notitleさんの映画レビュー・感想・評価

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2014年1月1日~映画めも。
完成度ではなく、好き、嫌いの点数。

自分への備忘録程度に書いてるので
悪しからず。なんかすみません。

映画(670)
ドラマ(0)

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.6

社会的成功をしてそうな性依存症の男の元に、恋愛依存症の妹が突然訪れた話。彼等の言動から見え隠れする、過去に負った癒えない心の傷。依存が己を保ち、生を感じさせる。不安定で、疾しいのに対処出来ず、狂いそう>>続きを読む

はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.2

視力を失ってくチェリスト志望の女の子と、母の死を乗り越えられない父を持つ男の子の恋の話。所々、不器用で淡い感あるけど、基本的にはゼロ世代のスマートな初恋感。余り共感なく、置いてかれた感じ。壁隔てての、>>続きを読む

DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

4.1

カルト教団による無差別殺人事件の、加害者遺族と元信者が、偶発的事象により、ある小屋で一晩共に過ごす話。会話にならない様な言葉や、懐古により表出していく、各々の家族像と組織。家族って何なのか、彼等はそこ>>続きを読む

我が家の楽園(1938年製作の映画)

3.8

土地を買収する側の金持ち家族の息子と、される側の自由奔放な家族の娘が恋をした話。大体、思うように進んでくし、思うように終わってく。現実舐めんなよ、てのも分かる。でも指針の様に、こういう映画があるのは素>>続きを読む

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.5

死んだ人が、人生で最も幸せな思い出と共に、あちら側に行くのを手助けする施設の話。恐らく台本無しに、様々な人に思い出を懐古し、話してもらっている場面の連続。其れ等の姿が本当に、各々嬉しそうで素敵。人の思>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

天才の血筋を引く、亡き姉の娘をめぐり争う、娘の叔父と祖母の話。幸せなんて物は各々異なり、踏み込んで、土足で踏み荒すもんじゃない、親であれ。言葉で理解しにくいものを、目で見せ、感じさせる習慣がとても良い>>続きを読む

劇場版 アイドルキャノンボール2017(2017年製作の映画)

3.0

WACKとHMJMのキャノンボール。合宿そのものはニコ生で観てた。HMJMメンバーが映り込んでたので、やってるなと思ってたけど、もっと色々噛んでると思ってた。詰まる所、合宿は面白かったけど、この作品は>>続きを読む

スミス都へ行く(1939年製作の映画)

3.9

州の上院議員の一人が亡くなり、手の上で転がし易いが故に選ばれた、BSの団長の青年が、政治の闇に切り込む話。『素晴らしき哉、人生!』同様、愚直に、真面目で懸命に生きる事を肯定してくれる作品。中立ながらも>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

3.8

孤高の殺し屋を追い詰める、事件を追う警察と、全貌見えぬ黒い組織の話。極端に削ぎ落とされた無駄と、些か過剰な演出達。カッコ良いことに、異言は全くないが、ちょっと笑ってしまう。青空までもが灰色に染まる。結>>続きを読む

地下水道(1956年製作の映画)

4.0

武装蜂起が上手くいかず、絶望的状況を打破するため、地下水道を使い街中を目指す中隊の話し。多分、過去視聴の中で最高に黒色の占有率が高い作品なのに、閉鎖空間の息苦しさや悪臭、体温、疲労感、絶望感が見える様>>続きを読む

恋のエチュード(1971年製作の映画)

4.0

パリの青年と、英国に住む姉妹の長きに渡る禁断の恋の三角関係。互いに愛し、幸せになるって奇跡かよ、と思う位に上手くいかないし、向い合えない。原因は優しさから邪念迄多岐に渉る。それでも愛すことを辞めず、ゾ>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

死者の日に起きた、音楽を封印した一族の、真実と絆の話。使い古されてペラペラになった言葉や、シチュエーションなのに涙出たし、グッときた。死者の国の、カラフルで雑多な感じがワクワクするし、それを見るだけで>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.1

我を見失い、子供を置き出てった妻と、孤軍奮闘しながら子と成長してく夫が親権を争う話。蔑ろにせず、全力で子と向き合う姿が素敵。裁判て残酷。お互い、暗黙の了解である無数のファジーな部分を心無く突き付ける。>>続きを読む

神と人との間(2018年製作の映画)

3.4

愛している女を友情故、友に譲る。谷崎潤一郎の同名小説&細君譲渡事件の話。自己嫌悪、羨望、嫉妬等のネガティブな感情が愛を育む。そんな自分や彼女踏まえての愛の形。音や演出がコメディ寄りで、気持ち悪さや、異>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

3.4

デトロイト暴動の、アルジェモーテルでの事件にフォーカスした話。実映像を差し込みながら語られる、悲しき暴動。目を背けたくなる尋問。アップシーンの連続で、鼓動、体温までも伝わる。50年経っても大きくは変わ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.2

娘を殺された母が、警官の重い腰を上げるため三枚の看板広告を出し、周りを巻き込んでく話。様々な社会問題へ切り込み、息をもつかせぬ予想外の展開の連続、怒りの連鎖、よく出来ていた。唯、怒りしか生まぬ短絡的で>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

ベジタリアンとして、育てられた少女が肉を口にして目覚めたリビドーの記録。受け付けないのではなく、接したことがなかっただけ。我をも忘れさせる欲望。知らない方が良いことも世にはある。容易に想像できる未来へ>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.0

『羅生門』という名の『藪の中』。都への道すがら起きた、ある殺人を証言する当事者達+αの、三者三様の話の話。自己防衛と自己尊厳の鬩ぎ合い。主張が人間性を炙り出す。死と隣り合って尚、揺るがぬ利己主義に、人>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

内戦続くシリアから逃れて来た青年と、彼に関わるヘルシンキに住む人々の話。実は、世界は色々な優しさで溢れてる。一方で不条理な世の中故、何処かをカバーすると他方で皺寄せが来る、悲しき現実。でもそれを打開し>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

ニューヨークに住む青年二人と、ハンガリーから来た少女のロードムービー。日常って、そんなに色付いてないし、かといって変化ないこともない。きっと彼等はずっとこんな感じで生きてく。自由で窮屈なディストピアの>>続きを読む

静かなる決闘(1949年製作の映画)

3.7

軍医として働く青年が、手術中、誤って梅毒に感染し、葛藤しながら生きゆく話。病気は違えど、現代でもありそう。愛する人のために、孤独に生きてゆく苦の道を選ぶ。理性と欲望の間で苛まれ、抑えきれずに弱気の姿を>>続きを読む

寝盗られ宗介(1992年製作の映画)

3.6

若松孝二ぽくない作品。皆から好かれる旅一座の座長の男と、そんな男の目を引くためか、周りの男達と駆け落ちしては戻ってくる女の愛の話。人間て面倒。素直になれない。強いって言葉の掛け違い。原田芳雄の『愛の讃>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

パリ行きの列車にて、テロリストの犯行を阻止した、勇気ある3人の青年達の話。偶然、奇跡は必然の積み重ね。詰まる所、奇跡とか呼ぶ事象はあるけど、それは幾千もの選択の結果で、成す為の過程があった故。奇跡と呼>>続きを読む

赤い天使(1966年製作の映画)

4.2

増村保造×若尾文子。日中戦争時の従軍看護婦として働く女と、軍医及び兵士達の愛やら性の話。壮絶なテーマ。虫の様に死にゆく兵士たち。狂乱、死か、地獄の様な生か。無か、優しさ、情けか。描かれることの無い、よ>>続きを読む

ビジランテ(2017年製作の映画)

3.6

異なる道を歩んでいた三人の兄弟が、父が残したある土地を巡り、再び交わる話。閉鎖的な地方の街で蠢き、混じる権力と欲望。受け入れ難い真実。行き場のない憎しみ。何に目を瞑り、何を受け入れるのか。全体的にもっ>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.1

相棒をギャングに殺された詐欺師が、仲間達とギャングのボスに、壮大な復讐をする話。1930年代の、勢いのないアメリカの町並みがとても素敵。そして、その風景が、誰をも疑わしくさせる。ちゃんと、ドキドキワク>>続きを読む

近松物語(1954年製作の映画)

3.8

近松の世話浄瑠璃『大経師昔暦』を基にした作品。大経師の主人の妻と、手代の偶然と誤解の連続が生んだ不条理劇。彼等の優しさと、周りの諸問題が事を大きくし、愛を育てる。恵まれぬ二人の逃避行。商店内のセット&>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

脳内王子への片思いと、リアル片思われに揺れるOLの話。不器用で強がりで空回りする2人が、共に愛おしい。現状を打破するために懸命に動く。動くことが凄い、何もせず笑ってる奴らよりよっぽど。あんな風に、自分>>続きを読む

バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

死者を蘇生させる液体混じる雨が墓場に降り、大量のゾンビが出てくる話。ゾンビ強いし、速いし、弱点ないし、デフォルメっぽいの、ちょっと可愛いし、戦闘時バックでCRAMPS流れてるし、まさかの唖然とする終わ>>続きを読む

つげ義春ワールド ゲンセンカン主人(1993年製作の映画)

3.4

懐古形式で紡がれる、つげ義春作品。『李さん一家』『紅い花』『ゲンセンカン主人』『池袋百点会』の四作品。一見、雰囲気もカット割りも再現度めちゃくちゃ高いのに何か物足りない。哀愁や、鬱屈さ的なものやろうけ>>続きを読む

白夜(1957年製作の映画)

3.8

いつか再び此処で、と約束した男を待つ女と、そんな彼女に一目惚れした男の愛の話。人は残酷で醜い。都合の良いことを信じ、悪いことから目を背ける。所詮、愛なんてそんなもの。知ってた。孤独と向き合い、辛くも生>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

社会の底辺から成り上がった、興行師の半生を描いた話。踏み躙られたプライド故、成り上がり、それ故底まで落ちる。気持ちが、行くべき道を指し示す。良きも悪きも人間てそういうもの。ならば、楽しく、笑いながら進>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.4

政府研究機関に運び込まれた、正体不明の知的生物と、小さな世界で生きている、唖者女性の愛の話。そもそも愛って何なのかて話になるが、互いに思いを寄せ会うことならば、特に珍しくもなく、片方が未確認生物てだけ>>続きを読む

ザ・フリッカー(1997年製作の映画)

3.0

想田監督の初期短編。時間軸は止まることなく動き続ける。反復はまやかしでしかなく、同じ時は二度と来ない。

花と女(1995年製作の映画)

3.0

想田監督の初期短編。花の一生とその後。現在の観察映画に繋がる作品。

ニューヨークの夜(1995年製作の映画)

3.0

想田監督の初期短編。NYのピザ屋。出てくるのは購入者に合わせ、サイズの異なるピザ生地だけ。各々好きにカスタマイズする。トッピングにて表された、ステレオタイプ。

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