ロールシャッハさんの映画レビュー・感想・評価

ロールシャッハ

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サスペリア(2018年製作の映画)

3.4

鏡の部屋で捻れて捻れて捻れまくる

最近ある作品で演技力の信頼を勝手に失ったダコタ・ジョンソンが拝めるちゃんとしたのを見たくて、サスペリアに辿り着いた。

リメイクでバレエからモダンダンスに変更された
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ナポレオンも人間だったんだと思える映画

戦争シーンはさすがApple制作でお金のかかり具合いを感じました。どこまでがCGIか分からないけど。

ジョゼフィーヌとのやりとりが可愛らしいというか、人間味
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.1

進化していく人間

新しい臓器の摘出ショー、咀嚼器、ベッドなど、化石のような質感と近未来デバイスの融合。
プラスチックを食べる人間は人間じゃないのか、進化を抑制する必要はあるのか。アーティスティックな
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アイ・アム・レジェンド 別エンディング(2007年製作の映画)

3.8

病気から救おうと思ったら、救う必要がなかった。コミュニティが出来ていた。

帰国者のはしか感染が話題になっていますね。感染力が非常に高いウイルスで1人から4〜5人感染すると言われています。

今作は、
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.3

捕虜になって敵国に従事していた帰還兵みたいな気分

多くの方が言われてるように、ゾンビの期間の記憶があるっていうのは、相当な辛さだと思う。
進撃の巨人に通ずるものがあるけど、自己意思とは関係なく肉親を
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

SISU(シス)、全ての希望が失われた時に現れるという精霊
※もちろんスターウォーズのシスとは関係ない

寡黙な最強の戦士のアアタミを演じたフィンランドのヨルマ・トンミラに魅了された!なんと撮影当時6
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

IMAX先行上映観てきました!

フレメンの救世主となり、逞しくなったポール。
スパイスの影響で目が青くなり、命の水で完全に覚醒して未来が見えるようになったのはいいが、
フレメンや南の原理主義者、アラ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

落下=離婚と考えた時に、両親が離婚した時に自分はどっち側に付くか考えてしまう

この作品はミステリーではなく、息子を起点として、夫と妻の関係が悪化(落下)したことを息子がどう受け止めるかを描いていた。
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.9

サム・ロックウェルとヘンリーカヴィルを堪能した

スパイ作家の書いたことが現実に起きていた。
アーガイルとは何者なのか?

キングスマンが回を重ねるにつれ少し飽きてきてしまっていた。
アーガイルで、マ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

男ってそういうものだよね…

嫌気がさしたし、逃げるのも辞めて、結局愛を求めてたってことがわかって、男ってこんなものかと。

どんどん男が男に変異していくけど、そこが生まれ変わっても元旦那が出てきて、
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ポーカー・フェイス/裏切りのカード(2022年製作の映画)

3.1

公開直前試写で鑑賞しました

俳優の山路和弘さんが登壇。貴重な話が聞けました。
思い出深いのが、何度も観たサムライミ版スパイダーマンでウィレム・デフォーの吹替が山路さんで認識して20年以上経ってやっと
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.2

マーベル初の本格ミステリーサスペンス?

SSUではないが、MCUのキャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャーがマーベル映画で最高峰のミステリーサスペンスだと思う今日この頃。

マダムウェブはアニメの
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

パスタ美味そう。

何度も観てるけど、定期的に観たくなる。
作る料理がいちいち美味そう。
ジョン・ファブローあってこそ、アイアンマンから始まるMCUを感じさせる。
ロバート・ダウニー・Jrも出てくるし
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

カセットテープが平山という人間を語ってくれる

人それぞれの考察に任せるが、
たぶん代々続く一族経営の大企業の元経営者で、日常を感じられず忙しなく生きてきてた。
元々趣味であるフィルムカメラも撮る暇も
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

「ボーは変わらない」

抑圧されたセクシュアリティと攻撃性、不安と被害妄想、そして歪んだエディプス・コンプレックスが盛り込まれた作品だった。

ボーがおそれているのは「自己決定権」そして、「母親=神=
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.6

『コヴェナント/約束の救出』試写会にて

米軍キンリー曹長とアフガン人通訳の絆
9.11から2021年の撤退までの間、
アフガニスタンで現地人を通訳として移住ビザを与えるという名目で雇っていたという事
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

IMAXで体感!
アトレイデス家の窮地と救世主誕生の予感

スターウォーズ、ブレードランナー、ナウシカなどがDUNEから設定からインスパイアを得たという記事を読んだ。
筆者は特にナウシカが好きなので、
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プレデター(1987年製作の映画)

3.9

いたぞ〜!いたぞ〜!
ほら、分かるか、2度目はコダマだ。

プレデターシリーズは数あれど、やはり一作目のシュワちゃんが良い!と即答するくらい今作は好きです。
アメリカ軍が狩りにおいては一番優位だと、序
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

モンスターのまま死ぬか?善人のまま死ぬか?

何度も観てるが、あらためて鑑賞しました。
どんでん返しで面白いという印象でしたが、見返して、さまざま発見するものがありました。

今作はマーティン・スコセ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

マ・ドンソクの安心感が半端ない
腕に服をぐるぐる巻きで噛みつかれても、立ち向かうのは、安心して見てられる。
コン・ユも冴えない父親がだんだん成長していく姿も良かった。
韓国のゾンビは動きがキレキレでい
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

ザック・スナイダーの「ゾンビ」リメイク作品

良い意味でライトに鑑賞できて、感情移入もそこそこできる。
ショッピングモールに立てこもってスナイピングしたり、チェスしたり、あれやこれや好きなことやったり
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

何気にクリスマス映画であり、もっとも不運なタイミングと場所に居合わせる不死身の男ジョン・マクレーン!

ブルース・ウィルスと言えば、野沢那智さんの吹き替えがハマり役でこれを超えるものはない笑
「ハンス
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

ターミネーター2みたく前作は敵だったのに、今回は味方になった不死身の爺さんでミスターノーバディな感じ。

前作見ていると少女に固執してるのが裏がありそうで少し怖かったけど、比較的に良い続編のやり方だと
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

キャプテン・アメリカのシールドとハルクの腕になった時は、20世紀FOXがディズニー買収された嬉しさと悲しさを両方感じた。

モブキャラってGTAなどで轢き56したり、何でもし放題で、モブキャラの人生に
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.1

クリーチャーの再現度高くてビックリ

サイレントヒルに迷い込んだ母が養女を探す。女性のキャラが多かった。
父親はサイレントヒルに行くが会えず終いで、少し可哀想。
ちゃんと種明かしをしてくれるのがありが
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.7

友達にとりあえず観ろとオススメされた

長いんだけど、アルパチーノがコソ泥からギャングに成り上がる。
ゴッドファーザー1.2.3を一気に観た感じに近い。世界線が違うマイケル的な。
チェーンソーが良かっ
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ラッシュアワー3(2007年製作の映画)

3.1

ケンジ、うちゅなケンジ。

どうしたのブレット・ラトナー!
卑猥な演出が多くて、親と途中まで観てたけど消しました。
自分は何度も観てるのですが、真田広之とのバトルは良かった。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.9

だから結局、できるやつは何でもできるし、できないやつは何もできないってだけの話だろ

東出が演じる菊池宏樹みたいな奴が学生時代にいて、部活やらないで何で友達と遊んでるんだろうと思って、それと重なりまし
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

ドラマ版のペニーワイズの方が不気味だけど、技術の進歩によりモンスター的な恐ろしさが増していた。
少年少女時代の役者たちが全員演技派で、特にソフィア・リリスをこの作品で2017年に新発見できたので、収穫
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

ミーガンに助けられたことの方が多くない?

夜な夜なミーガンAiをプログラミングして育てていたジェンマが黒幕な感じがする笑
隣のおばちゃん&犬🐕の件は、穴塞げばいいのにそのままにしてたし、男の子の件は
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

安定の山崎賢人!アシリパかわいい

北海道、趣のある土地ですよね。
伊能忠敬が地図作成冬険しすぎて途中までしか作成できず、間宮林蔵に残りをお願いしたとのこと。
雪山、ヒグマ、アイヌ、開拓の歴史。日本映
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第9地区(2009年製作の映画)

3.7

結構見てる気がする。近未来のアメリカ。
インディペンデンスデイで宇宙人を一掃できずに移民として受け入れたような世界。

燃料が遺伝子を書き換えるほどの液体って怖い。濃縮期間にどんだけ時間かかってるのよ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

元軍人の盲目のおじいちゃん強すぎ&キモすぎ!

吐き気催すほど終盤がえげつないけど、遊び半分でヤバい人の家に入る若者が悪い。

続・座頭市物語(1962年製作の映画)

3.4

座頭市の兄が現れる

座頭市物語の一年後のお話。
お千代さんという恋人を兄と奪い合いになり、兄の片腕を切ったこと、お千代が失踪したことなど、続きが気になる展開でした。
今作からグリフハンガー戦法が炸裂
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

私が選ばせて。そして、生まれ変わる。

本作はベラ視点で描かれるが、原作小説ではそれぞれの登場人物の視点で書かれるらしい。そっちの方が面白そう。

ロブスター以来、久々にヨルゴス・ランディモス作品を観
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.0

呪いのビデオ、子ども大集合

ベストセラー作家のエリソンは屋根裏から怪しいホームビデオを見つけるところから始まる。
ホームビデオは不気味で悪魔的儀式はパラノーマルアクティビティ感があった。
優秀な某保
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