ロイさんの映画レビュー・感想・評価

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初恋(2020年製作の映画)

3.7

初三池監督作品でした。
ご都合主義もありますが、バイオレンスあり、くすりと笑うシーンあり、初々しい恋もあり、最後まで楽しめました。
個人的にはラストが良かった。おすすめ。(グロテスクシーン多いですが)

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.5

人は何かを終わらせることはできない、終わるのを待つしかない、という言葉を思い出しました。

忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンプライムで何気なく観ましたが、予想外にとても良かったです。
あずさの人に忘れられるという状況は、ある意味「死のメタファー」なのかもなと思いました。
そうやって考えると、いわゆる難病ものよりも、
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現代を生きる二人の若い男女の恋を描いた素敵な映画。
美香がラスト、慎二に受けとめられて不安から解放されるシーンが印象的。
慎二の同僚との友情もいいです。
孤独だけど、変だけど、きっとつながれる人がいる
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

完全なエンタメ映画ですが、面白い!
ラストについては、自分はアリ派です。
もし、ラストがなければ、よくあるファンタジーアニメと変わらなくなったかなと思います。
ラスト、主人公が感じる気持ちは、RPG好
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

犯罪でつながる家族は、かりそめの家族だけど、リンの家族や、ユリの家族よりも、よっぽど心の通いあいがある気がしました。
リンとショウタとユリの三人はこの家族の思い出がある限り、今までよりは強く生きられる
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スモーク(1995年製作の映画)

3.9

見終わったあと、人に優しくなれそうな、不思議にポジティブになる映画でした。
オーギーが撮っていた写真のように、どんな人にもそれぞれの物語があるんだと思います。
もう少し年齢を重ねてからまた観たいです。
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イエスタデイ(2014年製作の映画)

4.2

とても感じのいい映画です。
キャストも美形がそろっているし、ノルウェイの自然や街の美しさも良いです。

大人になるには自分の内なる声を聴かなければいけない、というセリフの通り、キムが何が大事かを見いだ
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虹の女神 Rainbow Song(2006年製作の映画)

4.3

大学生のころに観た思い出の映画。

「10年後、わたしたち何してるんだろうね」というセリフがありますが、いま自分はその10年後にいます。

最後の青春時代ともいえる大学生を主演の二人が初々しく演じてま
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

4.5

原作よりも映画が好きです。

こんな青春を送りたかったなーと素直に思える映画です。恋愛が絡みそうで絡まなかったり、変な友達がいたりと、青春時代のあるあるが楽しめます。

美しい映像に「true fri
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.8

すべての中高生に観てほしい傑作です❗
見終わったあとに、頑張ろう、夢を追い求めよう、とポジティブな気持ちになり、身体にくる映画。

旅立ちの時(1988年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原題は「Running on empty」
こちらのほうが主人公の心情をより表してると思います。
リバーフェニックスの青春映画ですが、自分は意外と主人公の両親、そして祖父の生き方も、ものすごく切ないと
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第九軍団のワシ(2010年製作の映画)

4.5

もっと多くの人に観てもらいたい映画。

名誉とは何か、戦うとは、勇気とは、様々なことを考えさせられるうえにエンタメ映画としても抜群の出来。

個人的には有名な原作よりも好きです。

ビューティフル・ガールズ(1995年製作の映画)

4.0

隠れた名作だと思います。
まず主題歌がいいです。
主人公が飛行機で故郷に帰るシーンから一気に引き込まれ、かつての仲間と再会するシーンでは、まるでこの映画の前にもう一つ物語があるように感じます。
セリフ
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バティニョールおじさん(2002年製作の映画)

4.0

二回観ました。
一回目はちょっと退屈な映画だな~と思いましたが、二回目は感動しました。ナチスを扱った映画としては出色の出来だと思います。
戦争を直接描かず、残酷なシーンもほとんどなく、美しい風景ばかり
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.6

渋い映画です。

映画のその後が気になります。個人的には、「ショーシャンクの空に」よりも好きです。

東京家族(2012年製作の映画)

3.9

小津に比べると描写が類型的すぎる感じもしますが、(おばあちゃんの孫への思いや、橋爪さんの酒に酔って愚痴を言うシーンなど)これを若い人への応援の映画ともとれます。

しかし、有楽町の映画館で観ましたが、
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

17才ごろに観た映画。

はじめて自分のための映画に出会ったと思いました。
子どもの笑顔がいいです。孤独を宿してる主人公が、まわりの人びと(変な人が多い)によって笑顔になるシーンが好きです。

静かなる決闘(1949年製作の映画)

4.7

このヒリヒリとする孤独感好きです。

三船さんの独白シーンが圧巻です。今の俳優にこの演技はできないと思います。

アドベンチャーランドへようこそ(2009年製作の映画)

4.0

隠れた名作。

大学生だった頃のモラトリアム特有の解放感を思い出します。
音楽も最高❗

ぼくたちのムッシュ・ラザール(2011年製作の映画)

5.0

教育関係の仕事をしています。
教師を主人公にした映画ってたくさん観ましたが、個人的にマイベスト。

ラザール先生の飾らない言葉、ほのかなユーモア、そして悲しみを知りつくした優しい表情。
リアルだよな、
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

普段考えないことについて考えさせられました。本当に他者のためになるとは?本当の信仰とは何か?

こういうのが映画だよな、と思います。ラストシーンが好きです。主人公は行為ではなく、存在を通して信仰を続け
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