Riyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.5

邦題も中々と思って、期待もして観ましたが、残念。映像もキャストなど全て良いのに、何処か全て思わせ振りな表現が多くて、少し退屈しました。

いつも2人で(1967年製作の映画)

3.6

お洒落な二人、ヘプバーンとアルバート・フィニー。随分と大人に見えました。

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

ブルックリン、ニューヨークの物語というだけで、胸が躍りますが。

太陽が知っている(1968年製作の映画)

3.6

今回はロミー・シュナイダーの官能と常に悲しみを湛えた佇まい、見応えが有りました。ドロンもモーリス・ロネもジェーン・バーキンも奇抜で良いけれど、矢張りロミー・シュナイダーを観る映画だったのかな。
日本趣
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

3.8

アントニオーニ監督の矢張り面目躍如か、情緒、映像が独特でアンニュイという空気、一気に雰囲気でもっていかれる。アラン・ドロンもモニカ・ヴィッテイも双方美しい。色黒画面が更に印象的な趣き。

薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)

3.8

政治の裏幕と詐欺師の絡み合い、中々の展開なれど、映像もとても良い。花々の設え、ホテルの内観外観、車、サンローランのドレスなど、全編瀟酒で心地良い。
ベルモントのお洒落な背広への花の刺し方など、贅沢な⁈
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ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.8

ヒュー・グラントのいわゆる“沼”にいた頃に観た(今もファンですが 笑)ラブコメの一作。中々感じの良いカップル、ヒューもドリュー・バリモアも軽快です。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.9

淡々として、静かで、家族としての叔父さんのお世話の日常が、違和感なく、語られ、流れる。デンマークという国の一端、が垣間見れたようで印象深い。

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

3.5

本好き文学少女の『本泥棒』のお話かと思いましたが、そういう視点ではなく。少し残念。焚書の問題なども織り込んで、緊迫感はありました。

ジンジャーとフレッド(1985年製作の映画)

4.4

芸人たちの世界、フェリーニお得意の素晴らしいフェスタ世界というか、堪能しました。ジュリエッタ・マシーナ、素晴らしいです。マストロヤンニにとのラストシーンも哀切、完璧でした。フェリーニとの最後の作品なん>>続きを読む

ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.4

矢張り雪国の描写が好ましく、寒さの中のドラマもノルウェーを伝えてますね。

ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

3.8

観終わってみれば、大人のファンタジー、ポランスキーのエロティック・コメディ、中々な雰囲気です。「不思議の国のアリス」のアリスというか超魅力的なシドニー・ロームの肢体とずっと一緒(笑)
地中海の素晴らし
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三人の妻への手紙(1949年製作の映画)

4.2

監督マンキウィッツは『イヴの総て』の監督なんですね。とても面白い情愛ものの「サスペンス」というか、台詞も気が利いて、三人の美女妻たちの生き生きとした所作がまた素晴らしい。男性陣もカーク・ダグラス、ポー>>続きを読む

若者のすべて(1960年製作の映画)

5.0

3時間の長尺など、何ということも無い、ドラマの傑作、ヴィスコンティの見事な作品です。
画面の切り替え毎に登場人物たちの存在感が深まっていき、物語の展開にどんどん嵌まってしまいます。母と五人の息子たち、
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9時から5時まで(1980年製作の映画)

3.5

ジェーン・フォンダが観たくて。随分前の映画になりましたが、リリー・トムソンとジェーンのやり取りも中々のコメディでした。アメリカでは大スターのドリー・パートン、初めて動く大歌手兼女優のお姿を拝見という記>>続きを読む

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

4.0

ゴスペルからはますます、胸が一杯になります。真っ当で真っ直ぐ。感動。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.4

正に奇想天外でシュールで、面白い。多分正確な⁈物理の知識の披露とか、冷めた感じの雰囲気も中々です。『クー』世界のオジサンたちの身なりの汚さには段々と、慣れますね(笑) 後半のダリアのピンク、赤の花畑>>続きを読む

もうひとつの世界(1998年製作の映画)

3.9

人生は一度切り、そうは言っても思うに任せない。それでも今ある世界から抜け出して、もうひとつの世界を、信じてみる。赤ちゃんや修道女というちょっと特殊な象徴ですが、人を描いて過不足なく、良作です。クリーニ>>続きを読む

ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)

3.8

監督で長男役でもある、ジャン=ポール・ルーブの脚本が軽妙で洒脱。そして人情もあって、家族や兄弟妹のやり取りがとても愛おしい、温かい。皮肉もチョッピリあるけど、品が良く流石です。

眼鏡店のベテラン女性
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1000日のアン(1969年製作の映画)

3.7

可愛いジュヌビィエーブ・ビジョルドの名演が光る。かつて、興味深く観ました。

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.9

不思議で独特の世界、本当に衣装や造形のデザインやCG映像が素晴らしく秀逸。不気味な雰囲気というのではなく、寧ろ個性的な上質の作品でした。

陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.9

モンゴメリー・クリフトの陰のある青年役、エリザベス・テーラーの一途な美女役、サスペンスという展開がとてもよく出来ています。映像の巧みさも勿論、良作。