りさんの映画レビュー・感想・評価

り

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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近しいと思ってた友人を助けたくても救いきれない時があるのかと思うと心苦しい。けど、死に執着しすぎると今度はこちら側が壊れてしまう。

まりがおか岬での少女の一件は、壊れ始めそうなシイちゃん(永野芽郁)
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GONZA(2023年製作の映画)

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終着点そこなんや…

何気なく食べた定食の一品について、食べ終わって時間経って、それに関するプチ情報を話されたところでって話なんだよな。その場でへぇって言っても、いまいちピンときてないのが事実でして。
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

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繊細で悩める高校生の目線から見た彼らの何気ない日々を切り取った話だけど、今を生きるのにとても大事な話だった。

自分がいつ人を傷つけるかなんて分からない。根っこは皆んなどこにでもいる“普通”の人間にす
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ほつれる(2023年製作の映画)

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人間が持つ嫌な部分が画面いっぱいに延々と飽和してた。終盤になるにつれて見る気が失せたけど、少しでも希望が見える一瞬があるかもと願いながら最後まで見た。

全編通して、会話がなく沈黙が流れる時間とか、次
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Kfc(2016年製作の映画)

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しばらくはKFCのCMすら見たくない。

冒頭で「これはフィクションである」的なことを強く訴える注意書が表示されていました。おっと身構えたはいいものの、そんな形だけの構えでは到底敵わず、余りのむごさに
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市子(2023年製作の映画)

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あと一つ何かが違えば市子の人生は変わってたのか、と延々に考えてしまった。

彼女は長谷川と出会って、幸せに限りなく近い時間を過ごすことができた。しかし、“間”で生きざるをえない彼女が、そこから遠ざるし
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こいびとのみつけかた(2023年製作の映画)

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絵本みたいな柔らかい感触と人間のリアルな苦しみが共存してて不思議な世界だった。

トワと園子の2人の間にある相手を想う気持ちは誰にも壊せないものだし、彼らの人生において必要不可欠なものなんじゃないかと
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

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「答えが知りたくないことは質問しない方が良い」らしい

JとKのもう一つの初めての出会いがこんなだったとは…うるっときた

メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

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路駐してる車の中にいるフランクが「Who Let The Dogs Out!」を爆音でかけながら、テンポよく吠えるシーンが1番好き。

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

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KとJの出会い知らんかった
こんな感じなんや

これまで金曜ロードショーで放送されてるのを見てるのを飛び飛びの場面でしか見たことがなく、あまり話の流れを知らなかった。2.3も見る。

雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

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荒削りだけど真っ直ぐな葛藤と勇気と成長。
少年たちの目に映っていた、あの頃の世界がありありと描かれていた。

子どもは目に見える範囲で相手がどんな人か判断する。大人は相手の見えない部分を優先して相手と
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恋恋豆花(2018年製作の映画)

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終始、観光案内の映像見てる気分。
けど台湾に行く人にとっては大いに役立ってる気がする。

豆花食べたくなったし、夜市で美味しいもの食べたいし、歴史ある映画館にも行きたくなった。

時々入ってくる挿入歌
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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胸は熱くなったけど心は空っぽになった。
今を生きてても、過去に対する意識に強く引っ張られている若者たちがそこにいた。

目の前の楽しい現状が長くは続かないと分かっていても今を生きることしかできない、る
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MOON and GOLDFISH(2022年製作の映画)

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辛く終わりの見えない日々に、何者にもなれなかったあの時。そんな中でも、わずかな明かりとなる1つの経験があれば、明日に進めるのかもしれない。自分の中での大切な記憶は大事に温めていたい。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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死体処理の人に殺し方を毎度怒られる。職業隠すために世の中に馴染もうとするが、全く馴染めない。人に「ごめんなさい」を言うのに時間がかかる。

殺し屋ってクールで完璧なイメージがあって。物語で人間臭さみた
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

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高校の時に授業でイヤイヤ読んでた、文語の作品読んでる気分になった。
耳から入ってくるのは確かに日本語なのに、全くもって解らない…あの感じ。
終始置いてけぼり。
非現実的なストーリーとは言えど、私には難
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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自分が優しいんじゃなく、ただ弱いんだけじゃないかという麦戸ちゃんの葛藤に痛いほど共感できた。
自分ごとの範疇を超えた部分まで深く考えてしまい、延々と自らの首を絞めてしまう、七森と麦戸ちゃん。
気づいた
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国葬の日(2023年製作の映画)

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色々飲み込みきれてない。
自分がどれだけ無関心でいたか思い知らされた。人それぞれの考えがバラバラなのは良しとしても、自分の置かれてる環境が一生変わらないと思い込んで、意見を持たず、多数派に飲み込まれる
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炎上する君(2022年製作の映画)

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疾走感のような、ただ忙しないだけのような42分。終始、梨田と浜中の2人と一緒に踊り狂って、居酒屋に偶然居合わせた他人の言葉に違和感を覚えて、共に走った。

知らない人たちの会話の中でふいに発せられた一
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ランサム(2023年製作の映画)

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キムチと韓国焼酎。

人物の背景が一般的には皆んな悪やから、誰が悪で誰が善は決め難い。多分100正しい人は登場しなさそう。
けど、悪でも少し状況が悪くなると、すぐ最初言ってたことをひっくり返すのは違う
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ある用務員(2020年製作の映画)

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アクション×コメディ=めちゃ面白い
「令和」と「オワコン」の2つの単語を並べたワードセンス。時代と死語。

節々に笑いあり。

本田(前野朋哉さん)のキャラ濃いめ。裏の人間なのに、街行く誰も振り返りも
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それからのこと、これからのこと(2016年製作の映画)

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糖度高め。青春ってこんななのか…甘すぎる

笠松将さんが高校の同級生にいるとかやばいよ。芋生さん可愛すぎるし。

久々にこんなキュンキュンした。うわー、高校生いいなー胸熱だよ。若いな

第二ボタンって
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

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くたびれた男、の平凡なようでとても大切な、ある日の話。

育毛剤ユーザーのラジオネームが「髪の毛ボーボーさん」ユーモアなのか諦めなのか…序盤からなんとも言えない気持ち。

事前に情報入れずに鑑賞したの
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ストレンジ(2023年製作の映画)

4.2

男らしさ、女らしさにそぐわないことを人から心配だと言われるのは、なんだか心につっかえるものがある。

ケバくても、派手でも、自分らしさを全員には理解されずとも、かっこいい人や好きなことをはっきりそうだ
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彼岸のふたり(2022年製作の映画)

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母親は幼い娘の心の傷を見ないふりをした。成長した娘は血を流した。その傷口を見て、母はやっとその深さに気づき、焦って傷口を押さえた。それでは取り返しがつかないはずなのに…

覚えてる範囲であらすじ書く。
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

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「人生は所詮長いホームステイだ。しぶとく生きていけばいい」らしい

現実離れした話だけど、別に自分の生活から遠く離れた話ではないように思った

毎日生きている中で、楽しいことばかりではない。かといって
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君に幸あれよ(2022年製作の映画)

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「君に幸あれよ」
この言葉を誰かがが口にすることはなかったが、上映後に私の心に残ったのは紛れもなくこの言葉だった。

鬱陶しいけど、憎めない。嬉しそうな顔で食べる。嫌いなものをはっきり言う。記憶力がや
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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ヒーローに対して易々と頑張れなんて言えんくなった

なんせ心の傷の負い方が中々に悲惨。見てるこちらとしても一緒に苦しめた。けど、それで良い。
平成生まれ故に初期を知らない身として、本郷のヒーロー姿は結
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

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枝豆で物を動かす技、私も習得したい

岡田准一はやっぱり強かった

最後、Born this wayは多分違う…

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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器量がある。素直。目が良い。

人は一人かもしれないけど、独りではない気がする、なんとなしに。

清掃員をしてると日々水や消毒用アルコールに触れるため、手が荒れる。ボクシングの試合をすれば、顔に傷がつ
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終末の探偵(2022年製作の映画)

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生きづらさを肯定してくれた。
変な日本語だけどそんな感じ…

人探しをを基に始まる今の日本で起こってる、決して解決に至らない永遠の問題の数々。在留外国人の在日資格の問題とそこに暴言を投げる人々のこと、
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ハウ(2022年製作の映画)

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人生の100%を共に過ごすわけではない。時間で換算すると1%にも満たない。そんな束の間に生まれた出会いはそこら辺にゴロゴロと転がっている。

だけど、その出来事により誰かの背中を押す、あるいは遠い昔に
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左様なら(2018年製作の映画)

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由紀(芋生悠さん)がクラスでハブられてることをカフェ店員の忍野(こだまたいちさん)に告白するシーンで、忍野が返した言葉がなんとも優しい。

大人になって振り返ったら、大したことじゃないと思えることだか
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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新海監督の作品、君の名は以来だな…
映画館で見て良かった。音も振動も光も全部体感できて、とても幸せだった。

1人の人間が成長する時、人との出会いや別れが大きく影響するんだなと、しみじみ思いつつ。
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.1

「手放すこと=諦めること」だと思いがち。だけど、手放した時に失うものがあれば同時に得るものがあるのだと気付かされて、心が楽になった。

夫婦間にも恋人間にも「好き」だと言う感情が当初はあるはずで…でも
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あの娘は知らない(2022年製作の映画)

3.6

「知らない人のほうが、言えることってありません?」

恋人を突然亡くした俊太郎(岡山天音)。俊太郎は、亡くなる前に恋人が旅の宿としていた先の女将である奈々(福地桃子)の元を訪れ、共に恋人の足跡を追い、
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