グレアムの手紙さんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

グレアムの手紙

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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.0

いわゆる北野映画の暴力描写が全くない作品だった。

そんでもって、説明的な部分を極力削るっていう僕が今まで見た北野映画に共通する特徴で魅せる作品だった。
どの作品にも言えるけど、撮り方が素晴らしいな。
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.9

センスの良いアイディアの足し算だけで素晴らしい映画作品は作れる

この映画をサンプリングしたbill laswelとjohn zornの共作がクソかっこ良い
http://youtu.be/nunD6
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.5

大名作。こんな素晴らしいエンディングはないんじゃないか

影武者(1980年製作の映画)

3.5

オープニングの雰囲気だけでぐいぐいきた
この頃の仲代達矢がイイね

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.4

いや凄いこれはやばい。黒澤サイコホラー。

森と物の怪は武時の潜在的な欲望の隠喩とも、彼の運命を支配する絶対者ともとれる。
この仕掛けが鑑賞者に三者三様の解釈を与える事が出来るんじゃないか。

こうい
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.6

クセになる。狂ってる。伊丹十三と松田優作と由紀さおりのバランス感良い。
食卓に戸川純が入ってくるシーンが一番好き
そもそも戸川純は可愛くて好き

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

最高のカルトムービー
僕は我妻と似てると思う。
最悪の気分だったのが、これを観て吐き気が治った。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.5

良くできとるのぉ
クラウドアトラスとかにハマってた高校時代に見たかった

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

一瞬ボーッと昔の事考えるときの、あの時間が拡張する感覚、の映画。
微妙なオチでふわっと終わっていくのもなお良い。曲も良い
昔見たんだけど全然覚えてなかったのは子供だったからかな。

街に帰ってきて、前
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.2

食と愛の話
伊丹十三の作品はじめてだったんだけど天才だと思った

役所広司のどエロいやつ好き

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.9

ニューシネマ。セックスと暴力の表現の奔放さが当時は衝撃だったんだろうね。
僕はこの作品の微妙な空気感と細かい描写が素晴しいと思った。とても良く作られてるなぁと

雰囲気じゃない。
ただのやんちゃ男と普
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

3.5

最後のタラが全部持ってった。爆笑

終始ティムロスが最高

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

スコセッシデニーロの作品は個人的なツボなんだけど、その中でもめちゃくちゃ良いと思った。

今回もデニーロはまっすぐすぎて狂気じみてる”ヤバイ”役柄。自分を投影できて作品に引き込まれていくだけじゃなく、
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6


笑えた。
ネットでめっちゃキレてるおっさんの動画見て笑う感じで、笑った。期待通りだった。
タランティーノ好きな友達と見に行ってそのあと一緒にピザ食べたよん!!!

パルプフィクション
レザボア
デス
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野良犬(1949年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

戦後すぐの社会を描いた一つの昭和史のようにも思える、

三船敏郎演じる若手刑事と彼の盗まれたコルトで犯行を重ねる星の間には復員時にリュックを盗まれたという共通点も含め、妙な関係性が見えてくる。

そん
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.2

象徴的な街の真ん中のどぶ池。
松永は更生したくても結局社会のどぶから抜け出せなかったのかな。無情だ。

てか三船敏郎かっこよすぎ。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

生は繋がってくるもので死はそれを向こうに返すものだな、と感じた。
大聖堂の先端しか見えない窓辺で想像を元にその模型を完成させたのが象徴的だ。これはまさに彼が生を受けて死を迎えるまでの生き方だなと。
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.4

この映画ほんと大好きだ。
ただただクオリティーが高すぎるヒューマンドラマ

一番美しく(1944年製作の映画)

3.2

まっすぐ物事に打ち込む女子工員達は確かに美しい。
けれど、違和感を感じる程過剰に描かれる彼女達の献身の精神からは、プロパガンダ的制約を逆手に取った黒澤明の皮肉を感じる。
決して反戦映画とは言えないんだ
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