notitleさんの映画レビュー・感想・評価

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2014年1月1日~映画めも。
完成度ではなく、好き、嫌いの点数。

自分への備忘録程度に書いてるので
悪しからず。なんかすみません。

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.8

元妻でやり手の記者が再婚の報告にやって来るところから始まるスクリューボールコメディ。圧巻のマシンガン会話劇。途中に寿限無が投下されても自然な位。ずる賢い奴が上手く生きる世のようであまり好かないが、多分>>続きを読む

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.9

ホームパーティーがひと段落した後の、テラスにて。ワンシチュエーション会話劇。嗚呼、いるいるこういう人、オールスターズ。外から観てるには良いけど、巻き込まれたらあかんやつ。周り見ずに大ナタ振り回す。仮面>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.2

装備やら武器、ストーリーまで、ちょっと拗らせた小学生のドリームワールド。壮大なロープレゲームをやってるかの様。ゲームせんけど。

二重性活 女子大生の秘密レポート(2016年製作の映画)

3.6

数学を学ぶためにベルリンに出てきた女子大生が、凡ゆる誘惑に負け、娼婦をする話。どちらが本当の自分なのか。自分を晒け出せる仮面の世界と、偽りだらけの現実。場所の違いはあれど、多分世界中様々な都市でよくあ>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

3.7

イランという土地で、暴行にあった女性と犯人、その周辺の話。何が真実か、如何するのが正なのか。優しさが時としてナイフになり得る。考えられ得る選択肢は無数在れど、文化や偏った思考がそれを阻む。と思うことさ>>続きを読む

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.8

力強く復興が進む一方、未だ残る多くの現実の中で生きる女性とその周りの話。フォーカスされるのは僅か。生きる意味を見失い続けてる人もいる事実。それでも、お腹は空くし、お金は必要。死ねないから、唯生きている>>続きを読む

兵隊やくざ 強奪(1968年製作の映画)

3.2

終戦を迎えてからの8作目。放置された赤子を連れ進む二人。終戦後の混乱故、エモーショナルさに欠けるが、相変わらずブレず、二人の熱い抱擁も漏れ無くあった。敵味方なんて関係なし、悪は悪。次作は、最終にして一>>続きを読む

光と禿(2016年製作の映画)

3.6

ひょんな事から知り合った、盲目の女の子とクリトリックリスの恋の話。歌ってる姿と酔っ払ってる姿以外はダメダメなスギムだったので安心。それでも、ええカッコしたい不器用な中年ぷりは充分に伝わってきた。ダサく>>続きを読む

ノー・ドロウニング(2016年製作の映画)

3.5

マネタイズ化された社会。それ相応のリターン故、縮小していく世界。想像力が世界を変える。

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.4

ノスタルジックな情景だけでなく、子供の頃感じてた、上手く言語化できない好奇心や喜び、恐怖、後悔、葛藤がごちゃ混ぜの、あの感覚が描かれてた。ドキドキした。純粋で無垢。一方で顔を見せ始める自我。少年に戻っ>>続きを読む

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.4

キアロスタミが切り取った、日本のある日の話。デートクラブで働く女性と、束縛気味の彼と、物書きのお爺さん。偶然と必然が重なり、彼方此方蛇行しながら進んでく。欲しい画を少し外し、気になる背景も投げっぱなし>>続きを読む

水の声を聞く(2013年製作の映画)

3.8

想像を超え、拡大するビジネス新興宗教。己のルーツを知り、本気で信仰と向き合い始める教祖、私利私欲塗れの運営、付随する諸問題の話。小さな歪みが生む破滅の道。汚い人間模様で溢れており興味深く面白いが、所々>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.1

全てをかけ勝負に出るはずが目前で生じた誘拐故、究極の選択を迫られる話。様々な対比が創り出す天国と地獄。それらは相対的で、瞬間的。葛藤あれど、ブレない信念なければ、自分の居場所を見失い、嫉妬や妬みに振り>>続きを読む

地獄愛(2014年製作の映画)

3.5

精神崩壊と嫉妬による、間違った愛憎劇。一つの冗談が引き金になり、異常さがさらなる異常を生み出し、止まることのない負のスパイラル。会ってはいけなかった二人。セックスこそ愛。愛に飢え、戻りたくない過去と不>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.7

映画音楽の変遷とエピソードからみるドキュメンタリー。無音楽の作品を自分なりに噛み砕き、暗喩含め、音楽でアウトプットする。作品全体のイメージさえ左右する。信頼ないと託せない。無音が引き立つのも音楽あって>>続きを読む

あヽ陸軍 隼戦闘隊(1969年製作の映画)

3.9

実在した、加藤隼戦闘隊、隊長の半生を描いたアクション。先陣を切り撃墜王と敵から恐れられる一方、隊長として仲間思いで色々葛藤し、不器用な姿が描かれてた。荒削りだが面白く、落下傘部隊との連携等興味深い。爆>>続きを読む

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

4.1

少年と少女が故郷を出て、現実と向き合い成長してく話。愛や恋の様な下品な言葉ではなく、もっと根底の淡いものが描かれてる。世知辛い。両端壁で、前後の動きが多く作品全体に奥行きがある。何気ないノスタルジック>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.6

愛情を知らず、都会で犯罪を繰り返してきた青年が、田舎で暮らし、様々な人に触れ、心溶かされる話。残念ながら人は全然平等ではないし、環境が人を作り、如何様にもなる。勿論最後は自分の意思。ちゃんと人間したい>>続きを読む

パパのお弁当は世界一(2017年製作の映画)

3.0

両親が離婚し、同居する父が、娘のために三年間お弁当を作り続ける話。素直で優しい娘と、娘想いな真面目な父、故成り立った内容。テキストをそのまま映像にしてみました、という感じ。美味しいものは「美味しい」と>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.9

音声ガイドの仕事と人に触れ、みえた世界。過去の自分に縋り、変化に対する恐怖や不安の中生きる。捨てる勇気と信じ続ける勇気、どちらが良いか分からない。唯、現状と向き合い打破する事をも決意させる、愛と言う名>>続きを読む

赤色彗星倶楽部(2017年製作の映画)

3.8

少し苦味ある青春を駆け抜ける、天文部と彗星の話。構図含むカメラワークと編集が凄い。駄目な程、映画好きが滲み出てる。型に納めず、感情ままにぶっ込んで欲しい。後悔する位なら失敗してみんなで隠れれば良い。ヒ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.2

撤退なんて、勿論、辛く面白いものでないと思う。唯、とてもミニマムな所にフォーカスし、且つ地味なドラマが続いた印象。現実はこんなものなのかもしれない。淡々と記録映画を観てるかのよう。みんなが好きなノーラ>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

凝り固まってどうしようもない状態の娘を、めげず少しずつとき解してく話。個人的に空気の読めない人間が苦手なので、観ながら怒りさえ覚えた。唯、“だからお前はあかん、周りばかり気にして”と諭すかの如く、持っ>>続きを読む

夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

3.0

村社会という閉鎖的で小さなコミュニティで、何代も続く性の戯れ。多分これは、今に始まったものでないし、これから先も続いていくのだろう。だから皆知ってるし、何か口を挟むことはない。見つめ合えば、既定路線。>>続きを読む

イノセント15(2015年製作の映画)

3.2

異なる繊細な事象に対峙する15才の少年と少女の話。様々な諸問題を詰め合わせたけど、何となくなぞった程度で終わったものが多く、少し残念。あと、少女と少年が向き合ってる事象のレイヤーが違い過ぎて、みててド>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

3.9

極道から足を洗った男が、義理やら何やらでながれ流れる話。頭の中のイメージを、そのままアウトプットした様な画。遮るものは削ることさえも厭わない。昭和のアバンギャルド感が、ダサカッコ良くて、身慄いする。恩>>続きを読む

わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.9

同じ家に住む、二組の人達の話。横にも、奥にも広がりゆく映らぬ空間。無限に鏤められた違和感。主語は私ではなく、建物そのものかもしれない。一気に広がっていく世界。嗚呼、うぬぬ、の連続。所々ローアングルから>>続きを読む

転校生(1982年製作の映画)

3.6

幼少期を共にした、転校してきた少女と少年がぶつかり入れ替わる話。よくあるあれの最初の作品。大林監督&ATGらしからぬ、普通の編集。入れ替わる両者の演技が素晴らしい。本当に入れ替わって見える。若き故の様>>続きを読む

兵隊やくざ 殴り込み(1967年製作の映画)

3.6

終戦近づく、第7弾。相変わらず、無茶苦茶。信頼できる上官ができるのだが、彼がピンチならば命惜しまず、只管前進する姿がカッコいい。今作は、有田と少し離れるのだが、相変わらず、熱のある抱擁はそこらのカップ>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

ある男の、青年から大人にかけての仕事やら、恋の話。こういう、少し背伸びした、洒落たの好きでしょ感が狡い。踏み入れることのない、“映画の世界”。100分以内の佳作を毎年作れば、もうそれは才能でしかない。>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

独身者は隔離され、パートナーを期限までにみつけないと動物に変えられる不条理な話。効率主義に走った世界。ルールに沿って、共通点ありきで、皆同じ様な恋をする。出来ないものは社会的敗者。機械の様な恋するなら>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.4

兄と知的障害のある弟が強盗し、ひと段落するまでのドキュメント。兄の立ち振る舞いが、これまでの考え方、生き方を物語る。短絡的で瞬発力はあるのに、気付けば泥沼。止まらぬ負のスパイラル。観ていてとても辛く、>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

3.0

良くも悪くもセンスの悪いジョークの様な作品。余命告知した世に降り立つ少女と、追い掛ける神である父を中心に展開するファンタジー。世の不幸は神の悪戯。故に成り立つ社会。常に、瞬間が大切。「父よ、神なの」と>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.2

ある過去を持つ男の兄が急死し、兄の息子と時を過ごす。過去の過ち故、幸せになることを拒み、ギリギリで生きてるかのよう。贖罪の如く。そっと側にいてくれた人が去り、ある人は幸せに。生きることを止めていいだろ>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.4

気付けば、身体入れ替わって、自分の意図してない行動をとられ、生活の場を荒らされ、お互い話したこともないのに、ラブという感情に行き着いて、なんか凄い。運命なんて本人達が感じるもので、側から見てもよく分か>>続きを読む

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.3

親友の死がなんだったのか、自分の知らない親友はどんなだったのか、空いた穴を埋めていく。手を差し伸べられず、消えない後悔。少ない台詞とやや長めのカットが空白を埋めていく。若干、委ね過ぎかも。ポロポロ落ち>>続きを読む

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