このレビューはネタバレを含みます
「これが現実なんだよ」っていう言葉を何度も強く言っていたシーンが印象に残った。
現実とは何か？ 問いが出てくる。
ひとつでは語りきれない現実があるのではないか。
そういった 間 を想像していくために>>続きを読む
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ごちそうさまでした。
最後2分のための作品だったといっても過言ではないのでは。それまでのすべてがつまっていたあの表情。役所さんすごい。
細胞の記憶とつながって、刹那的な今この瞬間を生きていることを>>続きを読む
映画として情景がきめ細やかで、美しかった。
恐れと不安に支配されて、己の美しさを見失ったら、怖いことになる。ずっと後悔が残る。
これは本当にあった事件で、知ったからには、学ばなければ同じことを繰り>>続きを読む
かわいかった。ほっこりする感じ。
美しい花を自分の選択と権利で観に行けたこと、
つながりを物理的には受け継がなかったとしてもソウルで受け継いでいく姿に、感動。
プラスチックで無機質な静止的な「バービーランド」によって、強いメッセージにも感情が動かなかったし、バービーたちも表面的なものはあれど、本質的な感情は伴っていなかったようにみえた。
それによって、（姿形>>続きを読む
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あみ子の目が忘れられない。表紙にもなっている顔や目を見ると、あみ子の世界に、すぐに引っぱられるような感じ。
坊主の男の子に救われた。
彼が「俺だけの秘密や」って言ったのは、本当に考えたら気持ち悪いと>>続きを読む
エリンが600人越えの署名を集め終えた後に言い放った「全員にフェラしてやったわ！」が、最高。
現場に確かめに行き、痛みとちゃんと向き合うからこそ、願いにも向き合える。
キングダム1がめっちゃかっこよく面白かったに対して、2は、在り方がかっこいいシーン少ない感じで、点数低め。
大沢たかお、ほんと最高。
感想としては、不気味で、世界の果てと始まりが重なってるような破壊と創造が混在する後味感。
女の子が主人公をおじいさんの居る場所に連れて行くシーンで、石を拾おうとする主人公に女の子が「まだ残ってるから>>続きを読む
この作品のおかげで、クルド難民のことを知ることができた。
「しょうがなくないよ」なんだけど、「しょうがない」にさせられる現実に何とも言えない気持ちになる。
それでも、どうしたら「しょうがなくない」>>続きを読む
めちゃくちゃよかった！！！
リョータ主人公の理由がよくわかった。でなければ描けなかった視点だろうし、でなければ出会えなかった5人であったし、試合であった。
怖さに一歩踏み込み、自分の土俵に引き込む力>>続きを読む
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私の中に閉まっている声があり、時間の中に閉まわれた声がある。扉を開けて声を聴きにいって、聴いてもらって、それだけで胸がいっぱいになるなあ。
「あなたは光の中で成長するの」と言ってたように、生きていく>>続きを読む
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登場人物達の選択に価値観をぶち壊され、見たくないものを見せられる、直視させられる体験。
個の存在の複雑さ、その表現が人とつながりあえるものとして機能せず、ひとりぼっち感が浮き彫りにされる感じがすごい>>続きを読む
出番少ないのに多部ちゃんの存在感たるや。地方都市の静けさ寂しさと美しさあってこその映画であった。すごく合ってた。
私たちはどこからきて、どこへゆくのかを思い出し、命が宿る器である体を、尊重することを教えてくれている気がした。
子供から大人になる過程で体の動かし方を覚えていき、自分をコントロールできるようになると>>続きを読む
やばい映画だった。痛いし意味わからんし（そういう意図だけど）、直視できない場面が多かった、、特に女であるから想像するだけで痛い。。あとから監督が女性と知ってゾッとした。
主人公はほとんど喋るシーンが>>続きを読む
卒業前夜に最高で最低なお祝いがスピードにのって駆けてくまぶしさ！親友2人の掛け合いは面白いし、愛してるよって言い合うバランスが好き。色使いと音楽がよかった。
面白かった〜！前半部はほぼ笑いっぱなし（ニヤニヤしっぱなし）だったし、別れ方まで2人の恋愛を楽しませてもらった。お見事でした。
ハイライトはたくさんあるけど暫定は、絹ちゃんの両親のキャストチョイスと>>続きを読む
その人の中で経験している痛みをダイレクトに浴びるので、なかなかきつかった。
宇多丸さんの批評にうなずきまくった。「折り合いのついた者は退場し、折り合いのつかない者が残る。折り合いのつかぬ者の話」まさ>>続きを読む
展開が早く映像ダイナミックであっという間だった。映画館で観たらもっと面白かったかも。内容はあまり印象に残らなかった。
柳楽さんと大泉さんが、めちゃよかった！父と観たが2人でよかったね！と言える、世代の移り変わりを見届けられる作品。
ひとりひとり、次につながって影響しあう様が、社会そのものだった。社会が変わるとはどういうことか？投げかけられる。
野木さんの脚本は、最後に絶望だとおもっていることから視点を変えて救ってくれる。だから>>続きを読む
人生を変えた映画だったこと思い出して久しぶりに観た。やっぱり大事な映画だった。20年前と変わったようで変わってないようなことを色々思いださせてくれ、問いを与えてくれる。国境線なんか俺が消してやるよ。に>>続きを読む
1回目は響かなかったけど、数年経った今みる2回目で、なぜか涙が大量にボロッボロ。
天の川がながれる満点の星空を見たときの気持ちと景色を覚えておきたくて、何時間もかけて目に焼き付けたのに、朝になると何か>>続きを読む
面白かった！
儀式の緊張感と、コミュニティの集合意識と、自然のサイクルをミックスして奇妙に仕上げるのがおもしろい。
始まりの綺麗な音楽と、ひとりだけ色違うジューストラウマになりそう。
ドライブマイカーを観たついでに観賞。
苦手なジャンルだと思ってたけど、案外嫌いじゃなかった。ところどころ笑えた。ただ、美しさをみいだせなかった。
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リズムがよかったとても。3時間はあっという間だった。
観終わったあとは、映画の中でドライブしていたからか、落ち着いた気持ちで、帰りの電車にゆられるのが心地よく、夜道の灯りがまぶしく感じた。
何かを>>続きを読む
キム・ウジンを複数の俳優が演じて紡ぐ構成が面白かった。
やっぱりイケメンだったらテンションあがるし、なんかいけそういな気がするのね。そういうものか。顔って改めて不思議。
面白かった！勢いから出てくる言葉に対して本気で意味わからなくなってるのが絶妙。
身体として男と女、それぞれにしかわからないものをどストレートにぶつけられる。男女のハッキリとした色の違いをみせられる。>>続きを読む
力に力で対するしかない現実があって、その歴史の上に自分たちがいる重みを感じた。
ボリビアの曲を初めて聴きながらレビュー書いてみたりと、キューバ、ボリビアの歴史や今を知りたくなるきっかけになった。
説明ほぼなし盛り上がもほぼない映画的でないそれが、チェ・ゲバラとカストロの革命までの戦いには合っていたのかも。祖国か死か。
映画としては登場人物と分脈追いにくいので、Wikipediaとセットで鑑賞>>続きを読む
喪失と充実が波のようにやってくる青さをうたう曲のミュージックビデオみたいだった。
原作未読なのもあって、能力が面白いとおもった。あっという間に観れたのは、成田凌のおかげだと思う。
タキちゃんが気づく時子さんのお出かけ前の、鏡みて準備してる表情、そういう関係になっているのが一瞬でわかるのが、素晴らしかった。
「おうち」の心地よいアングルと、切り取りでした。
パリに旅行した気分になった。パリでパン食べる夢を絶対叶えようと思った。
