笹川パンダさんの映画レビュー・感想・評価

笹川パンダ

笹川パンダ

東宮西宮(1997年製作の映画)

4.0

この時代の中国でこれが撮れるのはすごい。日本負けてる。

驟雨(1956年製作の映画)

3.9

なんかいろいろショックを受ける作品だな。
ピアノの効果すごい。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

つまらなくはないけど、パンチがない感じ?オシャレだし、主演の子はとても良いんだけど。

ブロークン・ジェネレーション/撲殺!射殺!極限の暴力少年たち(1985年製作の映画)

3.7

全然出来は良くないんだけど、ここまで変な映画は久方ぶり!このB級カルト臭はすごい。ジャンルが謎だしどこまでギャグなのか分からなくてすごい。
サスペンスでもホラーでもコメディーでもない。斬新!
絶妙にダ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.9

サイコスリラーと昨今流行りの夢と現実の境界が曖昧になるのとを織り交ぜた作品で、当時としては画期的だったんだろうなと思う。すごいっちゃすごいけど気持ち悪くなってしまって苦手でした。エンディングの曲もそう>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

中盤のクラブの殺しまくりシーンが良いけどそこまで長い。アクションの演出は大したことないけれど、ド派手だしお金かかってるのがカッコいい。複雑にいい話を描こうとしない潔さは良い。シンプルイズベスト!
人工
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.1

かなり真っ当に普遍的な映画なのに長回しやら何やらがあってちょっと異質な感じもするのがおもしろい。出来不出来以上の可能性を感じて個人的に好き。長回しがちゃんと効果生んでる映画久々に観た。

フェラーリ(2023年製作の映画)

3.6

かなり微妙な出来かな。
演出が素晴らしいときもあるけれど、立ち上がりが弱いし雑な部分も多い。
地味なシーンでかなりうまい部分もチラホラ。

わるい仲間 4Kデジタルリマスター版(1963年製作の映画)

3.6

ハッとするショットがたまに含まれているけどわりと普通かな。なんか終わり方が虚無感あって良し。

サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版(1966年製作の映画)

5.0

ダッフルコートを纏い、寒さに肩をすくめながら歩く男たち。タバコの煙は風に舞ってすぐに散る。室内でもコートを羽織る人々、その背後の窓から冬の陽光が差し込む。冬の寂しさは全編通して漂うが、そこに息づく若者>>続きを読む

ヒトラーのためのソナタ(1979年製作の映画)

4.1

ソクーロフはこんな早い段階でこんなレベルに達してるのがすごい。

蛇の道(2024年製作の映画)

3.5

たとえば最初に誘拐してきたときに、足の拘束をはじめに解くわけだけれど、普通に考えれば鎖に繋いでから解く。しかし、解いたからこそ逃げ出そうとするアクションが撮れる。心理的なリアリティを度外視し続けること>>続きを読む

ホームワーク(1989年製作の映画)

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普通の人間はカメラを向けられたらカメラを見る。子供たちはちゃんとカメラを見ている。かなり雑な個人的な意見だが、これがドキュメンタリーらしさなのかも。
題材もすごい。他の国を客観的に見ると自国のことも分
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

ものすごい悪女が出てくる。
こんな悪いやつなかなかお目にかかれないぞ。

ライト・スリーパー(1991年製作の映画)

3.4

悪くはない。
なんか気だるいダークなムードが漂っていて、そこに作家性の萌芽を感じるがまだ足りない感じ。
演出力があまり感じられない。
飛び降りたと思しき女を捉えるときに、本当にその撮り方で良かったのか
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