昔ながらの味わいの残る新作
ゴーストバスターズシリーズ4作目? という本作。リブートでの仕切り直しで時間が空いた影響もあるが、心機一転しており、かなり見やすい作りになっている。
昔ながらのファンが>>続きを読む
古き良き夏の冒険
ゴーストバスターシリーズの数十年ぶりのシリーズ三作目! (途中に挟まれていた、女性リブート版はなかったことになったらしい)
お話は古典的で、田舎町に引っ越ししてくることから始まる>>続きを読む
ゴーストバスターズを女性バージョンにアップデート? リブート? オマージュ?
過去作は掃除機のような道具でゴーストを吸い込むという見た目と音楽の軽快さが楽しいコメディ作品。
リブートにあたって、イ>>続きを読む
初めてのディストピア入門セット!
毎年お決まりのドラえもん映画!
今回の舞台は「ユートピア」!
理想郷の楽園に行くという始まりは単純にワクワクさせられる。この時の導入が、多少強引な始まり方なので>>続きを読む
素晴らしき映像美を、美術館で絵画を鑑賞するように味わうタイプの映画。一般娯楽大作ではないので、注意!
一つの神話・英雄譚の始まりとしては最高クラスの映像体験。現状これ以上ないほどの圧巻の出来栄えなの>>続きを読む
化け物には化け物をぶつけんだよ!!!
日本が誇るホラー映画同士の夢のマッチメイク! 実質的怪獣プロレス映画!!
お話そのものや登場人物の演技レベルはお世辞にも高いとは言えないが、とにかく最強クラスの>>続きを読む
子供の頃、アーニャ・フォージャーのようにスパイに憧れた。あの時、魅力的に感じたカッコいいスパイという幻想を150点満点で出されたかのような作品。
とにかく馬鹿げている設定だが、作り手がやりたいことを>>続きを読む
頭の中に浮かび上がる小説を実写化したかのような作品。
流れるような流暢な語り口で、朗読のように進むストーリーテリングと美しいセットを突き進んでいく様は見事!
まるで頭の中に浮かんだ小説の世界をその>>続きを読む
騎士道物語を根底からひっくり返すお話!
元々ディズニーで企画が進んでいた本作が、紆余曲折あってネットフリックスで配信されるようになった。見ればわかるとは思うが、確かに今のディズニーではテーマ的に扱え>>続きを読む
50年前に作られた名作ディストピアSF。
物語の核になるネタバレが、猿の惑星並みに有名な作品。そのネタ自体は知っていたが、実際に見た事はなかったので鑑賞。
舞台は2022年とすでに過去。小説の原案タ>>続きを読む
タイカ・ワイティティ節全開の弱小チーム再起物
本作の監督・脚本タイカ・ワイティティといえば、マーベルのソーシリーズでお馴染みの監督。独特のコメディ表現が特徴的で、ジョジョラビットではアカデミー賞にま>>続きを読む
帰りたくない家に帰る話
賛否両論あって当然の映画。公開規模にしては動員が少ない印象。ただこの映画が満員御礼になっていたら、日本って病んでるんだなぁと感じる。
上映時間が3時間の大作映画で、かなりキ>>続きを読む
良質な監禁スリラーもの+α
一応続編ではあるが、怪獣映画の方とはそこまでの繋がりはない。元々の別の企画だった話を名前だけ流用した形に近い。
なので前作のようなファウンドフッテージものではなく、正統>>続きを読む
菜食主義者は美味しいか?
肉屋が人肉を出しているというネタは、ホラー映画では珍しくはないアイデアだ。
行列のできる肉屋が、実は人肉を取り扱っているというパターンだ。
そんな中で本作は一捻りして、人>>続きを読む
古き良き時代の美しき一瞬
昔ながらのアメリカの田舎町(モンタナ)で起こる日常の出来事が、物語の中心。あくまで映画的な過激な演出や出来事は描かれず、人生の流れを川が流れるように描いた作品。
1920>>続きを読む
ピクサーの異種族交流と隠喩
ひと夏の思い出系映画に現代的なテーマが、アクセントとして盛り込まれている物語。
夏休みに上映されるタイプの話、少年と異種族が友達になり冒険を繰り広げるような作品をあえて>>続きを読む
理想的実写化……ただし、序章のみ
人気漫画のゴールデンカムイの実写化作品。
原作は非常に人気が高く、累計2700万部以上を誇る漫画作品。30巻以上に続く長期連載を近年見頃に完結した。
そんな作品の>>続きを読む
女性版フランケンシュタインの怪物
近世イギリスでマッドサイエンティストの科学者が死体を使って、人間を作り出すお話。基本の骨格はフランケンシュタインなのだが、その怪物が絶世の美女という設定。
こ>>続きを読む
大味大作映画はスクリーンで!
良くも悪くも王道展開の第二作目!
英雄誕生は、前作できっちり行ったのをふまえた上での本作。なので前作からの繋がりはそこそこ強め。
ストーリーラインは王道そのもので、昔>>続きを読む
カルピスってなぁ、薄めすぎたらマズイねん
松本さんが世間で、話題になっているので鑑賞。感想としては、コント番組のワンコーナーを90分の尺に引き延ばしたような印象。
真っ白な部屋に閉じ込められた男が>>続きを読む
変声期のガキが、ヤクザのオッサンと「カラオケに行く!」というだけの話なんやけど、これがまぁええねん! 最高やった!
なんと言ってもまず主役のヤクザのオッサンを綾野剛が演じてんねん。これがまあカッコい>>続きを読む
のび太のガリバー旅行記宇宙編!
コロナの影響もあり、公開時期がずれ込んだ影響をもろに受け、はからずも世界情勢と重なる部分が出てきてしまった作品。
ただ今作は藤子・F先生時代のリメイクなので、近年の>>続きを読む
実話ベースの現代お笑いの裏側
原作がかなり実話ベースの私小説なので、どこか見覚えのあるテレビ番組や元ネタの芸人さんが伺える。この辺の知識がないと、面白さ半減なので、結構コアファン向けではある。
元>>続きを読む
取り違えと忍者の食い合わせ
最近のクレしん映画には、平凡な家族での感動という要素が追加されている。それ自体は味付け次第なので良いのだが、今回は滑った印象だ。
取り違えという要素は、明らかに今作限り>>続きを読む
とってもファミリー向けな映画!
良くも悪くもファミリー向け映画で、老若男女誰でも楽しめる内容の作品!
しかもスパイファミリーを何となくしか知らない人でも大丈夫なように、かなり丁寧な導入もあるので>>続きを読む
最高の舞台設定と韓国風の翻案
10年間、一室に監禁された男。理由は分からない。テレビと食事のみ与えられ、ある日突然解放される。一体、なぜ?
という物語のつかみとして、最高の設定。
日本の漫画原作>>続きを読む
日本ビジネス式ループ映画
痛いほど良く分かるデスクワークのデジャヴを映画化した一作! ループ物×お仕事ものという構図で、派手さこそないが堅実な面白さがある!
90分にも満たない本編は、ループもの特>>続きを読む
95分の凡庸なオマージュ作品。
ディズニー100周年をほとんど完璧に祝った短編を見た後に流れるのが、オマージュ全開の手垢のついた本編。
100周年でベストの短編を作ったが、映画は思いっきりベターな>>続きを読む
次の100年へ向けて!
ディズニースタジオ100周年の偉大な歴史をコミカルかつ明るく楽しめる短編。
良くも悪くもお祭り騒ぎの短編で、ディズニーを愛してくれたファン向けての精一杯の贈り物。特別なスト>>続きを読む
最恐の誕生譚
国民的作品である「ゲゲゲの鬼太郎」誕生の物語。本作はアニメシリーズ第六期の前日談であるため、原作漫画からはかなり独自設定が加えられている。ただ、物語自体はかなり飲み込みやすく語られる>>続きを読む
ハードボイルドにキメる!
映像は最新だが、シナリオは往年の戦争モノのようなプロットが印象的。
無口な謎の老人が金塊を掘り当て、それをナチスが狙うが、その老人は実は……と言った映画。
ほとんど字幕>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴジラ マイナスワン
逃げた特攻兵が、死に場所を見つける話。
ゴジラは今までもさまざまな象徴として、描かれてきた。初代ゴジラでは「原爆」シン・ゴジラであれば「震災」であるように。本作はその象徴が明>>続きを読む
歴史を作った一作。
良くも悪くも日本人に「怪獣」という夢を見せることに成功させてしまった存在。
お話としては、怪獣ものの基本のキなので、シンプルな面白さがある。上映時間もコンパクトにまとまっている>>続きを読む
電脳世界のチャンピオンは現実でも、通用するか?
「グランツーリスモ」というプレイステーションで大人気のレースゲーム。その最強プレイヤーを本物のレーサーにするという実話の映画化作品。
設定は非常に>>続きを読む
愛すべき亀たちの英雄譚!
日本ではそこまで人気は高くはないが、彼らのルックスくらいは知っているだろう。あの、ニューヨークの下水道に住む愛おしい隣亀たちだ。
1984年に出版された「ティーンエイジ・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
岡田麿里という原液
2000年代後半に出た美少女ゲームの家庭用ハード移植映画化みたいな内容。良くも悪くも最近では見ない突飛な世界観、そこに生きる少年少女の恋愛劇。象徴的な季節の使い方・は、美少女ゲー>>続きを読む