ぽんぬふさんの映画レビュー・感想・評価

ぽんぬふ

ぽんぬふ

大学生。不真面目な映画ファン。観た映画をメモするついでに適当に点数をつけて、たまに感想を書きます。419-2018

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.5

テンポや音楽の面で前作の方がすっきりとしていて好きだけれど、これが悪いわけじゃない。

老人Z(1991年製作の映画)

3.5

見た目のクオリティが異常。いい時代だなというか、今この手の大物クリエイターを何人も組み合わせる企画をやるとして、まあ技術的特異点なんかはいかにも選びそうなテーマではあるけど、しかし老人介護SFコメディ>>続きを読む

ラスト・シューティスト(1976年製作の映画)

4.4

これはずるい。こんなの泣くに決まっている。僕は多分ジョン・ウェインが好きだ。エンドロールの切れ味も良い。

映画 中二病でも恋がしたい Take On Me(2017年製作の映画)

2.0

TOHOシネマズのフリーパスにまかせて、全く知らないアニメの新作劇場版を観に行ってしまった。正直90分間何を観せられていたのかすらよくわからなかった。目的の無い逃走、逃避行のための逃避行で、それはそれ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.5

なんだか1作目になりたかったけどなりきれなかった2作目、というような観た目。僕の好みだろうけどもっと振り切っちゃえばいいのになと思った。「穴を埋める」というテーマ的モチーフは面白いんだけど。あと、靴を>>続きを読む

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

4.3

望まれずに生み出された怪物の悲哀みたいな演出はほぼ無いのだが、しかし痛烈に感じるのはフォロワーのせいか、この映画がすごいのか。溺れ死んだ少女マリアの父が娘を抱えて結婚式にあらわれるシーンなど特に素晴ら>>続きを読む

三つ数えろ(1946年製作の映画)

4.2

複雑、というより多分ちゃんと繋がってないプロットで、思い返すとよくわかっていないのだけれど、しかし観た後なんとなくわかった気になっている。でも、今ここ、が常に更新され続けるのが映画なのだから、それでい>>続きを読む

どですかでん(1970年製作の映画)

3.7

タイプ的にはあまり好きでない類の映画だが、そんなにイヤじゃなかった。ナンセンスで、暑苦しすぎない。

生きる(1952年製作の映画)

2.0

ちょっと耐えがたいくらい鈍重で好きになれない。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

センスがいいなと思った。画面も、編集も音も。好きなタイプのコメディで笑えたし、ヨシカがかわいかった。松岡茉優はすごい。桐島の彼女とか目も合わせられないくらい怖いのに、こんなしょーもない顔もできるのね。

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.5

まったくもって壮大なハッタリで、映画とはこうでなくてはと思う。回想が回想の領分を超えて勝手に動き出し、本来繋がらないはずの現実との切り替えしで虚数解を演出してしまう。人の死に方も素晴らしかった。不要か>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.4

劇映画として面白いかは謎のだがむしろドキュメンタリーとして面白い。ドイツ人のナチス観も興味深かったし、こういう映画が出てくることは健全だと思う。

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.5

おそらく多くの部分をロトスコープでやってるはずだけど、寄りのショットは見づらいところもあり、引きの画ほど良かった。画風のせいもあると思うし、普通の実写映画みたいなカットの割り方してるからとも思う。嘘か>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

89年のアメリカにおける社会的病理(いじめ、古い家族の崩壊、人種差別、社会保障制度?、エイズ?)を、下水を蠢くピエロという形にしたような社会風刺映画だった。そもそも2017年にピエロでホラーをやるとい>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.4

真夜中、特権的な時間。美しい。素晴らしい。エピローグが過多な気もするが、それもそれで可愛げ。結婚したことないので、実際のところは知らない。

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

1.8

こういうのは肌に合わないということはそろそろわかってきた。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.8

長いと思う。110分くらいにできそう。シーンが切り替わるたびに説明しなおす節があるし、そもそも似たようなシーンを何回もやってる。なにより、見せ場での時間の感覚が悪い。平行して複数のシーンをやるのにモタ>>続きを読む

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

3.4

話はまあどうでもいいんだけど、乱闘のシーンと踊りのシーンは素晴らしく、野性的でさえあって、そういうのはルノワールぽさかなと思った。

ときめきに死す(1984年製作の映画)

3.5

どうせ何もできない、歯車の一部になることもできない。純粋。夏のけだるさ。

めし(1951年製作の映画)

4.6

これはすごいと思った。僕には最初のショットから不穏な雰囲気が立ちこめているように見えていて、ヒリヒリとした会話シーンなど恐ろしいくらいだったのだが、しかし意外と笑いがおきていたりした。どっちが正しいと>>続きを読む

東京の恋人(1952年製作の映画)

3.8

大変よく練られたコメディでありながら、政治的な映画でもある。というより、資本論か。労働者と資本家と、労働と価値と対価の話。端的にいえば、正当な対価のための肉体労働を続けることで、何かいいことがあるかも>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

幽霊のような書類上の存在、まるで生身の身体を失ってしまったかのように呆然としている主人公が走り出すところはやはり良いと思う。音楽を信じているところも好き。

全員死刑(2017年製作の映画)

2.0

自覚的なのか無自覚なのかは知らないが、youtube時代の映画って感じ。リンチ、タランティーノ、リドリー・スコット、スコセッシなどなどを露骨に引用するのもそうだし、つまりは瞬間的なサプライズを繋ぎ合わ>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.1

自分のルーツみたいなものをこんなふうに映画にできたらさぞ素晴らしいだろうなと思う。
具体性から普遍性へジャンプできそうな、優れた作品。

階級関係 -カフカ「アメリカ」より-(1984年製作の映画)

4.3

これは面白かった。すくなくとも観やすい。カフカなんてろくに読んでないけど、カフカっぽいと思ったり。読んでないけど。
併映『アン・ラシャシャン』

雲から抵抗へ(1979年製作の映画)

-

はっきり言って全くわかってないしレビューの母数が少ないので点はつけないでおく。
画面は完璧だとおもうけど、あまりにも動きが無く、ただただしゃべる。映画において"言葉"がどのようにあってなにを為すのか、
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.0

それなりに楽しみつつ、やっぱりホドロフスキーそんなに得意じゃないなあとも思った。うまく言えないけど、圧が強くて。『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』あたりはともかく、これは見た目が珍奇なだけで奇想の>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「この犬は本物なのか?」と言うセリフにハッとさせられた。似たセリフは82年の『ブレードランナー』にも何度か出てくる。蛇やフクロウは本物そのものの見た目で、間違いなく本物を使って撮影していて、しかし本物>>続きを読む

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

4.5

filmarksにもバージョンごとに項目があって迷うけど、多分いま観たのはこれだと思う。
新作行く前の予習として何年振りかわからないくらい久しぶりの再見、多分3回目か4回目で、劇場公開版も観たことある
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

「勝つこと」に取り憑かれた主人公が痛快で、感情移入さえしてしまう。もっとも、映画が終わってから振り返ると、放置され続けていた彼女の動機の部分を憶測してしまうが。男娼をもビジネスパートナーとして信頼する>>続きを読む

野良犬(1949年製作の映画)

3.2

銃が人を殺すのか?みたいな、昨今話題のテーマ。1949年の下町の風景が特に興味深い。たとえば空を這う電線からクライマックスの電話みたいによく構成されていることはそうだが、自分しか見えてない犬みたいな主>>続きを読む

神田川淫乱戦争(1983年製作の映画)

3.7

日本でヌーヴェルヴァーグを撮るなら神田川!という謎の確信に基づいて撮られたであろう痛快な映画。森達也…!

大いなる幻影(1937年製作の映画)

4.2

1937年に撮られた、まだ戦争がゲームだった時代を描いた映画。時代と心中することを選んだ彼のことと、公開のすぐ後に起こる大戦のことを結びつけてはしまう。
『グランド・ブダペスト・ホテル』みたいな戦争と
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