『アニエスによるヴァルダ』でも言及していたジャック・ドゥミの接写が印象に残った。近い人間だからこその視点なのだろう。
90年代初頭の日本の映像は特別なものを感じてしまう。
アップテンポのジャズアレンジの帰れない二人で2人が踊るシーン最高
ゾンビ映画に詳しくないけど、おそらく期待はかなり裏切られるのだろう。そもそもカタルシスを期待して映画を観る・消費する全ての人を裏切ろうとする。ジャームッシュのスカし感は嫌いではない。
信心深い焼身自殺をする男との約束を事後的に達成しようとする。そしてその後彼も死ぬ。
思った以上に「映画」でした。私小説的な純文学であり、映画への批評的な視点を持った純映画でもある。これは同時に観た『田園に死す』も同様。
このレビューはネタバレを含みます
全てを投げ捨ててぶっ壊したくなった人たちには一定のカタルシスが得られる。
あとはいくらでもアクションできるために異様に長い階段とラストシーンのホアキンフェニックスのアップが良かった。どうしてもノーメイ>>続きを読む
急いでいるわけでもないのに車を爆走させるブラッドピッドがカッコいい