りょうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.1

バスケファンであっても、そうでなくても誰でも知っている歴史に名を刻んだスタープレイヤー。彼の真似をしてダブルクラッチの練習をした中学生時代を思い出した。ジョーダンと比べて、滞空時間もジャンプ力も圧倒的>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

多分全体の6割くらいしか理解できていない気がして、解説見ておぉそういうことか、みんな読解力半端ないな、という感じです。でもまだ理解できてないところたくさんありそう。

ゴーディのシーン、マジで怖かった
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

前作「新感染」を勇気振り絞って見た以来、いつかこの作品も見なきゃと思って後回しにし続けてきたけど、一念発起し、ようやく鑑賞。

冒頭の船のシーンまでは良かったのだけど、それ以降は、「なんか思ってたんと
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.7

ジャニーズの大ベテランと今をときめくキラキラのエースが親子役で出演というこの映画。最近娘のジャニーズ熱が我が家を席巻しております。特になにわ男子の誰かが出る番組は漏れなく録画され、ハードディスクを圧迫>>続きを読む

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.7

GWの最終日、車移動のお供に。
チムチムチェリーやスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの歌はよく聴くけど、ちゃんと観たことなかったメリー・ポピンズ。ディズニーならではのぶっ飛んだストー
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.3

明日からGW!今日は定時でPC閉じて、年始以来の映画館!!ということで、字幕版Dolby-ATMOSで鑑賞。

もう、やって欲しいこと全部やってくれた。細かいところまでマリオ愛が行き届いていて、終始ニ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ胸糞。人と人って一度すれ違うとここまでお互い分かり合えないか、っていうことを思い知らされる。

岸井ゆきのとムロツヨシも良かったですけど、腹立つ加減で行くと若葉竜也ハンパなかったですね。こ
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.8

沖田修一監督作品巡り。

思ってた内容と全然違った。タイトルから反抗期みたいな話かと思ってた。

冒頭から長回しのアニメ。魔法左官少女バッファローKOTEKO。ちゃんとこの映画の前振りになってます。父
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.1

あぁ沖田修一監督作品、好き、って思える作品でした。冒頭、役所広司に古舘寛治が木を切るのをやめるように言うシーンで、何回言っても役所広司が「はい?」って聞き返すところから掴まれた。役所広司凄すぎる。>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

以前に見たことあった気もするが、全く内容忘れたので鑑賞してみました。沖田修一監督作品は「さかなのこ」「横道世之介」しか観れていないですが、いずれも好きな作品だったのでこの作品もきっと…!と思っていたら>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.9

地味だけど噛み締めると甘くて優しい南瓜と、かければ何でもその味になって中毒性のあるマヨネーズ。

ツチダもせいちゃんもハギオもみんなダメダメ。ツチダは重たいし、せいちゃんは働かない上に見栄張ってバンド
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

原作は未読。タランティーノ作品がグロキツくて、見るの勇気振り絞るタイプなのですが、この作品は色んな意味でタランティーノを薄めた感じなので、さらっと見れました。

昔、付き合っていた彼女との初デートにイ
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

山田杏奈巡り。映画のタイトルは知っていましたが、ゾンビものとは知らなかった。ゾンビ広めた輩には一切触れずに話は進みます。むしろ潔い。ゾンビについては当たり前前提の上で、謎解きが始まります。

所々に入
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

山田杏奈が3ピースバンドでギター弾きながら歌う映画だって知ってたらもっと早く速攻観てましたすいません好きになるの遅すぎました最高です。

正直、冒頭30分ダサすぎて脱落しようと思ってました。

自分、
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の結婚式のプランナーと浮気というかなりハイレベルな愚行ですが、さらに一花がその仕返しをするという展開が面白かった。しかも結果、体の相性の良さに戸惑うという。

多田が踏んだり蹴ったりで本当に可哀想
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.6

雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる

自分で自分を殺してしまった真。美大に行くことを許さない父、不倫している母、憧れの先輩の裏切り、高
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

「カランコエの花」に続き、こちらの作品。カランコエの花にもこの作品にも出てくる「理解」したつもりの人間にならないためにはどうしたらいいのか、自分の考えを持ちたくて。

この映画を通して、もしかしたら自
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

黒板に大きく書かれたあの字を見た時、もし自分だったらどの位置に立っていただろうか。

はっきり言って自分はまだLGBTをちゃんと理解できている自信はない。なんの抵抗もなく、感情の揺れもなく受け入れる自
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

仕事で心の余裕なくて全然映画見れてません…ドラマいくつか追いかけるので精一杯な毎日。でも小野花梨さん祝日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞ということで!
正直「罠の戦争」見るまで存じ上げなかったのですが、
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犬島犬子(2022年製作の映画)

3.2

有人離島、犬島に住む女性がその魅力を発信しようと奮闘する話。

今の時代、スマホがあれば世界に発信できちゃうのが改めてすごいな。知らない人と簡単にコメントでやり取りできちゃうし、テレビ電話できちゃう。
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.2

Filmarksの試写会にて。原作未読です。

ちひろさんの過去は多く語られないけど、母親なのに「同じ星から来た」人じゃなかったって感じる母親だったんだろうな。オカジも同じく。

ちひろさんのところに
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

たまたまこの映画を見ようと思っていた時に、ぺこぱが出ているテレビ番組でバケットリストのことをやっていて、自分も書いてみたいなと思った。日々漫然と過ごすよりも、充実感が増すと思うんだけど、さて100個も>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

1961年のウエストサイド物語はバラエティのパロディなどでなんとなく世界観は知っていたけど、よくストーリーは知らなかった。なんとなくギャング同士の争いみたいな。

ロミジュリが元になっているってことで
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地下鉄のオーディション(2019年製作の映画)

3.8

たった5分のショートムービー。韓国のミュージカル映画って初めて観た。
何気ない、味気ない、毎日乗る地下鉄がオーディションの電話がかかってきたことによって舞台に変わる。
今いる環境が良いかどうかってやっ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

ナイブスアウト第二弾。思い出せば第一弾にはアナ・デ・アルマスが出てて、さらっと観れる佳作だったという記憶。

今回はミステリーの定番が詰まったシチュエーション。孤島+双子+複雑に見えて実は単純。そうい
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.1

新年1本目は映画館で!ということで仕事終わりで涙活でもしようかとこの映画。

何度か観た予告編でも泣かせに来ている感じだったので、その感じがあまりにも露骨だったら嫌だなぁと思って半分期待しないマインド
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

「代理ミュンヒハウゼン症候群」という精神疾患の話。自分の体の不調の原因が親によるものだったとしたら?

クロエが閉じ込められてしまったところから自力で外に出ようとするシーンや、映画館を抜け出して薬局に
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ザ・スーパーミッション(2021年製作の映画)

3.4

スーパーの品物の陳列が綺麗に整っていないと気が済まない店員は、このパーフェクトな状態を崩されるくらいなら客なんて来なきゃいいのに、と本末転倒なことを考えているが…、という話。

様々な国、様々な容姿の
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.6

池松壮亮×石橋静河の実力派が主人公の映画。二人とも好きな俳優さんですが、この作品は少し自分に合わなかったのかも。

「何か嫌な予感がする」

慎二は片目が見えず、学生時代は優秀だったようだが、今は工事
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じいのけ(2021年製作の映画)

3.7

22分くらいの短編。

悲しくても泣けない時って、どういうことなんだろう?その悲しさに向き合ってしまうと本当に悲しいから、気を逸らしてるからなんだろうか。

おじいちゃんからしたら気付かなかった孫のい
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

ウルトラマンは世代ではなく、強いて言えば見たことあるのは最近の作品、オーブ、ジード、ルーブあたりなので、初代ウルトラマンあたりは当然昔懐かし映像とかで見るくらい。

なので、思い入れは特に強くなく、シ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

これは当時映画館で観なきゃいけなかった作品だし、何なら本物のライブをいつかは観たい作品だった…。
この作品の評判を聞いて「STOP MAKING SENSE」も予習してたのに、それが今頃になって観るこ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

後輩のおすすめで原作読んだ上で鑑賞。原作を2時間に収めようとすると、このくらいの改編が必要だよね。

原作では和人のバックグラウンドがかなり違うのと、茉莉が死へ向き合っていくその細かな心理描写がリアル
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

前回見ようと思った時にコロナの副反応で熱出ちゃって、あーもう配信待ちかなーと思ってたら何とか観れた!

タイムループものは前回「ドロステの果てで僕ら」の時も思ったけど結構理解が追いつかなくて置いてけぼ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

Filmarksを始めてから、初めて5点満点を付けます。別に勿体ぶっていたわけでもないんだけど、どうなったら5点満点なんだろうとは考えていて、このSLAMDUNKを観て、こういうことか、と思った。>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.7

「母性」と「月の満ち欠け」、どちらも廣木隆一監督、どちらを観るかすごい迷ってたけど仕事終わった場所と時間の関係で、こちらを鑑賞。

「妻、小学生になる。」を思い出した。月の満ち欠けのように、人の命も繰
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