ohanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

5.0

すごく面白い。
そしてシビア。
悲しいけどこれって戦争なのよね感がヒシヒシと伝わる。
無双モードは一切無く容赦ない展開がとてもリアル。
反乱だもの、そりゃ切迫詰まってるよね...
ラストはもう最高です
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.5

土煙烟る中から独立を求める怒号が響き渡る。
熱量と緊張感にただただ圧倒。
現代史を扱いながら記録映像をあえて使わないという選択と、物語として面白く観せてしまうその技量に脱帽。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

とにかく構図が図抜けた作品。
画面の構図だけでなく、何というか作品全体の構図、デザインセンス。
さすがのノーラン作品だけど、音と映像の比重が高く、心情描写がちょっと物足りないと思ってしまった複雑なファ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

面白すぎて面白すぎてリマインダーと化していたFilmarksのレビューをついつい開いてしまいました。
もう皆に観て貰いたい。
ミニシアター系、何か取っ付きにくいわ...と思っている方には特に。
くだら
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ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」(2007年製作の映画)

5.0

鑑賞順を無視して思わずレビュー。
そして全く言葉が出てこないという矛盾。
ライの赤い舌とは大違い。
いやもう本当に凄かった。
また吹っ飛ばされました。
ありがとう、ゲキシネ!
ありがとう、ありがとう!
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

思い出しレビュー1日1本週間 ⑤

...なんだけど、これはアンチメジャーを気取りやがって!!と罵られる事が怖くてレビューを書かずに放置していた側面もあり。

セッションのデイミアン・チャゼル、ドライ
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ゲキ×シネ「蛮幽鬼」(2010年製作の映画)

4.0

思い出しレビュー1日1本週間④

はい、ゲキシネです。
ゲキシネを観ると抱く感想は二つです。

①役者ってすげぇ!
②生で観たかった!

蛮幽鬼もそれに漏れずだったので大満足。
溢れ出す中二&腐女成分
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.0

早くも崩壊した思い出しレビュー1日1本週間 ③

良いですね。
素晴らしかったです。
もともと突然日常破壊系のスリラーが大好物なので点数は甘々になるのだけど、今作は脚本と構成がそれはもう見事。

凄惨
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A FAT WRECK ア・ファット・レック(2016年製作の映画)

5.0

思い出しレビュー1日1本週間 ②

2015年のFAT WRECK CHORDSの25周年パーティーに参加出来なかった事が人生で5本の指に入る位の後悔になっている自分にとってこの映画は救いでした。
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FAKE(2016年製作の映画)

4.5

三日どころか半年坊主以上。
という訳で思い出しレビュー1日1本週間 ①

最高のネコ映画。
愛くるしい姿に心癒されました!
...という冗談は置いておいて。
(あながち冗談でもないのだけれど)

とて
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.5

あぁ、もう。
鑑賞後に最初に抱いた感想です。
あぁ、もう!

「映像化」という意味では大満足ですし大成功だと思います。

戦闘シーンは臨場感抜群だし、鳥脚ポーターは不気味だし、フライングシーウィードは
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

あぁ、これは失敗した。

一つ前にイミテーション・ゲームを観てアラン・チューリングに思い入れを持ってしまったせいか、余計な思考の渦に囚われて映像作品として観るべきものを見落としてしまった気がする。
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良いですね。
歴史に埋もれてしまった偉人が再注目されるっていうのがまず問答無用で良いですし、超理系の変人オタクが偉業を成し遂げるっていう基本設定が琴線に触れまくりです。

だからこそハードルが上がって
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

5.0

エンターテイメント!!!

何だこれ、めちゃめちゃ面白い。
感想にしたらこれだけなんですが...いやもう本当楽しかった。

オープニングからエンディングまで俺得展開のてんこ盛りで涎が止まりません。
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テシス 次に私が殺される(1996年製作の映画)

4.0

なんて渋いミステリー。

大どんでん返しや大胆な伏線の回収があるわけでもなく、基本的にはプロットに則ったまま話が進んでいくのだけれど、後半の収束がそれはもう見事。

ラストのワンカット。
ピリッとした
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

5.0

大好きな平山夢明さん原作+規制の緩い自主制作映画という事で、これはもう何が何でも観たいと仕事を放り出して鑑賞。
ありがとうシネマスコーレ。

で、鑑賞後はそのバチが当たったかの様に陰鬱な気分に。
鬱映
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父を探して(2013年製作の映画)

4.5

アニメ作品としては良くも悪くも一言で言えば雰囲気アニメです。

カラフルな色遣いだったり、実写の写真や映像をコラージュしたり、とても均整の取れた画面構成や遠近感だったりと、「アニメである事」を充分に活
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ターボキッド(2015年製作の映画)

3.0

2017年2本目。
『海を飛ぶ夢』で浄化された心を以下略。

B級映画ですからね、点数はこれくらいがちょうど良いのです。
「意外としっかり作られてる」っていう感想が出てくるのもマスト。

「チャリンコ
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

5.0

2017年1本目。
年始は心が綺麗になる作品を。
チョコレートドーナツ→アバウト・タイムときて今年は本作です。

のっけからアレですが、チョイスを間違えたかもしれない。
これは心が綺麗になる作品ではな
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

5.0

2016年ラスト。

細かいレビューは置いておいて、さぁタランティーノ作品を観るぞ!というテンションで鑑賞し始めて、あぁタランティーノ作品を観たなぁという余韻に浸ることが出来ればそれだけで満点なのです
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白いです。
設定も演出も斬新で、テンポも良くメリハリも効いているので飽きないです。
イット・フォローズに続いてホラー映画が好調なのは嬉しい限りですね。
素晴らしき哉、恐怖映画。

ただ、ただですね。
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ゲキ×シネ「髑髏城の七人」(2012年製作の映画)

5.0

劇団☆新感線初心者です。
演劇マニアという訳でもありません。
小栗旬ファンでもありません。

なのにもう、その格好良さに滅茶苦茶に打ちのめされ、鑑賞後は声も出ないほど。

あんなに臭いセリフがポンポン
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

ノイジーなギターのBGM。
練り歩く主人公を背後から追うカメラ。
BGMが鳴り止むと共に振り返る主人公、不敵な表情へのアップ。

映画の持つ不穏感を煽りに煽る、冒頭のこのワンショット・ワンテイクにやら
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下衆の愛(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

媒体化を心待ちににしていた作品。
いやー、素晴らし過ぎました。
シン・ゴジラで今年の邦画No.1は決まりかなーと思ってたのだけれど、これはもうどうしましょう。

すごく濃い。
とっても濃い。
何がって
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

振り返りレビュー④

原作漫画未読で評価すべきでは無いのかもしれないけど、とてもとても良かった。

まずタイトルコールまでの流れとそこからの急展開が素晴らしい。
三幕構成の第一幕を極端に引き延ばして、
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

振り返りレビュー③

派手では無いのだけど、円熟味を感じられるとても渋い作品。

90歳の老人が復讐...と、設定からして独特ではあるのだけど、それを活かし切る構成力がすごい。

銃の選択、90歳弱と
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.5

振り返りレビュー②

『籠の中の乙女』の監督の新作。
でもコリン・ファレルにレイチェル・ワイズ??
売れ線に転向したのかなぁ...
と、思いつつ手に取りパッケージ裏を眺める。
はい、勘違いでした。
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

振り返りレビュー①

面白い面白いとは聞いていたのだけど、ここまでのものとは思わなかった。
所詮邦画でしょ...
所詮庵野の趣味でしょ...
そう考えていた自分を殴りたい。

細かいレビューは、Web
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

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ホラー秘宝まつり@名古屋

明るいホラー計画。
これは点数を付けれません。

スプラッターホラーなのに、グロくないし怖くないし画面は飛ぶし特殊効果は学芸会レベルだしでご愛嬌。

ただ、その「これはご愛
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アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

死生観・輪廻転生といった哲学的なテーマや科学と宗教の対立構造といった割と固いテーマが根底にあるものの、見てくれはRADWI◯PSの歌詞かってくらい臭い台詞が並ぶラブストーリー...だと思ってしまった訳>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

なぜかレビューするのに1週間以上かかってしまった。

上手く感想を言語化出来ない。
テーマも演出も役者の演技も優れていると思うのだけど、素直に評価出来ないこの気持ちは何だろう。

息子の元カノ、彼女が
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

難しいなぁ...
すごく難しい。
面白いかつまらないかと言われたら正直つまらないです。
好きか嫌いかで言われたら好きです。
こんな日本人特有の優柔不断さや、あんたなんか全然好きじゃないんだからっ...
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.5

パラレルワールドものです。
SFでもあります。
謎解きミステリーでもありラブストーリーでもあり少年の成長を描いた青春ものでもあります。

何が何やらですね。
自分もです。
でもこの複雑さがこの作品の本
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華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

3.5

12分間の食べ放題。
そして彼らは堕ちていく。

食へのアンチテーゼなのか、人間の堕落を暗喩しているのか、はたまた理性の薄っぺらさを表しているのか。

理解不十分でもついつい見続けてしまう演出&構成力
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ワナオトコ(2009年製作の映画)

3.5

なんということでしょう!
匠からの粋なプレゼント。
スタイリッシュなトラップで最高の防犯対策が我が家に。

正直、R-18にしてはゴア描写は控え目で、ピタゴラスイッチ的なものを期待していたトラップも意
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

いやいやいや面白いなー!
正直舐めてましたごめんなさい。

台詞回しの妙が織りなす2人の会話にクスッとするのも、こんな馬鹿な話ばっかりしてたなーというオッサン臭いノスタルジーに浸るのも、内海くんの瀬戸
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