僕は嫌いじゃなかったけど。細田守全開の「田舎」✖️「電子空間」✖️「動物」というモチーフてんこ盛りの映画。でも、やや、「美女の野獣」を下敷きにしすぎじゃないのかな……?とは思ってしまった。城のシーン>>続きを読む
静かな映画だった。早朝に観るのにぴったりな、静かな映画だった。主人公の紳士ぶりが丁寧に描かれており、それは衣装や口調、そして小さな仕草からも感じ取れる。それがこの作品の勝負ありというところだろうか。>>続きを読む
デヴィッド・ロウリー映画祭第二弾。「セインツ」とは打って変わって、ほとんどを室内劇で展開されるこの作品は台詞という無駄な要素を一切排除して、ほとんど台詞なし、限られた空間を抜群のショットで見せ続ける>>続きを読む
蓮實重彦が絶賛していたデヴィット・ロウリー監督映画祭第一弾。確かに、美しい作品だった。徹底的な映像美は、テレンス・マリックの「天国の日々」を思い起こさせるほどである。夕暮れの陽の輝きや、田園広がる田>>続きを読む
もとはと言えば、この作品を観るために一人オゾン映画祭を開催したのであるが、そんなことしなければ良かったと後悔している。オゾンは、どの作品も、あまりにオゾン印がつきすぎていて、正直この作品に至っては「>>続きを読む
細田守監督の作品では、たぶんこれが一番好きだと思う。ひたすらに、家族の物語が丁寧に置かれていく感じがとても実直で、とても私小説的な輝きをもって物語られる日記のような大切な手触りを感じたからだろうか。>>続きを読む
半端ない。ふつーに、2000年代の日本映画ではトップクラスの作品なのでは?と思う。素晴らしすぎる。90分という尺に、完璧に描かれた「家族」と「未来」と「記憶」の物語は、そのあまりな完璧さから、物足り>>続きを読む
もちろん大傑作だったのですが、ただ濱口竜介ならもっと…というのが本音だろうか。まず第一に、やっぱりチェーホフの演劇も全部観たかった。それでこそ濱口ではなかったのか?という物足りなさだろうか。
作品>>続きを読む
極めて単調であることに加え、圧倒的な既視感をもつストーリーに正直飽きてしまった。フランソワ・オゾンがもつ持前のアイデンティティが発揮されることなく、いわば禁欲的にその問題に対峙する姿は、進化ともいえる>>続きを読む
平均点という感じ?前半は、「ローラ」という存在が際立つことで、ローラに成ることで自己の性的嗜好をも超越した「母」として在るダヴィッドが、次第に男として目覚めクレールに恋心を抱いてしまう。すると突然その>>続きを読む
個人的フランソワ・オゾン映画祭第一弾。最高ではないか!この「美しさ」たるや!ジャック・ドゥミやアニエス・ヴァルダ的な色彩と音楽を感じつつも、フランソワ・オゾンならではの人間へのシニカルな視点が物語はも>>続きを読む
これが1950年代の映画とは...。
ただひたすらに感服である。
特筆すべきは「音楽」の使い方。
現地の男性が歌う、現地の歌は、
「生」と「死」の全てを背負い歌われる。
主人公が母親の亡骸に泣きつ>>続きを読む
めちゃくちゃ良い。
少なくとも僕はめちゃくちゃ好きでした。
オリジナル比べてどうとかの評価はしません。あまり意味がないと思うからです。
それくらい、この映画は、それ自体で既に完成した素晴らしい作品だと>>続きを読む
「期待してただけに」かなぁ...。
以下、全て今までの作品に比べ。
コメディ色が薄く、なんかあんまり笑えなかった。わりと普通にしっかりSFっていう感じ。でもそのわりには、あんまり「SF的新しさ」もなか>>続きを読む
香椎由宇のレントゲンを撮るシーン。
美しすぎでは?
小窓を捉える狭いカットが、まるでレントゲンで体内を克明に写し出すように、香椎由宇の表情を浮かび上がらせる。
繰り返される「プロだから」
このシーン1>>続きを読む
普通すぎる。既視感の塊。
ほんとは40分くらいの短/中編で見せるものを、無理に尺伸ばしてる感じがした。
2019/5/27
素晴らしい作品だ...。
これが、1930年に公開された映画ということも、非常に感慨深い...。
その前年、
アメリカから世界を襲った「世界恐慌」
次第にその影が、第二次世界大戦>>続きを読む
純粋な疑問なんですけど。
これって同性愛とかLGBTの映画じゃないですよね?
最後まで観て、全然そうじゃない気がしたんですけど、間違ってるんでしょうか...。
ちょっと期待値が高すぎたのか、
全体的に「まぁそうか」という感じで終わってしまった...。悲しい...。
劇場は笑いに包まれてたから、
きっと良い映画なんだと思う。
鑑賞後友達と話していて、
「2>>続きを読む
中高生の頃、さんざん流行ったあの動画は、この映画が元だったのか...。
観始めるとき、「2時間36分はちょっと長いかな」と思っていたが、全然そんなことはなかった。まったく飽きることなく、常にその「鑑>>続きを読む