らむぅさんの映画レビュー・感想・評価

らむぅ

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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.1

最後の最後まで、それこそエンドクレジットが出始めても尚目が離せないサスペンススリラー。過去と未来で電話が繋がり、母親に監禁されてる女性を助けるのだけど、そこからの展開がどんでん返しに次ぐどんでん返し。>>続きを読む

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.9

こんなクソみたいな学校ホントにある!?ってツッコミを入れたくなるものの、B級映画ならではの絶妙なテンポを感じさせる青春ホラー映画。
怪物VS人間…だけどどっちが怪物なのか…人間は怖いです。主役の子の気
>>続きを読む

ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

3.3

誘拐され、運良く逃げてきたという息子。犯人探しから事件はあらぬ方向へ…。どんでん返しや展開は意外性あって面白いけれど、あのオチはちょっと可哀想なような…。母親の愛と愚かさを描いた作品なのか。でも、一つ>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

3.4

よくあるゾンビパニックものだけど、マンションからほぼ出ない。かといって間延びすることもなく、お約束の要素はきちんと入れてくるので飽きずにサクッと観られる。SNSやドローンなど現代風アレンジも上手いこと>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

スーツの紳士がスタイリッシュに戦うスパイもの。見た目もだけど、武器やアジトの設定がメチャクチャかっこいい。アクションも素晴らしかったのだけど、ラストがなぜか急にコメディ色強めでテンションがおかしくなっ>>続きを読む

嵐の中で(2018年製作の映画)

3.9

25年前に死んだはずの少年を救ったことによって自分の現在が変わってしまい、娘の存在がなかったことに。そんな主人公が娘を取り戻すために奔走するお話。タイムパラドックスものだけど、混乱することがなくわかり>>続きを読む

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.9

誘拐された期間の記憶を失って帰ってきた兄。新居の開かずの部屋。家族への違和感。ホラーからサスペンスへ、サスペンスからドラマへ、二転三転するもののきちんと伏線も回収しオチをつけるのがさすが。単純に面白い>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

FBI捜査官と予知能力を持つ博士が連続殺人事件を追う…ということで途中までは頭脳戦の流れだが、犯人にも博士と同じ能力があることがわかり、テーマが変わってくるのが面白い。最終的に安楽死という重いテーマを>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

正直ホラーとしては全く怖くないけど、青春映画として観れば面白かった。後半少し長い気もしたけど。おデブちゃんが報われて良かったのと、最後にスタンリーに泣かされた。でも冒頭のゲイの子が殺されるシーン何か意>>続きを読む

ヘイター(2020年製作の映画)

3.5

論文での盗用が原因で退学になってしまった主人公トメク。その後ある会社に入りSNS中傷戦略で成功し、やがて超えてはいけないラインまでエスカレートしていく…という話。イケてない陰キャなトメクがどんどん変わ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

失踪した娘の行方を父親が追うお話。全てPCのモニター越しの映像で展開するという斬新な演出方法が面白い。娘のSNSの情報を辿って捜索するというところが現代ならではでありつつも、しっかり王道の展開も押さえ>>続きを読む

性の劇薬(2020年製作の映画)

2.4

自殺しようとした主人公を監禁調教…を通して生を見つける的な謎なストーリー。興味本位で観てしまったけど、うーん…。結構過激なシーンも多かったので演技力どうにかしないとチープになっちゃう。あともうちょい線>>続きを読む

ガーディアンズ 伝説の勇者たち(2012年製作の映画)

3.7

おとぎ話のアベンジャーズって感じでなかなか面白かった。王道でわかりやすい。ただサンドマンとかトゥースフェアリーとか馴染みがなさすぎて、100%は楽しめてないのかもなと思った。あとピッチブラックに救済>>続きを読む

リグレッション(2015年製作の映画)

3.4

虐待事件を発端にして背後にある悪魔崇拝の真実を追う…的なお話で、フィクションなら駄作。ただこれは実話を元にしてるという点で怖さの質がぐんと上がる。未解決事件の裏にこんな真実があるとしたら…かなり不気味>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

災害対策って大事ですね…と再認識する映画。良くも悪くもそれぐらいしか伝わらない。ライフラインが途絶えたらどうなるか参考にはなるけど、ストーリーとしては凡作では。こういう映画に付き物な被害もかなりマイル>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

犯罪に手を染めないと生きていかれない寄せ集めの家族。そんな中でも家族愛や彼らなりの幸せを感じさせるが、やはり犯罪は犯罪。後半それが崩れていく様子がリアル。ラストのりんの様子が彼らが築いてきたものを物語>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.4

甘くて苦い…とかではなく結構残酷な青春映画。初めから住む世界が違うとはいえ、何も持っていないマイクがあまりに可哀想で…。これから先少しでも救いがあれば良いなと思うラスト。濡れ場の静止画はちょっと滑稽だ>>続きを読む

ミッション:15(2013年製作の映画)

3.3

PTSDを抱える帰還兵3人がエレベーターに閉じ込められ…というシチュエーションスリラー。極限状態でどう行動するのか?人数が少ないし場所が限られてるのでわかりやすくて良い。もうちょっとそれぞれの人物像を>>続きを読む

108時間(2018年製作の映画)

3.0

108時間断眠すると幻覚を見始め…で精神錯乱とかそういう実験的なスリラーを求めてたのに結局オカルトなのかっていう。それもそんなに怖くない。設定やシチュエーションは面白いのにとても残念。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.4

過去作と違って霊的な何かは一切なく、よくあるAIの暴走的なお話。不気味さよりグロさに重きを置いてるのか怖くなくなってしまった。王道展開なのでテンポは良いけど、チャッキーである必要性がないのが残念。しか>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.5

The ディストピア映画。娯楽映画ばかり観てるのでわけわからんってなってしまう。でも奇抜なデザインや発想など小ネタは興味深く面白い。ちょいちょいコミカルに展開していくのに最後にガツンと落とされるので気>>続きを読む

ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.9

まさかの展開すぎてビックリする。ツッコミどころはもちろん多々ある。前半でどれだけヘンリーを好きになれるか、母親と弟との家族愛に心を動かされるかにかかっている気がする。そこで冷静になってしまうと後半が陳>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリー風の撮り方かつ主人公セルマの妄想シーン以外一切BGMがないので、とても淡々と展開する。セルマは純粋無垢だけれど愚かだし、この結末は可哀想だとは思うが彼女に感情移入もできなければ、好きに>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

実際に起きた航空機事故を元にした映画。エンジン停止からハドソン川への不時着までわずか208秒。その時何が起きていたのかを見ることができ、本当に奇跡だったんだと震える。多少演出もあると思うがNTSBの対>>続きを読む

デーモン・インサイド(2018年製作の映画)

3.4

ジャッキーが本性を表すまでのテンポが良くて、かなり掴みはOKな飽きさせないB級スリラー。主人公たちがレズカップルだっていうことがミソかなぁと思う。ツッコミどころはあるものの、それも含めて面白い。ジュー>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.4

全体的にほのぼの楽しいコメディで、動物たちが本当に可愛いけど、冒険活劇であちこち移動するなら尺が足りないのではと思った。ストーリーが大急ぎな感じがして…もっとそれぞれの動物たちのこと掘り下げたりしてほ>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

例えば人間が虫のように扱われてる世界。画風がトラウマものだけど癖になる。フランス語の響きとなぜか不思議とマッチしてて、いろんな効果音もまた独特で良い。ティバと再会してほしかったなぁ。

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.3

ホラーというより心理スリラー?感染症から逃れるために森の中でひっそり暮らす一家に、もうひと家族が同居して共同生活することになり…という話。ホラー的な描写もあるので「IT(それ)」って一体何なんだ?とド>>続きを読む

サリュート7(2017年製作の映画)

3.4

実話を元にしたロシア映画。映像も美しいし、人間ドラマもあり、よく出来た映画だと思うので、ロシア映画や宇宙モノに馴染みがなくても飽きずに鑑賞できる。ミッションの内容は細かいことは難しくてわからないけど、>>続きを読む

マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.3

パパママのブチ切れっぷりが楽しい。子殺しというタブーなテーマでも楽しめるのは殺しのシーンにスポットが当てられてないせいかな。見所はそこじゃないっていう。ニコラス・ケイジ、良い味出してます。タイトルは原>>続きを読む

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.9

毎年死にそうな事故に見舞われる少年ルイ。その"事故"を振り返る様子はコメディかと思うくらい日常的であっさりしている。オチに辿り着くとそれがすごく切なくて哀しいことに気付く。序盤からの少しずつ感じさせる>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.8

登場人物ほとんどがアブない人。序盤はそんなに気にならなかったけど、復讐が始まってからが急に陳腐になった。主人公の殺しのスキルが高すぎて笑えるレベル。クラスメイト全員演技が下手すぎるのが安い雰囲気になる>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

なるほど、原作はこういう感じなのねって思いました。キューブリックの前作はモダンホラー、今作はSFホラーの印象。シャイニングの原作ではもっとダニーの能力について描かれているらしいので、きっと前作も原作で>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

元ネタのジュマンジよりも、コメディコメディしてて気楽なストーリー。作品としては劣ると言わざるを得ないけれど、普通に楽しめるレベル。マッチョな博士の中身がゲームオタクなもやしボーイという設定なので、コミ>>続きを読む

リトルデビル(2017年製作の映画)

3.3

ホラーコメディなので、怖いの期待して観たらダメなやつ。義理のパパが本当のパパになろうと奮闘するハートフルコメディでした。有名ホラー映画のオマージュが多いのはホラー好きには楽しめるかも。心を開いたルーカ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

90歳のおじいさんが麻薬の運び屋に…ショッキングなあらすじとは裏腹に、作中ほとんど過激なシーンもなく、主人公アールの人生を通してのメッセージ性の強い作品。時間は買うことができない、いくつになっても遅す>>続きを読む

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