林檎星さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

林檎星

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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

主人公が狂っている。拗らせ過ぎててあんまり感情移入できなかったけど、松岡茉優の演技が良かった。松岡茉優だからこそ成り立ってた。
イチに近づいて現実知って歌うところがピーク。最後は結局ニと良い感じになっ
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新聞記者(2019年製作の映画)

1.0

本当に薄っぺらい。ツッコミどころが多い…。そして全体的に古臭い感じがする。

いわゆる政治、権力側はわかりやすい悪役として描写されている。自分の正義感で暴走する主人公の新聞記者。薄暗い部屋で何やらネッ
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン監督の映画は今まで見たものほとんど難解だったけど、これはまだわかりやすい方だった。仕掛けがわかった時感動した。
時系列バラバラになってるから、主人公の混乱を追体験してる気分になる。
虚しい探偵
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.5

よくできた映画。
加害者の犯行事実がしっかり認められて、反省する機会が与えられていればなあ…。罪に向き合うことのできない、やり場のない恐怖や弱さを暴力でしか表現できない姿は哀れですらあった。
ラストの
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ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

3.0

建築系かと思ったら、隣人トラブルの話だった。笑えるけどちょっと退屈。

アス(2019年製作の映画)

3.2

襲われる側がパワフル過ぎてあんまり怖くない。一家4人が外に立ってるところと地下の施設が不気味で良かった。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.8

「情報省」とか用語がもうディストピアのそれでワクワクした。昔の映画だからか近未来感がどこかちぐはぐで、映像は粗くて、夢に出てきそうな光景だと思った。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

色んな格差と、対比された人生と重いテーマだけど、さらっとしてる。選択肢の多い東京は魅力的で、だからこそ人生を充実させたいならどこにいても主体性は大事。どの立場でもそれなりの苦労と地獄があって、そこが上>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.0

どれみはほとんど出ないけど、このリメイクの仕方はすごく良い!好きなもの同士で分かり合えるオタクは素晴らしい。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

全体的にブラックユーモア。出演者が超豪華。何だかんだでみんな助かるかと思ってた。最後ら辺が一番面白かった。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ここまできてこの結末か…面白かったけど虚無感すごい。エピローグで感情持ってかれる。最初は真面目だったソ刑事、あんなに惜しいとこで何度も振り出しに戻るとそりゃ狂うよね。酒屋で暴れてた感情的な刑事に何回も>>続きを読む

リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020年製作の映画)

3.4

超展開過ぎて狙ってる感あったけど、結構ちゃんとタイムパラドックスものしてた

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.5

面白かった!アニメになるとすごく映えるね。狗巻が声で攻撃するところが迫力あって好き。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.0

悪夢。すごく暗い。話の流れが全くわからん…
独特なんだけど味はあって、好きな人がいるのはわかる。赤ん坊のところは突然の超グロでびっくりした。白黒で良かった。

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.0

じめじめと湿度高いホラー。最近見た映画の中では1番怖かった。不気味な演出が素敵。まさかの展開には驚くけど、初見だとよくわかんないので解説読むの必至だと思う。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.1

セピア色でお洒落なファッションなのに、画面からなんとなく湿気を感じた。話はよくわからなかった。これがブラックユーモアというやつなのかな。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.2

すごくお洒落な映画。このくらいの年代のレトロなファッションってすごく可愛いよね。話は普通だったけど、最後らへんがあんまり納得いかなかった。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

ゆるく見れる、まさに一息つくときのコーヒーみたいな映画。好き。風景の綺麗なカットが多くて、特に夕方頃の空気感が絶妙なのも良かった。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

重苦しい映画。始めから最後までひたすら悲惨なことが起こり続ける。人間の色んな醜い面を見続けた少年がどんどん荒んでくのが一番残酷。最後皿割ってキレたとこはそりゃそうだと思った。

弟切草(2000年製作の映画)

1.0

台詞が聞き取りにくいのと、カメラが登場人物に近すぎて、何が起こってるか全くわからないまま終わった。個人的には人生1の駄作。

レストストップ2 ドント・ルック・バック(2008年製作の映画)

2.5

あっさり解決したかと思ったら結局色んなことがわかんないまま笑
変態家族と運転手の正体は伏せたままにしといた方が怖かったと思う。グロはパワーアップしてたけど前作の方が面白かった。

青い春(2001年製作の映画)

2.8

共感はできなかったけど、松田龍平がとにかくかっこいい!

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

自分は完全に神木くん側の人間なので、見ててしんどい描写がいくつかあったけど、後味は良かった。複雑な構成だったんだけど、脚本が上手くて、それぞれの立場で抱えてる苦しみをよく描けてた。
俳優陣もみんな良か
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

1.0

もうオープニングから不快なんよ…。
ところどころ寒いし、面白くもなかった。個人的には「マザー!」と同じくらい理不尽な胸糞映画。

映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)

3.0

三日月宗近の人の再現度がすごい。ストーリーも無難に面白かった。刀剣乱舞は花丸みたいなほのぼのした感じの方が好きかも。

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いやーよくできてた!中盤まで怖過ぎたよ…見事に騙された。
ラストは胸糞の可能性が濃厚だけど、ゴードンは何だかんだでやってないって信じたい!笑
奥さんが可哀想すぎることを除けば、爽快な復讐劇だったな。こ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.8

主人公は快楽殺人者のはずだけど、どちらかというと切羽詰まってる感が強くて、あまり楽しそうに見えなかった。唐突に人殺し過ぎだろ…
カメラの角度が色々変わったりしていて、大分撮影方法が凝っていた。残酷は残
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

絶対食事中に見ちゃ駄目!汚いのに謎にオシャレな雰囲気がある不思議な映画。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

暴行シーンは本気で気分悪くなるけど、その後ちゃんとスカッとする。
辛い目に合っても、そこから弱ってしまうことなく、自分の力で復讐している描写が爽快。
緊迫したシーンが続くからか、時間をあまり感じない。
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.6

犯人の精神世界の、整合性の取れない不気味さがまさに悪夢。連続殺人鬼の深層心理に入り込むっていうヤバい発想を、相応のインパクトで表現できてて見事だった。
ストーリーも面白かったけど、主人公が優しくて献身
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十二単衣を着た悪魔(2020年製作の映画)

3.8

思ってた以上に良かった!弘徽殿の女御が現代風の自立したかっこいい女に描かれてる。六条の御息所だけはだいぶ納得いかなかったけど、登場人物の解釈の仕方が面白かった。
ちょっとタイムスリップするとかではなく
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ウィッチ(2015年製作の映画)

2.4

展開に納得がいかなかったけど、宗教的な話だから理解できてないだけかもしれない。ずっと陰鬱な雰囲気で、不気味な映画。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.0

こんな変態映画だなんて知らなかったよ。大真面目に最中の条件二人で決め合ってるとこ笑えた。ものすごく酷い内容というわけではなかったけど、絶対あと1時間くらい短くて良かったと思う。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

ほとんどただの記号と同じようなものを言語として読み解ける主人公凄すぎる。でもエイリアンが理性的じゃなかったらもっとやばかったような。
ラストは主人公の気持ちを考えるとちょっと切なくなる。