EMILIさんの映画レビュー・感想・評価

EMILI

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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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久しぶりに映画観た。楽しかった。
オープニングで
ああ、この連れて行かれる感覚…。

東洋思想が取り入れられていてわくわく
麒麟=五行の土=中央
不死鳥≒朱雀=五行の火=南
どちらも、「新たな君子によ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

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「誰のための法だ」

もう隠れて生きる必要は無い
あなたがたの才が為お生きよ

雷鳥
大空を自由に翔けめぐり
慈悲と恵の雨を降らせる
親しみの名をもつ
白金の鳳よ
優しい獣よ

ドヴラートフ レニングラードの作家たち(2018年製作の映画)

4.3

心の優しい大男 涙のように血を流していた人たち 彼らが天国で怖い夢や社会のうねりや見えない終わりに怯えることなく安らかに眠れていますように
他人からの慰めや励ましなんて何の糧にもならないんだ 痛いくら
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.6

「このまえの戦争はよかった」なんて絶対に言いたくないし今後そう言う人間が存在しないようにわたしたちは知らなくてはいけない
昔からマスメディアは信頼できないものだが実家の家族を見ていても昔の人ほど与えら
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

その空、fgoの特異点か?
喪服にロングブーツのティルダ!いいぞ!もっとやれ!
映画の知識が何の役にも立たないナードボーイ(何事も実戦が大切なのだ…)
日本刀ティルダ無双をご期待ください

プロメア(2019年製作の映画)

3.0

リオのフォルムと仕草と声だけで100点
あとは60点
よく動く映像だがキルラキルのほうが心はうごく

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

人類学とか北欧神話(始祖ユミルなど)とか交えてくる感じ楽しい〜。アニミズムや輪廻転生の考え方などは東洋に似ていて、離れていても世界の随所で同じような思想があることを発見するたび面白い。夏至祭とは別の軸>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

誰も彼も幸せじゃないし不幸せでもない
重くて空寒い鈍い痛みを抱えながら生きていくしかないということ

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.6

思ったより駄作で吃驚した…。北欧の陰鬱さとブラックユーモアで殴ってくるのかと期待していたがアメリカナイズされたミュージカル仕立てで苦手だった。作りが粗雑すぎて突っ込みどころが多すぎ。ゴールデンは最高。>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

2.5

森田の髪になりたい それ以外確かな思いがない

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

「でも孤独は孤独でしかないんだ 生きているとはいえない」

演技の迫力と臨場感にほだされる

白夜(1971年製作の映画)

4.0

「何故、あなたをとても好きなのかわかる? わたしに恋してないからよ」

全部が可愛らしくてぎゅうっとしたくなる
恋愛、こうあってほしい
ドストエフスキー原作ものにハズレなし
マルトの嘆いてる姿、タロッ
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.6

「人生の意味を知りたい」
「そんな人間の気持ちがあなたにわかって?」
何回もゾクゾクした。
緋色は生と死(これらは表裏一体である)への慾望、叫び。黒は沈黙。白は純粋な心。
同監督『沈黙』を観たうえでこ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

「つらいのはもうたくさんだ」←全わたしが肯く。
鬱もちの人(わたしも含め)は基本グラフでいうところのマイナス値の範囲を上り下がりしているので、上がって上がってやっと「普通」レベルになれる。平坦なときは
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静かなる一頁(1993年製作の映画)

3.7

罪と罰
“清らかな心を犯す沢山の人たちを見た”

「神なんかいない!」と云われたときの少女の眼を忘れられない

像と像が不鮮明なイメージで繋がる
暗闇の中ぬらぬらと光る濡れた石、瞳、
群像、人は皆狂っ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.1

生まれ育ったまちが舞台の映画をはじめて観た。うちの近所だ!駅前だ!
伊坂幸太郎氏のストーリーテリング力と今泉力哉監督の「間」の使い方が巧妙にフィットしていて良い意味でこそばゆく、はにかんでしまう。
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修羅雪姫(1973年製作の映画)

3.5

六花の散る様、梶芽衣子の美しさ。
藁の籠(アイアンメイデンみたいな形状をしていた)を海に投げ捨てるところと、血に染まった雪を鷲掴みしながら慟哭する修羅雪がすごくよかった。
廻る因果、業の深さは八百比丘
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ジュビリー/聖なる年(1978年製作の映画)

3.3

想像してたのと全然違って(占星術師が出てくるという前情報のみで観た)びっくりした!でもサイコーに愛らしい。
それぞれ役割がしっかり決まってるパンク・ギャングファミリー(推しは一切喋らない黒い口紅のカオ
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視姦について(1962年製作の映画)

3.0

抑制されたものへの慾。
ある一定のルールに基づく既存フィルムの収集とその再編集は「ラボ・ベルリン」のフィリップ・ヴィトマン氏も手法として取り入れていたように、イメージの再構築が重要視されている。

くず(1962年製作の映画)

2.0

IFF 2019 のプログラム「フィルム・ポエムの出発点に立って」にて。

ai(love)(1962年製作の映画)

3.4

「肌」と「身体」/「女」と「男」の描き分けが上手い。
見えているのにわからないもの、見えていなくてもわかるもの。

熱き夜の疼き/クラッシュ・バイ・ナイト(1952年製作の映画)

3.1

ヒロインの思考回路がとても理解できるので、ごめんなさい…となった。
純真無垢な人の目の輝きがこわい。

隣る人(2011年製作の映画)

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直視できなかった
わたしもいつか誰かのために生きられるのだろうか
行動原理のすべては愛に関わっている

(1982年製作の映画)

3.6

人間の深いところの話だと思った。性愛とか性癖とか依存とか。それは鱒の腹から卵を搾り出すような。
彼女はいつもミルクを飲んでいる。彼はいつも酒を飲んでいる。
髪を切ることで武装する女。
それはもはや儀式
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顔のない眼(1959年製作の映画)

3.7

他人の十字架に上着をかけるような男は何をやっても駄目。
ヒロインの動き、アンドロイドみがあって萌えた。
若い清らかな心を、自分たちのくだらないエゴにより穢してくる大人たちに報いを。
鳥籠の中の乙女、自
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冬の旅(1985年製作の映画)

3.7

みんな不幸で幸せなんだ、それでいい
好きな人の匂いは嗅ぐよね
冬のヨーロッパの刺すような寒さを思い出した

ANIMA(2019年製作の映画)

3.7

ロマンチックな違和感
二人のためのその他
わたしも好きな人と街でくるくる踊りたい

トムヨーク、目がティルダに似ている

友よ! 友よ! 友よ!(1997年製作の映画)

3.2

当事者であることの自覚が足りない我々は離人症のようにしてつらい現実から浮いている
何でもかんでも「芸術」だとか「アート」という言葉で許すのは好きじゃないけど
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、

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