.5

黒沢清監督のホラー。92年!(肩パッド入りセットアップや大ぶりアクセなどファッションかわいい✨)。警備員が勤め先の会社で意味もなく人を殺しまくるっていうタイトルそのまんまの単純なストーリーだが映画の雰>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

クレオパトラの3つの卵なる秘宝をめぐるインターポールと泥棒のドタバタアクションコメディ。存在するだけでおもしろい2名がメインなので始終楽しい。しかもデコボココンビのバディものかと思いきや一筋縄ではいか>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.3

狡噛メイン回。新たな狡噛さんの供給はありがたいけど私はディストピアSFなPSYCHO-PASSが大好きなのでやはり日本を出ちゃうと単なる傭兵ものになっちゃうわけで興味が薄れてしまうかも。女の子に優しい>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

須郷の過去編。征陸と絡む。センチメンタルなハードボイルドという感じなので、PSYCHO-PASSをディストピアでの異常犯罪捜査的な面で楽しんでる私にとってはちょっと毛色が違う話で物足りなかった。とはい>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.5

PSYCHO-PASS大好き! この劇場版3部作見逃してたので見た。霜月メイン回。シビュラシステムを悪用した閉鎖的なヤバい施設の陰謀を暴くというPSYCHO-PASSらしい展開で楽しかった。とはいえせ>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

バットマンの映画はどれも大好き! ノーラン監督の映画史に残るめちゃくちゃよく出来なシリーズの後でここまでカッコいい新作を作ってくれて嬉しい! 全体的にこれまでの映画化作品よりもノワール感を増した上に、>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

定期的に摂取したくなるステイサム。Netflixで鑑賞。これは家族想いだが復讐に身を捧げた悪いステイサムで、ひときわハードボイルドでいい。謎の新人セキュリティの裏の顔と実力が徐々に浮き彫りになる楽しさ>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.8

吹き替え版を鑑賞。もう最高に可愛くて楽しくて超元気出た!テンポ良い。ゲーム画面を精巧な3DCGで再現してくれて良い感じにストーリーに組み込んでいてとにかく楽しい。兄弟愛が眩しい。ゲームプレイで慣れ親し>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

ネットロア「きさらぎ駅」を元にしたホラー。映像のクオリティは低いけどストーリーは意外な展開もあってそこそこ楽しめた。同監督の「鮫島事件」よりはるかにマシ。

とはいえ、ネットロアって現実の延長にある感
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サードアイ2(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

インドネシアホラーの2作目。前作はCGがしょぼかったけど今作はかなり進化してた!ストーリーは一応前作の続きで、サードアイの開いた女性、アリアが主人公。美人姉妹+ウィンドゥ先生の3人で怪奇事件に立ち向か>>続きを読む

サードアイ(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

インドネシアのホラー映画なんだけどほぼアジア版インシディアスだった。その他にも色々なホラー映画で見たような要素が多く既視感多めでホラー的に新鮮味はあまりない。しかしメインキャラクターの姉妹が美人で麗し>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

久々に見返したけどやっぱりすごい好きだな〜。2回目の方が楽しめたかもしれない。テンポよし、わかりやすいストーリー、無駄な部分なしのキュッと詰まった約90分が見やすくて最高だし、ホラー映画のあるあるをメ>>続きを読む

カラダ探し(2022年製作の映画)

3.2

結局なんでループするのかなんで身体を探すのかなんで記憶がなくなるのかわからないんだけど、ジュブナイルホラー度が高めで要所要所で胸キュンさせてくるのが楽しかった。もっとバリバリにデスゲームで人間関係もギ>>続きを読む

劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人(2021年製作の映画)

2.0

映画鑑賞という心持ちで見ると物足りないけど、普通の怪談映像と思えばそこそこに楽しめる…かな?怪談自体はどれも定番パターンで、もしかしてこれって実話?って思うことで怖がれるかなというくらい。
あとオムニ
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メランコリック(2018年製作の映画)

2.8

低予算ゆるゆるサスペンス邦画。リアリティはほぼないのでそれが許せる人向けだと思う。閉店後の銭湯が実は殺人と死体処理の場として使われていた…という日常と非日常が紙一重で直結している設定が気になって見たも>>続きを読む

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.5

新人警察官(元軍人でめちゃ強)が警察の汚職に巻き込まれて容疑者にされて頼る人もいなくてほぼ四面楚歌のなかで必死に抵抗し、自らの信念を貫き通す話。
めちゃくちゃスリリングで見応えあり。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「コクソン」のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースということで楽しみにしていたタイの民間伝承をテーマにしたモキュメンタリーホラー。儀式の様子の全てが映像的に興味深い。ほぼアジア版エクソシストホラーって>>続きを読む

その住人たちは(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スペインのサスペンス映画。落ち目の広告デザイナーが眺めの良い豪華なマンションからボロいアパートへ引っ越すことになる。が、過去の栄光を忘れられず、次第に引越し前のマンションに新たに越してきた人々に執着し>>続きを読む

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

4.0

かわいい!ラブリーで壊れやすいガラス細工みたいだけど意外に大胆な世界観好き。一応映画らしいのだけど、ドラマメインでもないし、かといってミュージカルでもない不思議な映像作品。ここまでくるとエンタメという>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

4.5

すべてがいい!不気味とかわいいのバランスがちょうどいい。「不思議の国のアリス」がこんな独自のイマジネーションの元で映像化されたものを見れるなんて幸せだなと思った。
まさかワンダーランドが室内で完結して
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.4

韓国のサスペンス映画。シリアルキラーの犯行を刑事の地道な努力が暴いていく話。囚人と刑事の頭脳戦という構造で、常にイニシアチブを囚人に握られ、翻弄されながらも諦めない刑事の姿が熱い。犯人がすでにわかって>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.4

永遠に僕のもの
実在するアルゼンチンの連続殺人犯をモデルにしたサスペンス。主人公の巻き毛の美少年が犯罪を繰り返す話。原題は「El Ángel」なので、主人公カルリートスの天使のような外見を表すとともに
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ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

2.5

後味が微妙に悪いが大好きなサメ映画「ディープブルー」、2あったんだと思って見てみたら前作に比べて大幅にしょぼくなってて笑った。前作みたいに浸水した施設内をサメが泳いできてヤバい!みたいなのを期待してい>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.3

1960年代の台湾を舞台にしたホラー。台湾映画らしくエモい。あと役者の顔がいい。学校部分の世界観がやけに作り込まれてるなと思ったら原作はゲームなんだね〜。凝った世界観&ハラハラ感&クリーチャーなどは同>>続きを読む

マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マジックマイクのシリーズは大好きなのでわくわくで見た〜楽しかったけど個人的にはそれほど心躍らず。ダンスはもちろん素晴らしかった。オーディションのシーンも楽しかったから、もっと各ダンサーの個性を活かした>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

富豪の遺産相続ゴタゴタミステリだった前作に続き、孤島のクローズドサークルで殺人事件発生というこれまたいまやクラシカルなミステリーを現代の時代設定の新作として見せてくれてめちゃくちゃ嬉しいし楽しかった。>>続きを読む

グッドボタン 暴走する若者たち(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

SNSで承認欲求と人間関係をこじらせる話がメインと思いきや、1人のサイコパス(ケリー)が転入先で周りをぐちゃぐちゃに引っ掻き回す話だった。主人公の彼氏と男性教員以外ほぼみんな倫理観が狂ってるんだけど、>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

2.5

超能力寄りのすごい催眠術を使う男とそれを追う刑事の話。都市伝説っぽい感じや人が人を恨む人間の闇みたいな部分は調味深かったけど、全体的にチープな出来だし出演者がほぼ棒読み演技で、これで映画の世界に入り込>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

パク・チャヌク監督の最新作だ!ってことで見てきた。大人のラブロマンスだった。それもほぼ純愛の直球ストレート。バイオレンスもアダルトなシーンもない!
すいも甘いも経験したような大人でも、そして刑事と容疑
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獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.2

南スーダンからイギリスに亡命してきた難民の夫婦が、イギリス政府から支給された家で怪異に遭遇する話。スーダンでの内戦の様子や、逃げ延びた先での処遇や差別なども描かれるなど社会派色の強いホラー。でもそんな>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃよかった。映画としての出来が素晴らしいのはもちろん、私が女性だからなのか?心の柔らかいところに色んな場面、色んなセリフが刺さりまくって切ないやら同意に思うやらつらいやら…。もっと早く見れば>>続きを読む