るてのらさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

るてのら

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快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

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平行に流れていく車や振り向く顔に対してのパンの多用が印象的。

恋多き女(1956年製作の映画)

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人混みが好きな女と野望の無い男が主人公で、フランス人による抵抗としての恋愛とコメディ讃歌。

大いなる幻影(1937年製作の映画)

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映画という幻影の中ではドイツ人とフランス人の融和が図られている。

高校(1968年製作の映画)

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学校の退屈さを思い出させられた…。ほとんど意味ないことを大人数で同じ空間でやらされるんだよな。

それにしてもワイズマンだから議論のシーンが出てくるのは普通なのだけど、アメリカは高校生も理屈っぽい対話
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チチカット・フォーリーズ(1967年製作の映画)

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同じ空間の中に、この人は確実にヤバイなって人とこのくらいの人は普通にいそうだなぁという人が詰め込まれている。

ワイズマン作品をたくさん観たわけではないけど、このときから本当に変わってない気がする。た
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うたうひと(2013年製作の映画)

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人が語り始めるとそれまでとは異なる人になるような、何か別の力を借りているような語りになる。
また、この映画と民話の内容が交わっている部分があらわれるのがとてもスリリング。

語っている人達は良いことし
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

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平行に走る電車、奥の車両から手前に歩いてくる人物、2人の人物の駅に向かう別々のショット。これまで観てきた濱口監督の映画に頻出する要素がある。
フィルモグラフィの中では異質な1作かもしれないけど基本的に
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なみのおと(2011年製作の映画)

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全ての人に3月11日の状況について語ってもらう。その話は当然ながら壮絶だし、震災後1年経たずになされた会話はとても生々しい。
だけどそれぞれの人々が魅力的に映るのはそこからこぼれ落ちた2人の関係性や人
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THE DEPTHS(2010年製作の映画)

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観ているあいだはほとんど濱口監督の映画だということは忘れてしまった。
ただ並走するタクシー、電車で向かい合う座席に座る、風景ショットの挿入などは紛れもなく濱口監督の映画らしい

攻撃(1956年製作の映画)

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わかりやすく反戦的な意味を持つというよりも、アメリカ軍の中での組織不全、使えない上官が存在していてそれを部下が殺そうという関係性に意味があるのだと思う。
アピチャッポンが僧侶にギターをひかせるタブーに
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラスト以外、姉が助かる可能性が少しでも芽生えるとことごとくアホな人たちのせいで妨げられていくのが笑った。そんなところにトンカチを置くなよとか、パトカー止めるんだったらもっと声張れよとか。

全体のトー
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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函館の街がとても綺麗だ。そして深夜のコンビニで笑いながら値段を気にするやりとりの尊さ…