ぴさんの映画レビュー・感想・評価

ぴ

映画(437)
ドラマ(3)
アニメ(0)

オールド(2021年製作の映画)

-

案内されたプライベートビーチで徐々に起こる異変、流されてきた死体はあっという間に朽ち果て、崖の上では誰かが見ている。あのシャマラン監督だからこそのラストの予想のつかなさに振り回されました。キャストも巧>>続きを読む

ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

-

「直線縫いしてるときに騒ぎやがって」と喧嘩を拳で仲裁するマブリーに、スローモーションでハンマー片手に現れたり、捕まった時には縄と柱を力技で破壊したりするマブリー。これでもかとマブリーを推してくる映画で>>続きを読む

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

-

大手企業に就職したジャヨン、ユナ、ボラム。高卒組は臙脂色の制服で区別され、才能も向上心もあるのに軽んじられる毎日。そんな彼女たちが不正を暴き、暗躍する上層部に一矢報いる。屋上で煙草吸いながら ドラム缶>>続きを読む

ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

-

右手に聖痕の現れた格闘家とバチカンのエクソシストが協力して悪魔を祓い、闇の司教と戦うエンタメホラームービー。エクソシストのアン神父、包容力は言わずもがなで、茶目っ気も出してきて、尊すぎる。最後の手紙、>>続きを読む

ブラック・クリスマス(2019年製作の映画)

-

イモージェン・プーツがまた涙でドロドロになりながら殺人鬼相手に奮闘していた。わかりやすい伏線と読めてしまう展開、嫌いじゃないよ。

悪人伝(2018年製作の映画)

-

無差別殺人鬼を追うヤクザと刑事の共同戦線、最高でした。ラストカットまで最高でした。ボスと刑事が大勢の部下を率いて歩いていたところにアドレナリンの分泌が止まらなかった、そういう癖がある。

聖女/Mad Sister(2018年製作の映画)

-

失踪した妹を捜す姉。妹ウネを軽んじ傷つけ踏み躙ってきた奴等を、自分が傷つくことも顧みず容赦なく痛めつけていく姉のイネ。イネに投げつけられる「ちゃんと見てればよかったのに」の言葉の残忍さ。ラストの救いの>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

-

1人の殺人で捕まった男が、7人の殺人の自白をし始める。誰もが止める中、孤立する刑事だけが男の言葉を信じて、疑う。ラストの刑事の姿と、差し込まれた文章にじわじわ襲われている。

スキャンダル(2019年製作の映画)

-

CEO ロジャー・エイルズが被害者の訴えに対し、負けるはずがないと思っている言動の醜劣さには反吐が出る。セクシャルハラスメントをする人達の「そういう提案をしてもいい」思考、なんなん。

ドアロック(2018年製作の映画)

-

オートロック式のマンションに住むギョミン、深夜"誰か"が彼女の部屋に入ろうとドアノブを回す。誰も彼もが疑わしく、「被害がないと」と警察はまともに取り合ってくれない。どこかで聞いた都市伝説の怖さが、誰に>>続きを読む

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

-

ボーイ・ミーツ・ガールのジュブナイルホラー。幽霊屋敷で手にした本は物語る、彼らに訪れる恐怖と結末を。正攻法で見せてくる怖さとおぞましい怪物たちの造形。観ている途中あらゆるギレルモ・デル・トロ的展開がよ>>続きを読む

京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

-

日本統治下の時代、京城郊外のとある全寮制女子校。転校してきた静子に向けられる好奇と敵意、変わる静子と不自然にいなくなる少女たち。終盤の爆発力にやられた。私はこれであの映画とのクロスオーバーが思い浮かん>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

-

観ました!狂乱のベッキーと、ズブズブの染谷将太 観ました!このふたりのリミッターが外れたところからのスピード感が凄かった。仁義とロマンス。

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

-

花嫁がパートナーの一族に認められるにはゲームをしなければならない。兄嫁の時はチェス、妹婿の時はババ抜き、そして彼女が選ばれたのは生死を賭けた“かくれんぼ”。ドレスの裾を破り捨て、コンバースで走る彼女に>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

-

彼らが踊らずにはいられなかったように タップの音にリズムを取らずにはいられない。ふぁっきん、イデオロギー。

来る(2018年製作の映画)

-

観たよ。
お札顔に貼って自撮りしていた女子高生たち、マンションの住人か通りすがりかと思っていたら 儀式に参加する巫女だった。「仲間の半数がやられました」と言われていたなか来ているってことは相当だよね、
>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

-

オンライン試写にて、俳優シャイア・ラブーフの自伝的映画。
12歳の少年オーティスと父、そして成長したオーティス。対比される二人のオーティスと、父に重なっていく青年オーティスの姿。父も子も寂しくて、痛々
>>続きを読む

8番目の男(2018年製作の映画)

-

陪審員に選ばれた男女8人、自白した被告人の刑の重さを決めるはずが 被告人の一言から裁判の流れが少しずつ変わり始める。コミカルとシリアスがちょうどいい、面白かった〜。

無垢なる証人(2019年製作の映画)

-

自閉症の弟がいる検事の「足の不自由な人がいたらどうしますか、歩幅を合わせるでしょう。自分の世界から出られないのなら、あなたが入ればいい」が頭から離れない。彼はそうやって弟を知ろうとしてきたんだろうな。>>続きを読む

あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

-

オリンピック有力選手でありながら試合中に視力を失い自暴自棄になっている弟と、冷めたい目を向け利用しようとする保護観察中の兄。徐々にわだかまりが溶け笑い合う兄弟に待つ展開はベタとわかりながらも、半分残っ>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

-

両親の古希祝い、会場スタッフには大学時代に恋していた山岳部の後輩ウィジュが。そして知らぬ間に町に蔓延する有毒ガス。後輩の前で見栄を張る青年ヨンナムから、家族のために命を張る青年ヨンナムへ。
もと山岳部
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

-

円盤のいいところはじっくり観たいところで一時停止ができるところ。序盤の最初の出動でロッカーを開けるシーンは3回見直しました。ルチアちゃんのロッカーが可愛いかった。どどんと名前が出るのと、音楽が絶妙。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

-

間が抜けている麻取メンバーが事件を解決する方法が運の良さだけでなく、それぞれの持ち味を活かしたアクションというのが良かった。メンバーの愛敬、100点。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

-

メダルで喉の渇きは癒せないし、お腹は満たされない。それでも彼らは死地を駆け抜ける。ミレーの「オフィーリア」を思わせる画に、浮かぶ死体。瓦礫と硝煙、燃える街に不謹慎だけれど幻想的だと思ってしまった。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

-

国に翻弄される男たち。こういう作品を観ると、能力がある人たちに良心があって本当によかったと思う…。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

-

ミステリー作家の自殺、のはずがなぜか匿名で依頼を受けた紳士探偵ブノワ・ブラン。「お金持ちだから優しい」人たちがここにもいた。クリエバのセーターよりも序盤のチラッと見え隠れするダニエル・クレイグのサスペ>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

-

リュ・ジョンヨルさん、陰を背負わせたら右に出る者がいないんじゃないか…と思わせられた。

弁護人(2013年製作の映画)

-

軍事政権下で起こった公安による証拠捏造の冤罪事件。拉致、監禁、そして自白を得るための拷問。デモに対し「生卵で岩は割れない」と言い、「鳥になれば飛び越えることができる」と学生に諭されていた弁護士が、言わ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

"度を越した"のは果たして誰だったのか。
言葉にできない感情がじわじわと染み込んでくる。ラストの締め方、エンドロールに流れた音楽の歌詞、ポスターの小物、なぜ家族の中で彼だけが笑っているのかが、わかった
>>続きを読む

>|