ノクタンさんの映画レビュー・感想・評価

ノクタン

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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.3

日本の映画ファンにやたら人気ですよねこれ。やたら人気の割には海外だとそこまででもないので色んな意味で気になってたんですが、正直絶賛するほどには好きじゃなかったな。
単純に色んな面でつくりが粗かった気が
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

5.0

想像以上の大傑作!ずっとヤバいっていう噂だけは聞いてて気になってたのになかなか見るタイミング無かったんだけど、これはもっと早く見るべきだった。

まず町田くんがとにかく純粋で愛おしくて魅力的なキャラク
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.2

安心と信頼のピクサー作品。
基本的には元々いた場所を飛び出していくっていうピクサーの王道ストーリーでありながら、今回はそれが二重構造になっていて、それゆえより深みのある感動に繋がっていたと思う。
それ
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透明人間(2019年製作の映画)

3.9

これはもう主演のエリザベス・モスの演技がヤバいのひと言に尽きる。特に中盤の追い詰められたときのガンギマリの目よ。これがあったからこそ見てるこっちはどんどん混乱もしたし惹き付けられた。
透明人間の映像
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フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.7

大工場が潰れて失業したおっさんたちが、ストリップでひと花咲かせようぜ!ってお話。
90分という短さもあって、少々話の流れが不自然に感じる部分もあったけど、裏を返せば短いおかげで一気に見れたし、何よりラ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

1.2

ミストやセブンといった作品と並んで鬱映画、胸糞映画として有名なことだけは認識してた作品。噂に違わぬ、というかたぶん今まで人生でみた全映画の中で最も後味悪かった。

率直に言って、ビョーク演じるセルマの
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.6

夢を追う人々が現実とのギャップの中でもがくお話。お話と言いつつ物語性は激薄なテレンス・マリックお得意の詩的映画。
海外だと賛否がはっきりわかれてるので少し不安だったけど、意外と結構良かった。

個人的
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モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

3.0

Blurのアルバムと同タイトルの作品ということでちょっと引っ掛かって気になってたのをようやく鑑賞。まあBlur自体はそんなに関係なかった。

正直ラブロマンスとしてはかなり微妙。ラストもそれで良いのか
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.9

スクリューボール・コメディ初体験。これはある意味頭空っぽにしないと見れないのでは。ちょっとでも聞き逃すともうついていけない。逆に言えば勝手に映画に集中もできた。

個人的には新聞記者のあれこれというよ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

ずーーっと見るタイミング失ってて今さらようやく鑑賞。なんで今まで見なかった自分。素晴らしいよ。

ストーリーは意外とちゃんと現実的だった。ラブロマンスでありながら、甘っちょろいだけのラブロマンスを、全
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.5

デヴィッド・リンチ作品ということで覚悟はしていたけど、見てる最中はだいぶわけわかんないシーンも多かった。ただ、全部見終わるとピースが一気に繋がるような快感も。
愛と希望に溢れる前半部分と、退廃的な後半
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.5

隠居状態のミュージシャンと、その大ファン(というよりもはやオタク)と、その恋人の3人の「大人たち」のお話。

つまらないわけでは全く無いし、刺さる部分もあったけど、たぶん20年後ぐらいに見た方がもっと
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ばるぼら(2019年製作の映画)

1.9

見る前からこれはもう大好きか大嫌いのどっちかだろうなと思っていたけど、予感的中だった。どっちだったかは得点と感想から察してください...

人間の狂気を描いているように見えるけど、上っ面だけというか、
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

当初は特に見るつもり無かったんだけど、ほんの数日前に70年代のパンクの影響が云々っていうのを聞いて一気に興味が湧き鑑賞。

まずとにかく衣装がどれも最高にゴージャスかつクールで視覚的には全く退屈しなか
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.6

じいちゃんばあちゃんの家で1週間の滞在をする姉弟、滞在中ドキュメンタリー映画を撮影する姉と、潔癖症でラップ好きな弟の話。

思ってたよりは怖かった。特におばあちゃんがかなり良い感じに怖い。終盤までずっ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.4

たぶん前作の感想でも同じこと書いたけど、基本的には同じことやってるだけなので、ドラマや前作が好きなら普通に頭空っぽで楽しめると思う。ただ、さすがにもう新鮮な驚きはなかったなっていう。
あと、ラスト30
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花様年華(2000年製作の映画)

3.6

パートナーに不倫された者同士の、不思議な関係性の男女の話。
映像が良いのひと言に尽きる。独特なアングル、鮮やかな色使い、キャラクターの個性を引き立てる衣装と非常にこだわりを感じる画作りで、ついつい見入
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.6

これまでも、人間の愚かしさの裏返しとして、人工知能やロボットを人間的に描く作品は何本も見てきたけど、この映画ではキュートなロボットたちに対してもはや愛に近い感情を持つ。
と同時に、誰かを愛するとか、大
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

81歳で認知症患者の父親と、その介護をする娘を、介護する側ではなく父親視点で描いた作品。
まず認知症を擬似体験できるという点だけでもかなり楽しめた。序盤からかなり混乱するんだけど、まさにこの混乱こそ認
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

4.1

アフリカンアメリカンにとって最も重要な出来事のひとつ、投票権法制定までの闘いのお話。
ちょっと前にスパイク・リーのマルコムXは見ましたが、今度はキング牧師視点で。

平和な行進への権力による妨害(血の
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プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角(1986年製作の映画)

3.9

80年代アイコンムービー製造マシーンことジョン・ヒューズ脚本作品。良い意味でイメージ通りの80s全開な作品で大満足です!
いつもながら音楽もファッションも、時代を切り取った印象的なものばかりで、本当に
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東京物語(1953年製作の映画)

4.9

日本映画界において最も影響力の強い作品。たぶん。

映画見てて心が暖まったり、感動で泣いたことはあるけど、苦しすぎて泣いたのは初めて。夫婦のゆったりとした旅の中で、避けられない1つの家族の1つの終わり
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.9

昨日見たZDTに続いてジェシカ・チャスティン主演作を。ZDTと同じく色んな意味でハラハラする話だった。
あらゆる業界の金持ち連中を相手にポーカーを主催していた女性のお話。

これまたZDTと同じで、ジ
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.4

ビンラディンを追う1人の女性の執念の物語。
まずなんと言ってもジェシカ・チャスティンの演技が良かった。もちろん、物事が思うようにいかず感情が高ぶったときの鋭い眼光も良かったけど、いっちばんラストのすべ
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おいしい家族(2019年製作の映画)

2.9

ある日、実家に帰ると父さんが母さんになっていた、っていう取っ掛かりのテーマは良いと思った。そんな現代的なテーマから、古きよき日本のホームドラマ的な、家族やそれを取り巻く人たちのトラブルと絆を描くってい>>続きを読む

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.8

団地に突然エイリアンが侵略!?エイリアンと団地の不良グループとのバトル。
シンプルに楽しいSFアクションジュヴナイルムービーでした。エイリアンの得たいの知れなさも良かった。ただ、アクションシーンの撮影
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.9

奇妙なキャラクター設定、奇妙な映像の奇妙な映画でした。
神秘的ながらも生々しい世界観は、間違いなく人を選ぶけど一見の価値あり。
結局みんなどこかに属したいし、属していないと生きていけない。ラストのティ
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.0

なんとなく脳みそ空っぽで見れるくだらない映画を見たくなって、くだらないといえばアダム・サンドラーでしょということで鑑賞。
特に期待してなかったのもあるけど、思ったほどには酷い映画じゃなかった。ギャグは
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イーダ(2013年製作の映画)

5.0

多くの映画監督は、こういう映像を撮りたくて映画の世界に足を踏み入れるのかなと思うぐらい、とにかく映像が美しい作品でした。どの瞬間を切り取っても、隅々まで繊細で美しい絵画のような画のオンパレードで最高で>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.6

子役として成功したジュディ・ガーランドの晩年、落ち目になった彼女の話。めちゃめちゃ雑な説明すると、ボヘミアン・ラプソディでクイーンが分裂状態になって以降みたいな感じ。

映画の中でジュディは酒に溺れて
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.2

無性にジム・キャリーの映画を見たくなる週末の夜ってありませんか。そんなタイミングでアマプラでこれが100円セール対象だったので鑑賞。

お得意の顔芸、エネルギッシュな動き、悪口の連発と大好きなジム・キ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

インセプションやん!っていうのが最初の感想。パクりとかでなくて。
でもインセプションがスマートでカッコいいスパイ映画だったのに対して、こっちはカオスでサイケな世界観。この世界に浸るだけでも個人的には十
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

「映画ファンなら見とけ」的な圧を常々感じていたのでいつかは見るべきだよなと思いつつも、なんとなく難しそうってイメージで正直敬遠してたんだけど、今回見てみたら意外にもストーリー自体は極めて明解だった。>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.8

今まで見たピクサー映画の中でも、確実に5本の指に入るぐらいには好きな映画だった。紛うことなき傑作です。

誰もが歴史に名を残すような輝かしい人生に憧れるんだけど、当然みんながみんなそうなれるわけでもな
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

たぶん前に劇場で予告だけ見てて、その予告がめっちゃコメディだったからその感じで見たけど意外とそこまでコメディしてなかった。なので登場人物(特にロニーとクリフ)のオフビートなやり取りはめっちゃめちゃ好き>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

タイムリープとBLMを絡めるという斬新すぎる作品。今日見ないでいつ見るんだということで鑑賞。
警官に殺され続ける1人の黒人男性の話。

タイムリープの使い方が非常に上手かった。あの手この手でループから
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