kumaさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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私のこの映画に対する興味も、歴史に対する関心も取ってつけたようなものなので、オッペンハイマーの葛藤も取ってつけたようなものに見えてしまいました。

「我々は常に想像力を欠いている」のかもしれません。自
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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世界がこんなふうに見えてしまって苦しんでいる人もいるのか、とも考えましたが、監督が表現したいことを詰め込んだのだろうと思い直しました。
「小説を書いている最中は、自分でもテーマがなんなのかわからない」
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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ヘルシンキの町並み、工場の機械、電車、ラジオ、登場人物の着ている服、、、全てが価値を帯びているようなカラフルな画が観ていて心地よかったです。
マウステテュトットの演奏がかなり好みです。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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人生をドラスティックに再構築したヴェラの姿を観て、フィクションの力を感じました。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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人が"良く"育つとはどういうことなのでしょうか。"良い"家族とはどんな家族でしょうか。難しいですね。想像以上に大変なことですね。

どこか私の好きな松本大洋さんの作品に似ていて惹き込まれました。

ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

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ジレンマなのですが、音楽を探して聴くのにこれくらいの手間はあった方が良いと思います。
SNSにしてもサブスクにしても、何かを壊してしまったというか、私たちを閉じこめてしまったような気がします。
足で学
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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大切にしたい映画です。
もう一度観たいです。
ジムジャームシュのパターソンだったり、こういう映画は好きです。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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主人公の言いたいことがわかりませんでした。それっぽいけど中身のない事をずっと言っているようにしか聞こえませんでした。こういう映画は珍しくないですし、狙いすぎているように感じて、理解しようという気力が生>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人智を超えた何かの仕業とも取れるような
ムードの中、実際は変なひねりもなく地に足着いた内容でそれがとてもスマートだと感じました。事実の隠し方によって、これだけ緊迫したミステリーを作り出せるものなのかと
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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爆発のような、戦車のような音楽が好きです。
青く透き通るような山陵、森の中、塹壕、移動の車、軍服、、、全て美しかったです。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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瞑想する。ひとつのことに集中すること。
自分大好きのケチな人間を変えてしまうほどの力があるということですね。

バビロン(2021年製作の映画)

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映画はどんな人間の人生にもスポットライトをあて、観る人はその人生に自らを投映する。そして自分の人生を物語として味わう心の豊かさを育む。

スターでも闇を見つめるゴキブリでもなく自分の人生に胸を張って生
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

時間をなくした場所で
尊敬すべき先人たちに出会った。
汚れのない石を見つけた。
私が生まれ落ちたこの悪意に満ちた世界で、私が積み上げる石とは。
若者も老人も死人も皆、同じ円環の中でひとつの物語を創って
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ゆれる(2006年製作の映画)

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夜中にラストシーンだけ見返して
号泣してしまいました。
ぐっすり眠れました。

マスク(1994年製作の映画)

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幼稚園のときめちゃくちゃ好きで、何回も観てました。母親にフェルト等で何個もマスクをつくってもらって、マネしてました。仮面のビジュアルが渋いのと、かぶる瞬間が不気味なのが良いと子どもながら思ってましたが>>続きを読む

くじらびと(2021年製作の映画)

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お祈りして、銛をつくり、舟をつくり、鯨を殺して、みんなで切り分けて、みんなで食べる。ぜんぶをみれて、とても良い映画でした。

はなれ瞽女おりん(1977年製作の映画)

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監督の著書「河原者ノススメ」が興味深い内容で、監督の映画も観たくなりました。
瞽女さんの歌、演奏する姿がとてもかっこいいと感じました。
その他出てくる芸能も観ているこちらが同化するような、そんな落ち着
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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「生まれてきてくれてありがとう」
っていう言葉はいいですね。

犬王(2021年製作の映画)

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ロック等を取り入れるにしても、あくまで日本の伝統音楽、芸能の延長線でやっていただければ相当好きになれたと思います。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誤ってWikipediaであらすじを全て知ってしまった状態だったので、良くも悪くも冷静に鑑賞できました。
他人に対する憎悪、不信感
そして孤独感がもうどうしようもなくなったときに出会う一見奇妙に思える
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

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「どうして君は目の前を見ようとしないだよ。薄汚くて不潔だからか。それは君失礼だよ。この現実は私の現実でもあるんだよ。君がないがしろにする権利なんぞないんだバカモノ!!
「逃げるのか。よし逃げろ!
どこ
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年製作の映画)

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このころの、人間離れはしていても等身大の生身の人間に近い麦わらの一味が好きです。また少し眠くなってしまうような間があったりと、このころのワンピースはまだ会話や雰囲気に渋みがあって好きです。

選ばなかったみち(2020年製作の映画)

3.6

人はいくつもの選ばなかった道を頭に浮かべながら生きている。
幻を求めて大海を進む、荒野を歩く
帰る家がわからない
自分がどこにいるのかわからない。
ここではないどこかにいる。
どんな道だったとしても、
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3時間疲れず、飽きずで観れました。
人から、コリンファレルの演技には特徴がなくその世界の中の人になれる俳優だと聞きましたが、そうかもしれません。
彼のペンギンの演技はとても印象的でした。
作品全体とし
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

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信心深いことと、俗まみれであることは
相容れないことだと思っていましたが、
彼を見てどうやらそうではないのかもしれないと感じました。
彼は本当に信仰心を持っていて、最初から最後まで一貫した姿勢を見せて
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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あまり他人には言いづらいけど、一番碇ゲンドウに共感してしまいました。でもそういう人は多いかもしれません。
「さびしいのにさびしいと認めないのがよくないんだ。」
自分はシンジであり、ゲンドウであり、アス
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ハルカの陶(2019年製作の映画)

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日本の文化は、まっすぐにひとつのことに取り組むことの大切さを思い出させてくれますね。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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最後3人で荒野を歩いていくシーンが好きです。またこの3人がそろったんだとホッとしました。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

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はじめてアニメシリーズから観ました。
エヴァンゲリオンにこういう小難しい哲学は求めてなかったです。
こういう哲学的な話を考察するのは「マトリックス」シリーズでお腹いっぱいです。

血と骨(2004年製作の映画)

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こういう昔ながらのいわゆる"男"のイメージは、女も男も苦しめる。と思いました。

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

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「ねじ式」に雰囲気が似てると思いました。
線路脇の家々。お墓。札。南無妙法蓮華経。壁に書かれた詩。プログレ。パンク。燃えた人力飛行機。
好きな世界観でした。でもなぜか寂しくなりました。まじめに観たら気
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HANA-BI(1997年製作の映画)

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このくらいの速度感が生きてるって感じがします。
鑑賞後少し心が落ち着きました。
愛のために生きてみたいと思いました。

ソナチネ(1993年製作の映画)

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爆発する車も、沖縄の海も緑も全てが色鮮やかでした。刹那的な銃撃戦もキレイです。

男たちの陽気なやりとりが、まるで天国にいるかのようでした。

彼らの死んだような表情は版画のように渋みがありました。
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