クワハラリエコさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.7

断捨離がテーマなんだろうなとは思ってたけど観たら「ミニマリストを目指す映画」で、それって確かに映画的なテーマでは、と思った。そして今まさに手持ちの服をすべて手放してなるべくシンプルでノームコア的な洋服>>続きを読む

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

4.0

「おもしれー女」っていうのは男の子に判子もらうことで成り立つ概念だけどエマストーンはひとりで〝Omoshire-Onna〟(Funny girl)やってる🫶🏻おもしれー女には調子乗りだが愛情深い両親が>>続きを読む

ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

4.4

この密度でこの軽やかさなのすごすぎる、最高、傑作

教師になったフェリス、一時停止されるリースの一流顔芸、クリスクラインもジェシカキャンベルも開票作業やるあの男の子も最高、、、

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

-

めちゃくちゃ良い、めちゃくちゃ良いんだけどめちゃくちゃストレスを感じてしまった、「アメリカン・スリープオーバー」を観たときとかなり近い感覚
学生時代の林間学校とか合宿のときの気分なんかを思い出して、特
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

折半の中絶費用を送る電子マネー

金が無いのにサービスデーの水曜にも間に合わない体たらく、と思ったが次の日がファーストデーでベリーありがとう、夏の終わりにギリ間に合っていない9月1日の朝イチに観ること
>>続きを読む

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.0

タカコみたいな人っているよな〜って知り合いの特定の何人かを思い浮かべながら観た。普通に美人だしあんまり死にたいとか思って生きてきてなさそうだしなんか不倫とかしてるしでも別にものすごい熱量で恋愛とかして>>続きを読む

わたしたち(2016年製作の映画)

-

永遠に繰り返されるいじめ手法のドッジボールと「なんか臭くない?」への具体的な対策について大人がきちんと考えて提示してあげる必要がある…

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

-

ループもので、結局どうやってループから抜け出すのか(どうやって状況を変えなきゃいけないか・成長しなきゃいけないか)って流れになっちゃうのつまんないんだよな

ループする日がクソみたいな結婚式の日なのと
>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.3

なんもエモくなくて良い

公開当時の2013年にCanCamのwebサイトでこの映画を取り上げてた記事の最後の締めくくりの文が「10代のころ、なんとも言いがたいモヤモヤとした気持ちをいただいたことがあ
>>続きを読む

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.3

一週間どころか10分とかで心と状況変わるんじゃないのって感じの人間の心を信用してなさが信用できるわ〜最高〜讃歌〜〜ロメール〜💙💚💙💚

茶々入れしてくる友だちの友だちの友だち枠のショートカットの女の子
>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.5

水の中で浮遊する体、肌に張りつく髪、下着を土に埋める、完全に外側の男たち
制汗スプレーってほんとナンバーワン・性の目覚めアイテム、口にシュー

OLの愛汁 ラブジュース(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終電を逃してふたりがふたりに流れ込む冒頭は、ほぼ同時代のラブジェネのことも思い出したし、最近の流行りエモ系映画的な系譜を感じたりもして、おや?と若干構えた。後者のイメージは、私の頭の中の渡辺大地が巻い>>続きを読む

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

4.5

超反省して落ち込むことがあり、部屋でひとり「あ〰︎」と声を上げて過ごしていて映画観ようとしても全然頭に入ってこなくて何本もこれじゃないこれじゃないとなった結果観た、開始一秒で最高(正確には13秒後くら>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

うわ…おいしそうな煙草……って思った直後のラストに震え上がった
映画観たあとに寝たら悪夢をみたが黒沢清的な画づくりがされていた夢だった…

星の子(2020年製作の映画)

4.0

「愛菜、頭を良くしてあげよう」と宣う大馬鹿男になり、苦笑いする愛菜ちゃんに身動きがとれなくなって泣いた

宇宙のめぐみの水を染み込ませたタオルを頭に乗せた原田知世のかわいさが確かに宇宙の神秘レベルで話
>>続きを読む

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

-

余韻もたす暇もなく進むそのはやさ、あと日射しの眩しさ
最悪なことはそこまで無いし、うまくいくときはうまくいくかもしれない、チャンスだって巡ってくる、そしてこの世は最悪な人間ばかりではないかもしれない、
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

-

ダル系ヒットマン❤︎プリキュア、ということで、確かに恥ずかしくなってしまいそうな台詞とかテンション感もあるにはあるが、髙石あかりさんの演技と伊澤彩織さんのアクション、というところで映画を成り立たせるそ>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

-

斗真、1ミリも伊藤先生では無くて笑ってしまう。先生物の少女漫画でいうたら絶対軽薄で人気者のキャラの方だろ❗️「地味だけど、よく見たらかっこいいカモ・・・?🦆」じゃあないんだよ❗️眼鏡を過信しすぎ‼️‼>>続きを読む

ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

-

確か大学生の時に新橋文化劇場で観たときもそうだったんだけど、なぜか話の流れが全く頭に入ってこない…でも1秒も寝ないでずっとスクリーン眺めてた…
アーネストボーグナインかわゆい

砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.3

威嚇したり困ったり欲に負けたりする姿が犬みたいなケーブルホーク。通りがかった御者と酒を回し飲みしながら話す数分間や、銀行の人との会話、この時点で既に、人と人の間に漂っているものに思わず泣いてしまう。机>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

地球、トムクルーズいてたのしいね
老衰で死んだら世界中の人が驚くね

トップガン(1986年製作の映画)

-

具体的にどの作品かと聞かれたらいまいち浮かばないが共通認識としてのあるある展開がこれでもかというくらい詰め込まれベッタベタで驚いた、オープニングアゲ〜☝️

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

-

オンボロの車のエンジン音とブタの悲鳴が似てる
試される場(面接とか)で自分の性格とか長所とか聞かれたら「私は自制心がある人間だ」って極悪人の顔で言いたいわね
突如、あれ、なんかニコラスケイジ、好きカモ
>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

-

私の兄はちょっとあみ子のような人で、壊れた携帯でいつも誰かと話していたことを映画を観て思い出した

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

-

ひーくん(おい)が消防士役で少女漫画実写化する世界線、ほんと新鮮にすごい、いやほんとすごい、冷静にまじですごい、まだ平野紫耀さんは「心を病んだ母親に犬として育てられていることを隠してる学校中の人気者」>>続きを読む

初仕事(2020年製作の映画)

-

生きてて意味がわかることがほとんどないと感じること、開き直りとも生真面目とも呼んでいいと思うが、それに通じる構え方の居心地がよく、有難かった
水の中で動いたところから広がる泥の波紋

ジュブナイル(2000年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「USPって感じ」「なにそれ」「ウルトラ最悪パターン」😭😭😭

公開当時地元のちっちゃい映画館で観て、22年ぶりに映画館で再見。私の夏休み映画いうたらコレや、、、
23才の慎吾ちゃんほんと天才天才天才
>>続きを読む

その場所に女ありて(1962年製作の映画)

-

秋日和と同じく女同士で話す屋上、その時の司葉子の「何かいいことあったらいいとは思うけど」、雀荘での「あなたみたいに遠慮の美学を発揮する余裕が無いだけ」、あと幸薄そうな姉の森光子の「化粧品だけが頼りよ」>>続きを読む

イントロダクション(2020年製作の映画)

-

약속합니다

今日読んでた少女漫画まんまの体格差ハグだった(「あなたの顔の〜」で思ったんだけど)、星野源と岡田浩暉のちょうど間みたいな友達(星野源と岡田浩暉って似てるわ)、海辺の夢、煙草がただ煙草
>>続きを読む

あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

定規みたいな長細い建物、妹の家、朝ごはん食べるテラス席、貯金、酒屋、公園、自撮り、覚えている通行人、甥の店、炭酸ふたつ、トッポギ、服についた染み、プレゼント(革、100ドル)、店「小説」、監督、助監督>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

劇中で性に関する会話とかされるだけでずっと声出して笑う男の人が劇場のど真ん中の席に座ってて本当に最悪で気が狂いそうだった、終盤は静かにしてたことすら超腹立った、間違いなくYou are the wor>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

青春映画と呼ばれるものが好きなのにも関わらず登場人物が走り出すシーンは大体萎えるのだが、この映画の走るふたりのことはもちろん好きだ
観てる間はただ夢中なのに、鑑賞後迫り上がってくるこの泣けてくる気持ち
>>続きを読む

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

3.0

天ないとご近所とNANAの話でいっぱいいっぱいになってパラキスの話をする機会ってなんか無いんだよな…もちろんパラキスがだいすきなのですが…(実際は感極まるだけで割と話すこともないのだが……)

本当に
>>続きを読む

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

-

観測の実感はまんま生の実感だけど、夢みてるみたいで切なかった、馬も釣り堀も遊園地も居間も夜の自販機も